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コメント数 80
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自己紹介 映画って本当に良いですね、晴郎さんが言っていた。忠夫さんが熱く語っていた。荻さんは斜めに座って、ちと難しめな解説をしていた。土曜日には、テレビの前のあなたとお会いしましょうと、約束され、日曜日の夜には、さよならを、それも三回言われてしまう。その時まだ小中学生。今、その人達と同じ年齢になり、私も同じような事を言い始めている。追いつけたのか?それがこのレビュー。

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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ゴーストライター 《ネタバレ》 「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 」を見て、ならば、似たような話を、私が「チャイナタウン」風に作りましょうって、ロマンスキー監督。音と映像は任せなさい。後味の悪い感じに仕上げましょうか。えっ?良さそうな人が悪い奴、悪いような奴が実は良い人だったりするって、ミステリーファンにはバレバレ?あ、ならば、少し俳優さんにがんばって演技してもらおうか。特にヒロインの貴女、貴女次第だってばさ。やっぱ、「チャイナタウン」風ってことを意識して、アジア人も入れときましょうね。ちょっと、見ている人には、これなんかあるんじゃないって、思わせる効果もあるし……って感じの映画でした。[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2011-11-05 10:36:18)

2.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 意味がわからない、とのコメントが多いですが……そうでもないんじゃないかな、そういうコメントを書きましょう。これ、見ていたら、アンデルセンの「マッチ売りの少女」と同じだなぁ、と思いました。不幸の中での一瞬の幸福、その瞬間の喜びと対比される生きる辛さ、同じテーマですよね。方やマッチ、これはリズムを刻む音。主人公の理不尽なまでに不幸な様子に、救いようがない、とのご意見が多いですが、救いようがない不幸を用意しているのです。この映画に救いようがないからどうかしろ、と言うのは、マッチ売りの少女を助けないからつまらない作品だ、と言っているのと同じようなこと。私たちは不幸の中にこそ人生の真実の断面を感じます。結末は見えたようなもの、ただ興味は最後のマッチはどういうマッチかということ、自分の心臓の音とは!参りました。調べてみると、この監督、デンマーク出身とか。アンデルセンの国です。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-05 17:32:36)

3.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 彼の心変わりが分からない? そんなコメントを散見しますが、それならば、の私なりの一言。盗聴の後、街灯の明かりも暗い、静かな街をこつこつと歩くシーンがあります。こつこつと、です。皆さんも夜歩かれたら感じると思います。そんな時頭の中のいろいろな思いが奥へ奥へと沈んでいくのを。まさに、その象徴。自分の足音を聞きながら、彼は考えが深まっていきます。最初は女優が好きだったのでしょう、次に芸術家が自分の理想に近い社会主義者であるのも知ります。それだけではありません、芸術家の人生を見て自分の心の中にも芸術の心があるのが分かってきます。(映画の中の芸術家分析のタイプ4とは彼のことでもあるのでしょう、また、ソナタはそのことの象徴でもあります)。自分の孤独と愛し合う二人の幸福も比べます。最後に、体制側の腐敗も(見て見ぬ振りをしてきたのでしょうが)我慢ができなくなってきます。夜の道をこつこつと一歩ずつ進む姿は、その音一つ一つにあわせ、彼の頭の中でそんな思いがこつこつと重なるのです。それは、限界点に来ます。ある時、そう歩いて、エレベーターに乗り、子供と居合わせます。「ボールの名前は?」この瞬間こそ、彼が全てを覚悟した瞬間だと分かるのです。迷いが消えます……人間の(優しい)思惑のため(たとえば、彼女を巻き込みたくない、たとえば、今回は見逃してやろう)少しずつ少しずつズレができて、ドラマが進み。クライマックスへと向かいます。「私のための本です」の二重の意味で、ラスト、画面は止まります。彼の人生に、見ている私達もプレゼントを(本のプレゼントもモチーフです)してあげた気持ちになりました。涙が止まりませんでした。[DVD(字幕)] 9点(2008-03-11 23:26:17)(良:2票)

4.  カリガリ博士 《ネタバレ》 これ、1921年制作です。日本では大正10年です。大正デモクラシーとかいっています。でも、遠いドイツでは、この映画です。狂人の映画です。セットが曲がっています。話も曲がっています。メイクも変です。字幕の文字も尋常ではありません。狂人の見る世界を私達が見ます。現代の私達だから、あれやこれやの批判もできる。ドイツにはすでに、狂人の夢を語る映画を作る人がいる、見る人がいる。文化の進化度が分かります。ドイツ表現主義。ヨーロッパでは絵画にキュビズムが出た時代。夢を語る、精神分析の影響の強いシュールレアリスムの夜明け。日本は夢野久作の「ドグラ・マグラ」が出るのをあと10数年待たねばなりません。[DVD(字幕)] 8点(2008-02-11 14:07:55)(良:1票)

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