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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 ヴィジュアルが非常にかっこういい映画。 本来であれば描きにくい、反社会的なブラックなヒーロー像を成立させるために、 あれやこれややった結果。そこまで政治的な意図のある映画ではないのに、 なぜか政治的に神格化されたがっているかのように扱われてしまっている。 SWで主人公が帝国と戦うことについて 共和制と独裁の闘争が~と言い出す人と比べると、 圧倒的にこちらのファンとアンチの数のやばさがわかるだろう。 もちろんメッセージとしてそうしたものはあるんだけど、 魅せたいものは別にあったのだろうと考えると、 やはりこのご時世、興味の無いものには触れないほうがいいのだろうね。 本来はヒーローの造詣のみを追及したそのかっこよさに6点。[映画館(字幕)] 6点(2015-12-25 18:11:49)《改行有》 2. デス・リベンジ(2007) とにかくこの映画が6000万ドルの制作費ってことに驚いた。 これだけ豪華なキャストであればギャラだけで半分以上は無いだろうに、 そういった意味では凄くがんばった映画だと思う。 全然面白くないけれど、凄い。ウーヴェボルすごい。興行収入すごいマイナスだけど、 ウーヴェボルすごい。2まで作ってる。ウーヴェンボルスゴイ。 世界観やら大規模な雰囲気はそれなりに見られる作品でした。 何かが少し変ればもっと良い映画なのかと思います。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-25 15:45:33)《改行有》 3. アイアン・ドアーズ ソリッドなワンシチュエーション映画。最近山ほど作られているワンアイデアで勝負の映画。 低予算での映画作成にはうってつけでキューブのナタリ監督に続けとばかりなんでしょうが、 キューブはシチュエーションの凝り方、アイデアなど確かに素晴らしかったですが、 むしろそれらを支える人物描写や罠のおそろしさなどの演出が際立っていたのに対して、 例えばこの作品では、一つの状況の中で起こる出来事に規則や意図がなく、 ただ無限の力で人が押し込められる姿を傍観することを強いられる。 ただなぜかそう。というだけで、そこにアイデアや工夫が感じられない。 結果としてやたらと冗長で理不尽な思いをしながら見ることしか出来ない。 ラストも可能性を感じさせるものとは言いがたく、投げやりな印象を受ける。[DVD(字幕)] 4点(2015-12-20 13:02:56)《改行有》 4. 地獄の変異 いわゆる正統派のB級モンスターパニック。 洞窟内というシチュエーションも上手に使えているし、小道具も上手くあるし ジャンル映画への愛情がしっかりあって作られているので小気味が良い。 特にラスト。助かったぜ。やったね。だけではなく、 それなりにあとを引くような余韻があり、意気込みが感じられる。 褒めまくったが、B級としてはですので・・・5点です。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-19 20:24:59)《改行有》 5. スコア 皆さんの書いていらっしゃるとおり、スター揃い踏みという点以外には何も無い作品。 ベテランと若手の泥棒がタッグを組むこと、泥棒の手口、裏切りなどなど もう映画脚本の王道中の王道過ぎて、イマドキこのストーリー?ってな感じですが、 とにかく配役をがんばって演技を魅せることに映画の命題があったのでしょう。 演技がしっかりしているだけにもう少しそれでも工夫があれば佳作だったのに、 ちょっと勿体無さが目に付く映画でした。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-19 19:05:53)《改行有》 6. スパイ・ゾルゲ この監督は本当に一度も良い作品など撮った事がないだろうによくもコレだけの数を作る機会があったもんだ。 ATGとか日本のヌーベルバーグかなんかしらんがとにかくつまらなくて長い。 つまらなくて長くて鼻持ちならないという事がおそらくヌーベルバーグというものの共通点なんだろう。 表現のどうのこうの言う前に面白い映画を作ってくれればそれでいいのに、 全くそうした所が皆無であり、とにかく冗長である。 3時間もあるがゆえに何がなんだかわからず、劇場でみたのにDVDで見直した。 本当に損した損した。 6時間もこの映画を、普通の映画なら3本観れる時間使って、 本当に損した損した。表現社だってさ。つぶれろつぶれろ。 引退だって遅すぎるだろ。しかし見られないほどは酷くはないので4点。[DVD(邦画)] 4点(2015-12-16 18:06:21)《改行有》 7. コーチ・カーター コーチ、ケン・カーターさんの生き様に6点。 映画としてはこの立派な人物をできるだけ過度にならないように、 描ききるだけ、職人に徹してつくりあげるだけ。 映画の題材を殺さずにきっちりとした出来栄えであることに好印象ではあるが、 それ以上、映画としての何か、というポイントが欲しかった。[DVD(字幕)] 6点(2015-12-15 17:37:46)《改行有》 8. マンマ・ミーア! アバの名曲に乗せて、女性の明るさ強さをテーマにしたミュージカル映画。 基本的にストーリーなど、いらないというか評価の対象として大きなものではない。 という見解ですが、にしてもこちらのストーリーは映画の邪魔になっている。 まあ個人的な感想ここに極まれりなのかもしれませんが、 ミュージカル映画においては訴求は音曲によってなされれば良くて ストーリーはその補助の役割であればいいのですが、 この映画においては脆弱なストーリーを音曲で補うという形になってしまっているような。 またキャラクターがリアルではないがデフォルメされたものともいいがたく、 えらく抽象的な人物像でかつ勝って気ままな存在でうっとうしい。 ついでに独善的な善意に満ち溢れているといっても過言ではない台詞のかずかず。 正直、流し見するのならともかく真剣に観賞するにはいささか力不足。 音曲はよい。5点。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-15 17:20:45)《改行有》
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