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1. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 読みあげるだけで失笑が起こるタイトルで、出オチと云ってしまって構わないレベルのスピンオフだろう
といって同人作品ではない。ちゃんと金かけた映画のルックを持っている。
エイリアンに関しては遠い宇宙に加えて未来の設定と認識していたため、地球上の過去の舞台が出てきたときにはなぜ?と思ったが
プレデターが宇宙から持ち込んだものということらしかった。
なぜわざわざ地球上で?太古からこの習わしがあるとするなら、過去作でシュワちゃんやダニー・グローバーと戯れたのは一体?
内実はちゃんとは明かされないので、勝手な想像をするか、考えるのをやめるかしないとならない。
なんとなく、南極が舞台で主人公が女性、ということでリメイク版「遊星からの物体X~ファーストコンタクト~」の時のような味気なさを感じた
それはさておき、ご時世的に女性を主人公に据えたところで結局プレデターの戦士の武力に頼らざるを得ない立ち位置では意味がない気がする
サポートに徹するなら別に男でもいいのでは?本家エイリアンのリプリーは、最後には一人で斃してましたが?[ブルーレイ(吹替)] 3点(2019-12-22 12:34:33)《改行有》
2. エル ELLE
《ネタバレ》 一度にすべては呑み込めなかったけど、長い歳月、女を撮り続けたバーホーベンが撮ったのだから・・・
隣人からのレイプを受け入れた感あってもそこで憤慨して観るのを止めたりせずに
最後まで見れば、けしてそれでいいと思っているわけでもないのだという複雑な、答えにもならないようなことになってゆくのです。
そしてその隣人は死ぬ。
なんていったらいいのか、観てるこっちが寄る辺ない気分になる。あんなひどい目に遭っても全然悲しくないように見えるのに
めちゃくちゃ苦労はしてるという。苦労の感覚がマヒしているのかな?才能あるように見えなかったけど会社の社長だよ?
気に入らない社員でも能力さえあれば絶対に切らない。それだけだ。お金も持ってる。強すぎる。
でも気軽に強い言ってくれるなよ光線を発し続ける。
涙は一滴も流していない。YesかNoしか選択できないところででそこは明確にNoなんだな、やはりというべきか
一度でも泣いたら類型的な被害者感が出てしまうという判断だろうか。
もう自分に嘘はつきたくないともいっていた。やっぱ複雑。彼女にとってなにが嘘なんだろう。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-08-29 03:44:28)《改行有》
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