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プロフィール |
コメント数 |
87 |
性別 |
男性 |
年齢 |
32歳 |
自己紹介 |
採点は甘め。 でも、10点は特別に好きな映画にだけ。 |
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1. ネオン・デーモン
dopeな映画だ!レフン監督作は“ドライヴ”、“オンリー・ゴッド”に続いてこれで3作目の鑑賞になるが、映画館で観たのは今回が初めて。
監督のビジュアルセンスには脱帽。攻撃的で刺激たっぷりだけど美しい映像の連続。ありきたりな表現になってしまうが、映像のどの瞬間を切り取っても一枚の写真になるくらいに構図が緻密に計算されている。パソコンの壁紙にしたい画がたくさん出てきた。衣装や美術、ロケ地も素晴らしくて、一つの世界観が幻想的に確立されていると感じた。ビジュアルに関しては大満足。お腹いっぱいだ。
また、今回は音楽がとても良い!“ドライヴ”からレフン監督とタッグを組んでいるクリフ・マルティネスだが、本作のサントラが一番イカしてる。映画の質を高める大きな要因となっていて、存在感があった。
ストーリーに関しては凡庸であったかもしれない。「美」がテーマで、人間がいかに「美」を追い求め、「美」になろうとするかという、ある意味人間の永遠のテーマだ。それを最新の技術を使って映画という媒体で表現したということか。少し残酷な童話を言葉ではなくて映像を使って語るイメージ。
ストーリーどうこうよりも、映像美であったり、役者の演技や顔であったり、音楽であったり、とにかくスクリーンに映し出されるものと耳に入ってくる音をひたすらに楽しむ映画であった。
もっとこの映画のことを褒めたいんだけど、「美しい!カッコいい!」みたいな単純な言葉しか出てこない。でも、映画ってそれだけで良いのかなと思ったり。[映画館(字幕)] 8点(2017-03-16 10:00:06)(良:1票) 《改行有》
2. オンリー・ゴッド
観ている最中、拷問を受けているような錯覚に陥りました。しかし、それは「何でこんな面白くないものを観ないといけないんだ!」みたいな意味ではなくて、「自分は一体何を観ているんだ・・・」という感じ。最後までとにかく不安な気持ちになるんです。でも、それが結果的に満足感に繋がりました。濃厚な時間を味わえたし、物凄く感覚が研ぎ澄まされた気がします。映像は大変美しく、色彩も豊かで良かった。赤が映えていました。内容は正直よく分かりません。母と子の関係の話なのかな?そして、あの警官。ノーカントリーの“あの人”を彷彿とさせます。罪人に制裁を与える絶対的な力。ゴスリングの「早く脱げえええ!!」には笑いました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-01-10 16:58:30)
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