|
1. シング・ストリート 未来へのうた
《ネタバレ》 いやぁ~、可愛い、可愛い!主人公の魅力とご機嫌な音楽で8点です!
細かいことは気にせず、若いということの魅力を楽しみ、うらやましがる映画。心の洗濯ですかね。
無謀な旅立ちをする二人のラストは、今時珍しい余韻の残し方で沁みいるものがありました。曲もいいし。
ほど良い長さですが、音楽シーンがたっぷりあるのでキャラの掘り下げは無理な話です。
貧しい割には小奇麗な両親、目立たない姉貴、悪役なりに憎めない…とはいかない校長、もう少し見たかった他のバンドメンバー。
もろもろの少し物足りなさを、主人公の男の子が見事にチャラにしてくれます。
もうじき閉まるパルコのシネクイントで見られたのも良い思い出です。
1980年代のブリティッシュロックに詳しくて大好きだったら、数倍楽しめそうです。[映画館(字幕)] 8点(2016-08-03 21:15:21)《改行有》
2. ロブスター
《ネタバレ》 きつかった~!コリンファレルはただの太ったおじさんでした。シュールならせめて目の保養したいけどイケメンもイイ女もいません。BGMの重い弦楽四重奏も辛い。中年のおじさんとおばさんが殺し合ったり逃げ回ったりするシーンがスローの映像で流れ、中年のたるんだ肉がぶるんぶるん波打つのを見るのはイヤでした。「怖さと笑いが同時進行する」という新聞評でしたが「キモさと辛さが同時進行」しました。中年の再婚に関心もなく、シュールな殺し合いも見たくない場合は、かなりきつい作品です。[映画館(字幕)] 3点(2016-04-26 18:06:14)(良:1票)
|