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【製作国 : 西ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. オデッサ・ファイル 《ネタバレ》 すごく面白かったです。ちょっとおまけして、9点つけちゃいます。 なんというか、スパイもの、探偵ものの話の面白さを、今一度呼び起こされたような気がした次第です。 身分を偽り潜入してからはずっとハラハラしながら観てました。 全体として粗がないわけではないんですよ。 SS隊員に化けて身体検査受けてる時に額が汗まみれなんですけど、それで見事通っちゃうのがザルだろとか、 二階に侵入した時にばあちゃんがファイルの存在を話し出すとか都合よすぎるだろとか思うんですけど、 それよりも面白さの方が優ってるんですよね。 だから、「ばあちゃん都合いいな」より「ばあちゃん、いい情報ありがとう!」の気持ちが先に来る(笑)。 老けメイクもすごく良くできてましたね。最後まで信じて味方してくれるガールフレンドも実に愛おしい。[地上波(字幕)] 9点(2017-02-09 21:54:10)《改行有》 2. カサンドラ・クロス 《ネタバレ》 娯楽作品として、すっごく面白かったので高得点つけちゃいます。 細菌を浴びた過激派が列車に潜り込む。男を見つけ隔離する作戦、他の乗客への感染を防ごうとする作戦、 鉄橋の前で列車を止めようとする作戦、様々なミッションがどれも面白いのです。 ただ、伝染病の菌が「酸素」で消えるという超理論にはぶったまげました(笑)。 そしてもう一つぶったまげたのはラスト。まさか列車が堕ちるとは思ってなかったので、 あの悲惨でむごたらしいシーンには言葉を失いました。 ここら辺がアメリカ映画とヨーロッパ映画の違いなのでしょう。 本作は、エンターテインメントの皮を被ったメッセージ性の強い映画だったのですね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-05-25 21:23:53)《改行有》 3. バロン この映画を小さい頃に観た時、そのわけのわからなさに不思議なインパクトを覚えた。さっそく今観て、思った。この作品を超える奇想天外な作品は僕は未だ観ていない。個人的には月のシーンが一番好きです。これほど自由な発想でつくれること自体すばらしいし、この時代にしてはよくできた映像だと思う。8点(2002-01-20 12:53:14) 4. ガンマン大連合 イタリア、西ドイツ、スペイン合作によるメキシコを舞台にしたスウェーデン人が主人公のマカロニウエスタンという なんだかよくわからないことになってますが、これがね、見事なまでに一体となって素晴らしい西部劇世界を作り上げているわけですよ。 ヨドラフとバスコのキャラがすごくいいし、展開にもユーモアがあって飽きさせず、女も美人! そして何と言っても、エンリオ・モリコーネによる主題歌が最高です。 もうずっと耳にこびりついて離れない。延々と頭の中をループしているんです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-20 21:23:38)《改行有》 5. U・ボート いいですねぇ。一枚一枚構図がしっかりしてますねぇ。手持ちで撮るスピーディーな船内シーンが特にいいです。この音楽ってよく聞きますけど、この映画のサントラだったんですねぇ。覚えときます。7点(2003-12-12 22:03:25) 6. ストーカー(1979) 個人的に、タルコフスキーは最も神の視点に近い映像作家だと思っております。この作品もいつものことながら、ものすごいスローテンポなので、実際にゾーンに行く前にドリームゾーンに到着する人多数だと思われます。しかしながら、それを乗り越えると、気味悪いトンネルや砂やら水やら、とにかく美しい映像が堪能できます。一応ストーリーは理解できたんですけど、僕もラストの意味がよくわかりませんでした。7点(2003-04-20 00:25:39)(笑:1票) 7. 薔薇の名前 なんかちょっと変わった映画。中世劇にアドベンチャーを足したみたいな感じ。白目のおっちゃんは、実に忘れがたい、、、7点(2001-12-06 15:43:10) 8. さよなら子供たち 「さよなら、子供たち」7点(2001-08-08 00:20:27) 9. ネバーエンディング・ストーリー 原作と違うとか、チープだとかいう批判があるみたいだけど、そういう意見は確実に大人の視点でしょう。つまりは子供が見てどう思うか、それが問題でしょう。僕はリアルタイムで幼少時代に見たからわかるけど、子供って出来がどうこういう目でみないでしょ。そんなんだったら教育テレビなんてバカバカしくて見てらんないでしょ。ペーターゼンは、よくぞここまで子供心をくすぐるファンタジー映画を作れたと素直に僕は感心する。それとなんと言っても主題歌。ほんといいよね。今聞いても、このファンタジックサウンドは色あせてないよね。いい、いい映画だよ、思い出をありがとう。7点(2001-07-19 10:43:25) 10. ダウン・バイ・ロー 《ネタバレ》 結局のところ何が言いたかったのか、空っぽじゃないかとも思いますが、 不思議な魅力が漂ってます。やはり阿呆な奴らは見ているだけで面白いい。 驚くほど簡単に脱獄して「アメリカ映画みたいに脱獄できた」なんていうあたり、 わざと外したユーモアを作っているんですかね。 運命の人に出会ったりしても実にあっさり描いてる。 そう、起伏が全然ない。退屈を面白く見せる、みたいな、そんな映画。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-15 17:05:44)《改行有》 11. シェルブールの雨傘 全ての台詞が歌ですねぇ。こんな映画はちょっと記憶にありません。正直言って見ていて違和感があったんですけど、まぁ慣れれば問題ないですね。話もわかりやすいし。それにしても、通常の現実もみんなこういう感じで会話が全部歌だったら、たぶん争い事はぐんと減るでしょうね(笑)。音楽というものは円滑で平和的なコミュニケーション手段なんだなとちょっと考えさせられました。6点(2005-01-22 02:54:16)(良:1票) 12. ヒトラー あのやたら汚い声で、オーバーな動きで人々の前で演説するヒトラーを見てると、やはりこの人は人を洗脳させる演出にかけては天才だったんだなという気がする。彼はワーグナーの信奉者で、それで自分自身を楽劇の主人公に見立てていたらしく、ワーグナーの音楽の使用とか、それから軍隊の審美性を見ていると、こういういろんなファクターが洗脳の道具になってるんだなと思う。だけどナチが負けてくると、彼はどんどん表舞台に出てこなくなる。最後は自殺ということになってるが、どんどん拡大していく時のヒトラーと比べると、最期はとても哀れだな。独裁者の最後は、みんなそんなもんなんだなぁ。6点(2004-09-08 02:09:04)(良:1票) 13. パリ、テキサス レビュヤーの皆さん、こういう映画のコメントだと詩人になりますね(笑)。とても僕にはそんな文章力ないんで感服いたしました。マジック・ミラー越しの会話、いいなぁ。風景と音楽がうまい具合に雰囲気をもり立ててますね。6点(2004-08-24 21:04:12) 14. 夕陽のガンマン このイーストウッドに憧れて、自分も靴の裏でマッチに火をつける事を試み、結果として大量のマッチを無駄にした人は僕だけじゃないはず。6点(2004-07-23 00:38:51)(笑:1票) 15. 東京画 ヴェンダースさんは本当に小津さんが好きなんだなぁ。役者の方と撮影の方のインタビューとしての価値があるし、ヴェンダースさんの考えや思想なんかも伺いしれて興味深いですね。だいぶ長くロウの食品模型をうつしてたけど、やっぱりすごく珍しいんでしょうねぇ。あれって日本独自のものですから、、、。6点(2004-07-18 02:55:33) 16. 時の支配者 個人的には「ガンダーラ」よりも面白かったです。統一化の団体話はガンダーラにもでてきたような、、、。6点(2003-03-06 21:41:02) 17. ヘアー その時代が、ロック・ミュージカルによって、見事に表現されてます。6点(2003-02-27 10:32:24) 18. 暗殺の森 画がもうまさに芸術的ですね。特に森での暗殺シーンなんか、なんかわからんけどすごいね、、、。話は??デシタケド、、、。6点(2002-10-22 21:12:25) 19. バグダッド・カフェ 全編セピア調に、最初の方の斜め撮り多様。出て来る人のキャラもしっかりしてて、独特な世界をつくってます。映像は関心しましたが、話がどうも退屈。てなことで6点。6点(2001-12-18 07:47:11) 20. ストレンジャー・ザン・パラダイス 《ネタバレ》 若者たちが、ただ暇つぶしをしているだけの作品(笑)。 ダウン・バイ・ローと続けてみましたが、あっちの方が好きかな。 わざと王道を裏切っていくかのような、退屈さを提供していくかのような、 稀有なアウトロー映像作家なんだなと。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-15 17:46:07)《改行有》
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