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【製作国 : 西ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 地獄に堕ちた勇者ども ミラノの貴公子、ルキノ・ヴィスコンティによる深遠で、荘厳で、感動的な作品。副題は(ニーベルングの指環)「神々の黄昏」。ヒトラーのナチズムが蔓延していく重苦しい退廃的な時代の空気の中で、宿命の罠に引きずり込まれていく人々のあり様を、窮極の映像美で、雄弁に表現し尽くした見事な作品である。エッセンベック一族を翻弄しつづけたアッシェンバッハもまた、破滅の道を歩んでいたのであろうか。流される宿命を超越するためには、多数の理性の力と勇気とが必要ではなかろうか(「理性が眠るとデーモン(悪魔)が目覚める」)。私にとって古今東西、No1の映画です。 10点(2004-01-05 16:41:28)(良:1票) 2. バグダッド・カフェ 洒落ていて、癒されて、やさしい気持ちにさせてくれる映画、繰り返し何度も観たくなる映画です。10点(2003-06-04 17:13:08)
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