|
1. 都会のアリス
ヴィムベンダースの映画には自然な時間の流れが存在する。風景画に時間軸をプラスした感じだ。固定されたカメラ、街を見下ろすようなカメラワークはかつて風景画家であった(?)ベンダースの感性がいかんなく発揮されている。どこをどう切ってもベンダース。緋文字のトラウマから抜け出した、完全復活の作品。それと、アリスが可愛すぎ。食べちゃうぞぅ(≧д≦;)幼いアリスに振り回される男が、なんとなく「あの」映画にインスピレーションを与えているような・・・?8点(2004-08-24 18:06:55)
2. パリ、テキサス
男のカッコよさにシビレました。去ることが愛なのか?自分の幸せよりも家族の幸せを選んだ男の勝利。ヒゲ面でマリオみたいだったがトラヴィス、あんたは男の浪漫だ。ビム監督は「ベルリン~」を見て玄人肌の監督だと思ったが同時にポピュラリティーを持っていることが分かった。このサイトに興味を持った、ログインの復帰を待ち望むビム監督のファンの熱意を込めて9点!9点(2004-08-12 17:52:57)
3. ベルリン・天使の詩
これは眠たくなりました。寝れない夜にこれをみたらすぐ寝れました。でもそれじゃ全然先に進まないんですよね!でも白黒からカラーに変わるときは眠気がぶっ飛び、そこから集中して一気にみました。だから結局6回くらいに分けて観ました。セリフの一つ一つに重みがあるし、映像のセンスも素晴らしいですね。まさに職人芸です。ただ、ラストの男と女の出会いをもうちょっと丁寧に描いて欲しかったです。夢にでてきたからってだけではねぇ・・。私は少しドラマチックな展開を期待していたようです。5点(2004-08-12 01:19:13)
|