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1. パリ、テキサス
前半のトラヴィスの行動理由がまるで分からず、単なるダメ親父にしかみえないのが致命傷。子供を置いていった母親も母親で勝手な生活しているし、こんな状況で家族が再会したって別に何とも思わないです(ラストも思いっきり無責任だな親父)。前半のカラッとした砂漠の風景の素晴らしさ以外は特に印象にも残らない映画でした。[DVD(字幕)] 5点(2008-04-05 12:51:52)
2. バグダッド・カフェ
《ネタバレ》 鑑賞中、ずっと「これは久々の傑作や!」と思いながら非常に楽しんでいたのだが、思わぬ形で大ブレーキ。あのマジックショーは正直必要なかった。それまでの展開から考えてもちょっと飛躍しすぎだと思う。僕としては、ブリンダは最後までカリカリしたオバちゃんであってほしかったです。これってもしかして「完全版」の追加部分なんでしょうか。だとしたらショック。『ニュー・シネマ・パラダイス』以来のショック。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-05 14:56:31)
3. ストレンジャー・ザン・パラダイス
「ワンシーン/ワンカット」の画面構成が非常に印象的(最初は違和感を感じましたが…)。別段大きなドラマがあるわけでもなく、その日その日を何となく生きている3人の若者のグダグダな生活の断片を、文字通りブツ切りにして並べただけのような映画。このテの映画ってあまりグダグダすぎるとただ単につまらない映画で終わってしまうけど、この映画の場合はその辺のさじ加減が絶妙。どこがどうというわけでもなく絶妙。内容よりも雰囲気を楽しむ映画のように感じました。[DVD(字幕)] 8点(2007-06-09 16:22:24)
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