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プロフィール
コメント数 2255
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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【製作国 : 西ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ファイナル・カット(2004) 《ネタバレ》 主人公の暗い過去。人を殺めてしまった負の記憶。悪い方向へ記憶を改ざんしていたことに驚きました。自分の常職ではそんな事はあり得ない。記憶は常に自己に都合の良い方向へ改ざんするものだと思っていました。特に、本件のように人の生死に関わるものなら尚更。でもその逆パターンがあってもおかしくない。罪の意識から逃れる手段としては、その行為を正当化あるいは軽減させるのが、やはり一般的だと思います。罪の意識を弱めるために。でも彼の心はそれを許さなかった。それだけ倫理規範が強い子どもと言えます。逃げてしまったのは自身の非。罪の意識がある者にとって、それ相当の罰が与えられないのは耐え難いこと。彼は罰を受けたかった。それが負の方向への記憶の改ざんに繋がった。現実の罪以上の罰を受けることで、彼の心は赦しを請うたのだと思います。 (注)本当にメガネ君が死んでいないことは、彼が一番知っています。だから自責の念に苛まれて心を病むには至らない。それでは本末転倒だから。これも自己防衛の一つのかたち。興味深い事例です。 一見、“記憶はあいまいだ”という単純な結論ながら、含むところは深いと思います。惜しいのは、ゾーイにまつわる社会の設定が甘すぎること。この技術では社会が容認するとは思えない。しかし、“記憶の保存”に甘美な魅力があるのは間違いない。なぜなら“記憶”は生きていた証そのものだから。現実に、証を残せる人間はほとんどいません。偉大な芸術家や政治家等、後世に名を残すことが出来る偉人はほんの一握り。大多数は“生きていた”のかどうか問題にもされない。だから、証を残すために子をつくるのかもしれません。もしお金で“証”が手に入るなら(それも都合のいい証なら)、幾らお金を出しても惜しくはない。そういう発想へ行き着くのは不自然ではないと感じました。ですから設定は甘くても、着想は悪くないと思います。編集機械の名前が“ギロチン”というのは、あまりに皮肉。まさしく、死後その人生の意義を裁かれるよう。個人的には、やっぱりゾーイはいらないです。この世に証ばかりが溢れかえったら、それはそれでうっとおしい。ゾーイ作品が映しだされていた、あるお墓。誰も見ていないのに。あれは流石にみっともない、というか哀れです。誰の記憶にも残らずキレイにこの世からおさらばしたい。一般庶民の言い訳ではなく、そう思います。[DVD(字幕)] 6点(2007-08-23 18:19:46)

2.  シェルブールの雨傘 通常の芝居と歌のパートが別れているミュージカルの場合、感情の起伏に同調するように歌と踊りが挿入されます。ミュージカル最大の長所は、歌の力で喜怒哀楽を際立たせること。歌うことで世界が一変します。歌と踊りが“動”ならば、それ以外の芝居部分は“静”。このメリハリがミュージカルのリズムです。動を引き立てるには、静が大切です。本作は通常が“動”の状態。観ているうちに慣れてきます。動から盛り上げるには更なる動が必要。それがBGMの音量を上げること。情緒溢れる印象的な旋律が胸を揺さぶります。しかしこれはやり方として上手くないのでは。音の大きさで誤魔化している印象を与えかねません。結果的に大味な表現になっていると感じました。本作は大人の恋愛物語。揺れる想い、秘めたる胸の内。繊細な感情を表現するのに、本作の技法が適切であったかは疑問です。ひたすら甘く他愛の無い恋物語のほうが相応しかったかと。色彩感覚は素晴らしく、まさしく“鑑賞”に値する映画。オープニングを観ただけでも、並の作品でないのは鈍感な自分でも分かります。ただ、自分好み作品ではありませんでした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-25 18:28:24)

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