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プロフィール |
コメント数 |
173 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://stern-sanchi2.cocolog-nifty.com/ |
自己紹介 |
レビュワーになって丸15年が経ちました。
14年目の去年のレビューは0件、コロナ禍とはいえ映画館にも行かなかった1年でした。
「もうここにレビュワーとして参加するのも卒業かな…」なんて思っていたところ、過去に投稿した拙レビューに「良」と投票してくださる方々がいまだにいらしたことを知り、無性にうれしく思ったものでした。 こんな想いを抱えたままではまだまだやめられないな、と…
そんなわけで相も変わらずのぼちぼち参加ですが、 今年もどうぞよろしくお願いします・・・ |
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1. 薔薇の名前
《ネタバレ》 すみません、観る前に期待しすぎちゃったのかな、そういう意味ではちょっとがっかりさせられた作品でした。歴史モノとしては丁寧でいい線いってるとは思いますが、ミステリーとしては残念ながら肩すかしくって気分です。謎解きも犯人の正体も動機もいまひとつインパクトに欠けてますしね。
ただ意外だったのがラブストーリーとしての側面。これは全然予想していなかったせいか新鮮に映りました。とくにあの農民の彼女、あんなきったない格好なのにどこか魅力的で・・・いやあんなきったないからこそその美しさが際立つのかしら、とにかく良かったですねぇ。あんな女性だからこそラストのモノローグもぐっと来るのかもしれません。
というわけで、ミステリーとしては5点、歴史モノとしては7点で、普通ならばその間をとっての6点のところ、ほのかなラブストーリーとしての要素を感じる「薔薇の名前」というタイトルにプラス1点した結果、この7点という献上になりました。
[DVD(吹替)] 7点(2007-03-05 14:28:16)《改行有》
2. バグダッド・カフェ
《ネタバレ》 「映画って、決して豪華でなくっても美男美女が出なくってもその上ものすごいストーリーがなくっても成立するんだ」そんなことを私に教えてくれたのがこの映画。
一言で表現するなら「面白い」でも「きれい」でも「深い」でもなく「気持ちのいい」映画。で、その気持ちの良さってのは、爽やかさじゃなくてもっとエクスタシーに近い感じ・・・
アベマリアのシーンではあまりに気持ちの良さにゾワゾワと鳥肌が立ち、その心地よさを再現したいがため何度も再生して観ちゃうほどこの快感の虜になった私でした(汗)。[DVD(字幕)] 8点(2007-01-23 13:24:51)(良:1票) 《改行有》
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