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プロフィール |
コメント数 |
2337 |
性別 |
男性 |
年齢 |
48歳 |
自己紹介 |
好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】 見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。 サクセスストーリーが一番好きです。 見た後元気になれるし、夢があるから。
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1. 明日に向かって笑え!
《ネタバレ》 実際にアルゼンチンで2001年?に起こった預金封鎖に関わる物語。
この映画そのものはフィクション。ですが実際に起きた預金封鎖を背景にしているため、実話かと思っちゃうようなリアリティがあります。
実話っぽさは随所に見られます。だまされたと怒り街を出ていく住人。事故死する奥さん。ラストで金を持ち逃げするエルナン。
フィクションであれば、どれも必要のないエピソードばかり。こーゆー負の側面を持たせることで、なんだかリアルな空気感が出ちゃってます。
ただし、そのせいで一応のハッピーエンドを迎えるものの、手放しでは喜べない要因になっているのも確か。
それでもあえて、こーゆー後味の悪いエピソードを放り込むことで、まるで本当にあった話なんじゃないかと思えてきます。
だから映画としては完成度が高いと言えるのかもしれません。
個人的好みから言えば全部不要。
預金封鎖を利用し、善良なる市民から金をだまし取ったマンシーに正義の鉄槌をくだすだけの話で良かった。
怒っていた住人は、フェルミンたちを見直して謝罪する。
エルナンは金の持ち逃げなんかしない。
当然奥さんは死んでいない。
なんの影も落とすことなく、後味さわやかに、もっとすっきりしたかった。
最後にフェルミンが抱いてた赤ん坊は、息子と受付嬢の子供?
だとしたらなにより。
あーゆー予期していなかった幸せ演出は良いもんですね。
エンドロール途中か直前におまけ映像ありです。[DVD(字幕)] 6点(2024-09-10 15:08:07)《改行有》
2. 瞳の奥の秘密
《ネタバレ》 猟奇殺人好き。単純明快なサスペンス好き。なので自分の好みと合致している作品。
最初は殺された女性の旦那が犯人か?と思っていたのですが、全然違いました。私はいつも『犯人顔』かそうでないかで推理しちゃうので、絶対犯人だと思ったのですが、そもそもミステリー系の作品でもなかったですね。
これはサスペンス形式のラブストーリーなんだと思います。
亡き妻への一途な愛を生涯貫く男。
その男に感化され、自分の愛を全うしようと決意する主人公。
いやね、別にいいんですけどね。私は『サスペンス』と思って見ちゃったものでして。
主演二人のラブストーリー。これがちょいちょいじゃまだなーって。テンポを悪くしているなーって。
でも実はそっちがメインなのか?もしかして?
サスペンスがとてもよくできているので、サスペンス1本でいってほしかったです。
主人公二人はそれとなく仕事を通じて惹かれあっている。それぐらいの描写にとどめてさ。90分くらいにきゅっと短縮してくれたら、更に高評価になったかもしれません。
あまり見る機会のないお国の映画なので、そういった意味では興味津々で見ました。[DVD(字幕)] 7点(2020-07-12 14:56:01)《改行有》
3. ボスニア戦線
《ネタバレ》 戦場に行ったことがないので、この作品がどれほどリアルなのかはわかりませんが、少なくとも私にはかなりリアルな戦場に映りました。
ドキュメンタリータッチではありますが、断片的な映像の中に確実にストーリーが存在する不思議な作品。過剰な演出を極力抑えながらも、映像だけで限りない情報をものすごく雄弁に語りかけてきます。映像の力というものを肌で感じることができる貴重な作品かもしれないです。
銃撃や地雷、迫撃砲で、日々無力で無関係な人々が死んでいく一方で、そこに住む人々は食事を作り仕事をし学校に行っているという現実があります。そこにいる人々にとっては日常なのでしょうが、戦争を知らない自分にとっては日常と非日常が混在する混沌とした世界に戸惑います。
そこで働く戦場カメラマン、報道陣は戦地に来るまでは戦争と無縁の人々。そのような人達が、戦地において自分たちの価値観や理性、モラルの狭間で揺れ動いている様子が感じ取れてしまうのも、本作の大きなポイントかもしれません。
そしてこの作品を見ると、もしかすると政治的な力が働いて私たちが目にすることができないだけで、実際の戦場の現実を映し出した資料というのは世の中に膨大な数眠っているのではと想像してしまう次第です。
きっと一般の人々に知られてしまうと極一握りの人達が困ってしまうような不都合な真実っていうのは数限りなくあって、そんな世の中だからこそ、この映画に出てくる人達のような存在は必要なのかもしれませんね。[DVD(字幕)] 7点(2014-06-09 05:39:17)《改行有》
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