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プロフィール |
コメント数 |
28 |
性別 |
男性 |
年齢 |
75歳 |
自己紹介 |
オードリーの「シャレード」以来ですから、年数だけは長く洋画ファンをやってます。主にWOWOWとDVDでの鑑賞ですが、気楽に感想を書かせてもらいますので、よろしくお願いします。 |
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1. ハロー!? ゴースト
《ネタバレ》 久しぶりに(何と10年ぶり)投稿します。その訳は最近2本続けて、終盤でアッと驚く(本当にアッと声が出た)展開になる映画を観たせいです。そのうちの1本がこの作品です。
見始めてすぐ、ああこれは「愛が微笑む時」(1973)と同じ設定だな、と気付きました。偶然か、意図的かは知りません。でも、どちらにしてもあの映画は大好きなので、あの映画の設定を使ってどんな作品にするのかな、と興味津々見ていました。「愛が微笑む時」と途中の展開がはっきり違うのですが、その違いをここで話すと「他の映画のネタバレ」になってしまうので、知りたい方はぜひ「愛が微笑む時」をご覧ください。
そして、その2本の映画の違いこそが、この「ハロー!?ゴースト」のアッと驚くところですね。もし意図的に「愛が微笑む時」の設定を無断拝借したのだとしても、私は許します(そんな権限はないですけど)。映画が始まってから、確かにぐだぐだした展開で、いらいらしながら見ていると、実はその中に伏線がいっぱい隠されていて、それが最後に全部一点に集約されて爆発するようなカタルシス!
こんな映画を観るとやっぱりレビューしないではいられませんね。
もう一本の「アッと驚く」映画は、また改めて投稿します。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-15 15:27:52)《改行有》
2. 僕の彼女を紹介します
先が読めてしまう構成とか、無理矢理泣かせようという意図が見えてしまう展開とか、作品の出来としては「猟奇的な彼女」に遠く及ばないと思いました。でも、見方を変えて、これがチョン・ジヒョンのファン(私もそのひとり)に向けて、その魅力を存分に見せることを目的に作られた映画ととらえると、これは見事な出来映えと言えるのではないでしょうか。彼女の笑顔も泣き顔も、警官姿の凛々しさもコメディセンスも、たっぷりと楽しめるのですから。男どもは、皆引き立て役にしか見えません。彼女のキャリアの中にこんな作品もあっていいと思いますけど、新作の「DAISY」ではぜひ内容的にも出来のいい映画を見せてもらいたいものです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-27 17:26:10)
3. 猟奇的な彼女
トレンディドラマとか全然観ない人間なので、そういうのと比較はできないんですが、アメリカ映画のラブコメと比較しても、上質の部類に入ると思います。ハリウッドがリメイク権を買い取ったというのも、うなずけます。何より、あのブッとんだ「彼女」を作ったことだけでも、拍手喝采!大林宣彦監督の「転校生」で小林聡美が演じた主人公に匹敵する、魅力溢れるキャラクターですね。現実には、余りつき合いたくないタイプですけど。ストーリーとしては、ラストのオチが「そんなこと、あるかよ」ていう感じですが、終盤シリアスな展開になってきたところで、それをわざとハズシて、笑い飛ばしてエンディングにしたかったんでしょうね。「Shall we ダンス?」と、これのハリウッド版が早く観てみたいです。8点(2004-07-07 21:39:46)
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