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1. 運動靴と赤い金魚
できることなら今すぐこの一家のもとに行き、ナイキでもアディダスでもプーマでも、好きな運動靴を買ってあげたい。そして妹ちゃんの笑顔と、アニキのホッとする顔を見たい。素直にそう思わずにはいられない作品でした。でもそんなことをしたら、ドラマとしてはブチ壊し。映画の世界も現実も、持てる者が施せばいいというものではありません。ここはやっぱり、アニキにがんばってもらうしかないですね。なお映画としては、説明しすぎないところがいい感じ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-12-24 04:31:09)
2. ブラックボード 背負う人
ものすごく面白そうなテーマだったのに、結局イライラだけで終わりました。まず流浪する民や、それを追う“敵”の事情がわからずにイライラ。ご当地の人々や“識者”なら一定のコンセンサスがあるのでしょうが、もう少し状況を説明してくれてもいいんじゃない?、という感じ。それに、一方がしつこく同じ言葉を繰り返し、もう一方が徹底的に無視しつづけるという異様なコミュニケーションにもイライラ。現場に飛んで双方に「くどい!」「返事ぐらいしろよ!」と言ってやりたくなりました。これがご当地の人々の会話術なんでしょうか。とはいえ、こんなエキゾチックな映画も、たまにはいいかな。[地上波(字幕)] 4点(2007-03-11 13:13:26)
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