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プロフィール
コメント数 3872
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : ロシア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ロストロポーヴィチ 人生の祭典 20世紀後半におけるチェリストの最高峰であり(20世紀のチェロの名作の数々が彼への献呈として生まれた)、また指揮者であり、奥さんの歌曲の伴奏を弾くピアニスト(?)でもある、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ。彼のピアノ伴奏、FM放送で聴いた事は何度かあるけれど、ここではその映像が拝めました(ついでに言うと、本作では、“動くショスタコーヴィチ(だよね、あのメガネの人)”まで拝めちゃう)。すいません、本作、2度目に観る時は、これは観るなんてもんじゃなく、メモ片手にロストロポーヴィチの語りの字幕をひたすら書き写しておりました。興味深く、また素晴らしく刺激的な言葉が、この朴訥とした爺さんの口からポンポン飛び出す。ショスタコとプロコフィエフの確執。思えばかつてハイドン先生と若きベートーヴェンが喧嘩した頃から、こういう衝突は避けられないんだろうね。ベンジャミン・ブリテンの言葉「僕に近いのはシューベルトだ」。おお、そうなのか、納得できるようなできないような。しかしロストロ御大は、ブリテンとペンデレツキをショスタコに近いと位置付ける(なるほどシューベルト、マーラー、ブリテンには一種の“稚気”が共通するかも知れない)。こういった言葉が、「知識」ではなくむしろ「経験」として、「懐かしさ」と共に語られる(しかもこの、インタビュー中に散髪に行っちゃう爺さんの口から)のが、たまらないですね(ネット上をあっちからこっちにコピペして知ったかぶりする世代とは大違いです)。バッハへの敬愛が語られるのはもう必然。バッハの音楽は奇跡。しかしこの爺さんも充分に奇跡です。彼は「演奏家は音楽の娼婦、すべての作曲家に愛を捧げる」と宣言し、今日もペンデレツキの新作に、つまり新しい音楽の開拓に、指揮者・作曲者と取り組む(まあ、ペンデレツキもカドが取れましたが)。歴史の生き証人というだけではなく、現在進行形の情熱がここにある。その彼を前にしては、監督も我々も戸惑い、畏怖し、でも微笑まずにはいられない。と言う訳で、到底フィルムには収めきれない彼とその妻の人生を、無理に収めようとせず、監督自らの戸惑いとともにそのまんま封じ込めた、奇妙で刺激的なドキュメンタリ作品です。[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-01-05 08:30:54)

2.  老人と海(1999) ヘミングウェイの『老人と海』と言いますと、その昔読んで、後半のサメとの死闘にバカ興奮してしまい(シートン動物記を読んでる気分)、そこだけ何度となく読み返したりしたもんですが、さてこのアニメ、絵の技法が特殊な分、全体的に(原作から受けた印象に比べると)ややモッチャリした感じが。しかし逆に、このアニメの魅力は何と言っても、絵の持つ独特の「深み」だと思います。こんな海見た事ない! とにかく労作で、シーンがストーリーと共に次々に流れていくのがもったいなく感じられる程。圧倒されますが、圧倒されすぎてちょっと疲れちゃうかも。オリジナル・ストーリーの長篇映画に本手法は適用できるでしょうか?ぜひ観てみたいなあ(物理的に無理かな?)7点(2003-12-20 00:11:13)

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