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プロフィール |
コメント数 |
901 |
性別 |
男性 |
年齢 |
43歳 |
自己紹介 |
最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。 前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり 新しい映画ライフが充実しています。
昔ほど数はこなせませんが 趣味と生活のバランスをうまく保ちながら なるべくたくさんの映画を観て、 なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。 |
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1. ナイト・ウォッチ(2004)
《ネタバレ》 かなりたくさん頭上に「?」が浮かぶ作品。それというのも、脈絡の無い突拍子なストーリーや描写が多すぎる。なぜフクロウが人になるのか、彼女はどんな罪を犯してフクロウに姿を変えられたのか、飛行機のネジが奇跡的にマグカップに入ったからなんだと言うのか。不思議表現はいいのですが、ちょっと奇抜すぎる気がします。
私は英語字幕で見ましたが、あの字幕効果は面白いと思います。今までになかった字幕の出し方で、ある意味これまでの固定観念を破ってくれた感があります。カメラワークと合わせて消えたり出てきたり、映像としても良い効果が出てると思いました☆
最終的にアントンとザブロンが光る剣で闘いだしたので、『ス○ー・ウォーズ』かと思った(汗)まだ幼い子供がダーク(サイド?)に入ってしまったり、『ス○ー・ウォーズ』を全シリーズ見たことはないのですが、自分的にかなりそれのテイストが混ざってるように感じました。試しに『ス○ー・ウォーズ』を制覇した人にこの映画を観て感想をいただきたい。後はよくある吸血鬼テイストもあったり。ちょっと他の有名映画のいいところをちょこちょこ使ったのかなという見方をしてしまう。まあ、全く模倣を使わない映画なんて現在ではほぼありえないと思いますけど。
総評として、そこまで悪くは無かった印象です。普通に続編を観てみたいと思いました。3部作のスタートと言うならもう少し丁寧に作って欲しかった感はありますが・・・。次作に期待。[DVD(字幕)] 6点(2010-02-23 12:24:27)《改行有》
2. 父、帰る
《ネタバレ》 監督がこの映画を通して父という存在の何を見せようとしたかは定かではありません。でもこれだけははっきり言えます。こんなオヤジ絶対イヤ!!ええ年こいて自分の好きなことをしようとするだけのガキにしか見えません。まだ父親という立場にあるから多少は父親の厳しさみたいに見えないこともないかもしれませんが、もしこれが父親じゃなかったら最悪ですよ。いや父親でも最悪ですけど。
この映画の事を載せてた雑誌で、「語らない事の良さ」みたいなのが書いてあって、「この映画にはなぜ父親が今ごろ帰ってきたかとか、今まで何をしてたかみたいな問いに対する答えは一切用意されていない。それが観る人の想像力を掻きたて、面白くする」とかなんとか書いてあったんですが、絶対そんなんない!!そんなん作る側の怠慢を偉そうに述べてるとしか思えない。実際、そういう「多くは語らない」系の映画で面白いと感じたことは今までに一回もありません。話を理解してもらう気がないんなら映画なんか作んないでほしい。観るだけ理解に悩まされるから。
こんなやつに父親ヅラされたら確かにたまらんね。イワンの気持ちがなんかよくわかります。結局この中で一番つらいのはイワンなんですよね。頭ん中ぐちゃぐちゃなのにオヤジはオヤジで勝手なこと言うてるし、兄貴はオヤジに金魚の糞状態やし。そんで父親の事を理解すらできないうちに死んでまうし。そんなイワンの気持ちを汲み取ろうともしないくせに父親ぶるこいつがめっちゃ憎らしかったですね。
こんなんが自分の親じゃなくてよかった。純粋にそう思った映画でした。
[DVD(字幕)] 3点(2005-11-02 00:26:14)《改行有》
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