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1. モンゴル
《ネタバレ》 小学校5年の時、学研の「学習」に連載されてたテムジンの物語(タイトル失念)でうっすらと記憶がありましたので、話の流れつかめました。テムジンの台詞が極端に少ないし、唐突に展開するのでちょっとわかりにくいかも。ただね、部族毎に分裂していたモンゴルが何故ひとつにまとまったかというのが観終わってからもわからないのね。作品中で語られる理由だと弱すぎる。現在のモンゴルと内蒙古自治区、タタール部とオイラート部といったように後にまわり(ロシアだとか中国だとか)から強制的に分割されたわけでなく、ばらばらに存在してた各部族を一気にまとめ上げたテムジンという存在のすごさがこれでは伝わらない、残念。浅野忠信の「眼の芝居」がよいだけにもったいない。よくモンゴル語勉強してると思うよ。[映画館(字幕)] 7点(2008-04-15 11:12:48)
2. 太陽(2005)
《ネタバレ》 とてもつまらない冗談にしか感じられないんですが… 200年後くらいにフィルム上映が可能だとして「その頃存在した独裁国家のお話です」って解説されたら、島国じゃなくって半島の上側でも観る側は一向にかまわないような気がしてしまう。でも、頬と唇の動き、発声、喋りそうな内容、首の振り方、動き方(腰から上と下半身のズレ)は、好き嫌いは別として、存じ上げている「あの方」でした。むかし居酒屋で真似してたら、隣の席のオヤジたちに成敗されそうになったこと思い出しました。桃井が良子さまなのは論外、このシーンは必要でしょうけど後味最悪。私、戦争責任はあると考えてますけど、やはり骨の髄まで日本人のようです。得点はイッセーくんと佐野くんの怪演に対するもの、作品としては0点。[映画館(字幕)] 4点(2006-09-28 20:51:59)
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