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コメント数 4673
性別 男性
年齢 41歳

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【製作国 : 中国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
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1.  Mr.ノーバディ 《ネタバレ》 普通のおじさんとして始まる序盤から、実はやたらと強いことがわかる中盤、そしてランボー化する終盤まで、 おじさんの見事な変化が楽しめます。そしておじさんのお父さんもいい味出してます。 本作ではいつくかの楽曲が使用されてますが、その使い方がセンスいいですね。 ストーリー自体は見新しくないが、センスの良さで魅せている印象です。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-04-28 16:21:42)(良:1票) 《改行有》

2.  ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 《ネタバレ》 前作に引き続き面白かったです。とてもわかりやすいストーリー。 カーネイジ役にウディ・ハレルソンはハマっていたと思います。 一度は仲違いしながらも再びバディになるエディとヴェノムの腐れ縁のような感じが見てて微笑ましい。 それとクレタスと恋人と、その恋人を嫌うカーネイジの関係もユニークで、そのバラバラさが仇となるわけですね。 不満点は、視聴制限がないようにとの意図なんでしょうが、血の一滴もなく残虐描写が乏しいところかな。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-26 15:02:37)(良:1票) 《改行有》

3.  さらば、わが愛/覇王別姫 《ネタバレ》 なかなか面白かったです。 京劇という中国の古典演劇が、目まぐるしく変わる時代の移り変わりに常に翻弄される。 日本統治時代、国民党時代、文化大革命時代と時が移っていくのですが、意外にも文革の時が最も文化否定が酷く、 吊し上げされてしまうくだりが見ていて辛かったです。終盤はほんと救いようがないですね。 だからこそ、伝統演劇は大切にしなきゃという教訓が生きてきます。 全編にわたってモヤがかかったようなバックとスポットライトの多用は、 映像全体が記憶の再現をしているような感覚に陥り実に印象的でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-24 18:40:04)《改行有》

4.  アド・アストラ 《ネタバレ》 そうですねぇ、、、、60〜70年代の懐古的SFの作風なんだけど、内容は変節的というのかな。 何しろ、地球外知的生命はいません、地球が最高ですよ、外の虚無より近くの愛ですよってなもんですから。 宇宙スケールで描く、父と息子のロードムービーなんですよね。なので、正直ハードSFを期待すると肩透かしですし、 本当にロードムービーだけに絞るとあまりにも地味すぎるので、それで月でのドンパチとか、お猿さんの襲撃シーンとかを入れてるわけです。 でもストーリーと全然リンクしてないです。とても内省的な語りが多いですが、 父と息子の過去の語りが少なく、いまいち共感がしづらい展開多かったですね。もうちょっと感動的なものにできなかったかな。 宇宙船内や基地などはとてもリアルに作られてはいて良いですが、宇宙上で音が出てたり 輪を鉄扉で突破したり核爆弾で吹き飛ぶ勢いで地球に戻ったりと、科学的描写はかなり雑でしたね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-01-12 21:02:24)(良:2票) 《改行有》

5.  ファースト・マン 《ネタバレ》 客観的には6〜7点ぐらいなんだけど、ちょっとオマケして8点つけようと思います。 非常に抑えた演出で、ライアン・ゴズリングも内に秘めた表情をずっとしてて、夫婦もまた淡白で、 一つ一つのエピソードもわざとかと思うくらいさっぱりさせてる。 だから一歩間違うと退屈な映画になりかねないと思うけど、おそらくニール・アームストロングさんの人となりをリアルに描く意図としてこうなってるのかなと。 彼は自分を英雄視せず、常に周りの人のおかげで偉業がなされたと言っていたそうだから、そんな性格をシナリオに落とし込んでるのかもしれません。 本作で特筆すべきはやはりリアリズムで、宇宙へ飛び立つ船内での音、飛び交う光からの漆黒、まさにVR的な共体験が味わえました。 特に、宇宙船が途方もない勢いで回転を始め、気を失いそうになるシーンは、見てるこっちも死を覚悟する感覚を味わいました。 そして月面着陸のシーン。まだ誰も足を踏み入れたことのない地に最初の一歩を記す、その足跡の意味合いを強く感じました。 子供をなくす辛い経験から始まって、未踏の地で存在意義を見出すという感じですかね。 宇宙ものは、SFロマンな描写になりがちですが、本作はそういう訳でもなく、 外宇宙へ向かっていきながら家族とかパーソナルな、内なる心象へとオーバーラップしていて、 それによって宇宙開発の意義がより際立っているように感じました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-04 20:50:01)《改行有》

6.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 放題に「ザ・モンスター」とついてますが、これは本当にその通りでして、まさしくモンスター映画なんですよね。 私の中では、サメはモンスターではないのです。サメ映画はサメ映画なんです。それはやっぱり逃げ場のない環境での死闘とか、 海の中でどこに潜んでるかわからない恐怖感とか、サメ映画ってそういう独特な魅力があるわけです。 しかしながら本作はモンスター映画な訳ですね。モンスター映画は、とにかくやんちゃで巨大なモンスターを見て楽しみ、 そしてそれと対峙するめちゃ強いヒーローを愛でる、そういうスタイル。なので、悪い意味で予想を裏切りました。 主役のジェイソン・ステイサムがもう無敵マン過ぎるわけですよ。彼一人いることの安心感の凄まじさ(笑)。 一騎打ちの終盤では、乗り物使ってメガロドンをかっ裂き、モリで突いてトドメ刺す無双っぷり。 そんなわけでハラハラドキドキ感はないです。 この前見た「ランペイジ 巨獣大乱闘」のロック様みたいなもんで、ステイサムの無双を再確認するための作品。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-03-09 17:09:38)《改行有》

7.  パシフィック・リム:アップライジング 《ネタバレ》 まぁ普通に楽しめたことは楽しめたんだけど、前作に比べたら「カイジュウ」の魅力は低くなってるかなと思います。 前作は戦いに重厚感があったと思うのですが、本作の場合はなんというかトランスフォーマーっぽいんですよね。 動きが早すぎるといいますか、好みの問題なのかもしれないけど。 東京都心で大暴れするのは見応えありますが、その東京の看板とかが中国っぽい感じだったのが残念。 まぁ中国資本が入ってるからなのかもしれませんが。 マコが死んじゃったのも悲しいなぁ。もう続編は不要だなと思う作品でした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-12-03 19:46:06)《改行有》

8.  ヴァレリアン 千の惑星の救世主 《ネタバレ》 「見た目に楽しい」映画でしたね。 なんというか、いろんな宇宙人さんたちが出てきて、巨大宇宙船の中もいろんな世界があって。 無国籍・多国籍なヴィジュアルは「フィフス・エレメント」にも通じるものがあり、 リュックベッソンはこういう感じがお好きなんだろうな。 序盤のVR空間と現実世界での戦いみたいなのはちょっとよくわかんなかったですけど(笑)、 謎の機器や生き物オンパレードの世界でもストーリー自体は平易でわかりやすかった。 洋服の衣替えを聞いてきたり王様に昼飯を捧げに行くあの宇宙人たちは結構ツボでした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-09-19 15:41:54)《改行有》

9.  ハードコア(2015) 《ネタバレ》 どうやって撮ったんだろうと思うような映像の連続で、序盤からずっと釘付けになっておりました。 しかしながら、しかしながらですよ。ここまで画面が動き回る映画は初めてみました。 私は元来、乗り物酔いしやすいタイプなのですが、途中から凄まじい吐き気がこみ上げてきて、 「おえー!」「おえー!」とえづきながらの鑑賞。 なんとか耐えてはいましたが中盤で一度再生停止して、1時間ほど目を閉じて休む必要がありました。 笑えるシーンも度々あり、音楽の使い方なども気が利いててよかったです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-12-23 21:07:53)《改行有》

10.  グランド・マスター 《ネタバレ》 イップ・マンという実在した人物を題材というから、もっと伝記的な作品かと思ったらそうでない、 ずっと夢の中の世界を映像にしているかのような印象。これぞまさにウォン・カーウァイなんだなと。 とにかく顔の寄りが多くて、独特なエフェクトで押しまくる。こういうスタイルもありなんだなぁと思うと同時に、 物語としての深みはあまり感じないなというのも正直なところ。 まぁ、流石にカンフーシーンは良かったですけど。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-12 16:03:52)《改行有》

11.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 ただひたすら、怪獣が暴れているところを見たいという怪獣フリークの人向けの作品。 未発見の島に調査隊が上陸。そこでいくつかの巨大生物に襲われながらも生き延びる、とってもわかりやすいストーリー。 コングのキャラは心優しく、人間に対しての敵意はないという点で今までと同じですが、 本作のコングは高層ビルぐらいある超巨大な代物。さすがにでかくしすぎだろうと思ったのですが、 先日、ゴジラとこのキングコングを戦わせる映画が作られると聞いて、あぁそれででかくしたのかと納得。 個人的にはやっぱり怪獣映画でもそれなりにドラマが必要かなと思っているので、 ちょっとシンプルすぎかなと思うのと、よく言えばテンポいいんだけど悪く言えば緩急がなく、 ずっと駆け足で見せてるという印象なんですよね。そういう意味ではやはりピータージャクソンのキングコングの方が良かったです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-07-25 22:52:52)《改行有》

12.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 監禁されたターナーを脱出する展開で、セキュリティが随分とザルだなぁと思っちゃいました。 アクション自体もそこまで派手さはなく、トムの安定した強さを堪能するという感じ。 終盤の、箱を開けたら中には兵器が。何かおかしい。調べてみたら阿片がどっさり〜の展開はスカッとしました。 前半はラブストーリーで締めくくられるのかな、と思いきや、終わってみれば、 娘(ほんとうはちがうけど)との心温まるストーリーでしたね。気持ちのいい余韻残るラストでありました。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-07-16 23:46:40)(良:1票) 《改行有》

13.  海洋天堂 《ネタバレ》 ジェット・リーといえばアクションスターのイメージしかなかったので、こういう作品にも出てたんだということに驚き。 そして、見事に父親役を演じておりましたね。年齢的なことも考えての挑戦なのでしょうか。 周りの人たちが、みんな良い人ばかりでしたね。両親ともになくなっちゃったけど、大福君は幸せや。[地上波(字幕)] 6点(2016-10-04 21:38:36)《改行有》

14.  ワイルド・スピード/SKY MISSION 《ネタバレ》 シリーズ7作目ってことですけど、なんかもうスパイ映画みたいなことになってましたね。 そんでね、「んなアホな」の連続。みんな超人すぎるんだもん。その超人っぷりを笑いながら楽しむというのが正しい見方でしょうか。 車にパラシュートつけて着地させるところから、今にも落ちそうなバスから脱出し間一髪車で救出シーン、 それから何と言っても、「野獣」でビルからビルへと移動するシーン。 おいおいマジかーー!!って叫んじゃいました。目に楽しい、ぶっ飛びアクション。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-11-07 22:22:29)《改行有》

15.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 映像的には、とてもリアルでしたね。戦時の悲惨さを表現するショットが随所に出てくるし、ヴィジュアル的にも内面的にも、戦争の過酷さが伝わってきます。子供達が兵士として駆り出されてたり、戦わない者は殺されて吊るされてたりと、ドイツ帝国の末期もかなり追い込まれてたようで。それにしても、あんなスターウォーズみたいなビームっぽい砲撃って出るもんなのかな。目には面白かったけど。本作で一番の見せ場は実のところドイツ娘との食事シーンではないかと思う。ノーマンは、あそこがターニングポイントでしたね。女の子が爆撃に巻き込まれて死んじゃったけど、それで火がついたから?吹っ切れたから?彼の変化は、成長と見るべきかあるいは人格崩壊か。そしてまた、ウォーダディーの「動かない戦車に残って戦う」という決断も成否が分かれるところ。それは無謀と呼ぶべきか、勇敢と讃えるべきなのか。動かない戦車内から数多くのドイツ兵を倒す展開は正直映画的でしたけど、色々と感じ考えさせる作品にはなってました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-03-20 23:40:02)

16.  ポリス・ストーリー/レジェンド 《ネタバレ》 「ライジング・ドラゴン」が最後の主演作になると聞いていたので、本作を見かけたときは「あれあれ~!?ジャッキーまたでてるやん!」と軽く驚いたものですが、まぁ、やっぱり引退を口にしながらも、体が疼いちゃうんだろうなって。その気持ちはなんかわかるし、それでこそアクションスターだ!って感じもしますしね。ただ本作は、いつものような派手なアクションはほとんどなく、カット割りでごまかした地味な格闘がちらほらあるだけです。サスペンスとか、ストーリー展開に重きを置いた、シリアスな内容のジャッキー映画。今までのポリスストーリーの雰囲気とはだいぶ違ってます。なので、彼のファンにとってはアクションの少なさやシリアスな内容に不満を持つ人もいるかもしれませんね。ただ、ジャッキーも60歳ですからね。年齢を考えたら、やっぱ素直に凄いなって思います。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-12-24 23:51:01)

17.  トランセンデンス(2014) 《ネタバレ》 つい先日も、ホーキング博士が人工知能に対しての警鐘を鳴らしているニュース記事をみかけたばかりです。そういう意味ではタイムリーだなと思ったのですが、本作は単なる人工知能ではなく、人間の意識をそのままコンピュータ上に再現するという。そのコンピュータ上の彼は、果たして本人なのか?という哲学的問いはやはりそれなりに興味深いのですが、他の方も言われてるように全体的に演出が淡白過ぎる。この夫婦の愛情めいた描写が少々足りなかったように思う。それから、単にコンピュータ上でどうこうするのを越えて、ナノテクを駆使して人や物を復活させるという設定もリアリティに欠けると思う。題材はいいし、実は自然を回復したかったんだという転結も嫌いじゃないけど、淡白さが裏目に出てるちょっと残念な作品だった。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-12-10 21:58:07)

18.  ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝 《ネタバレ》 オープニングのシーンとか、財宝都市の風景とか、 そういう遠景のCGは凄く良く出来てます。 遠景でないところで使われてるCGは若干粗があります。 セットや衣装などの出来映えはなかなかのものです。 ただ、秘宝がもの凄く少なかったような気が、、(笑) ジェット・リー主演ということですが、実際には 彼はほとんど脇役みたいなもんです。なので、 ジェット・リーのファンにとっては物足りなさを 感じるかもしれません。 ストーリー自体はそうたいしたことありませんが、 途中の騙し合いの駆け引きみたいな展開は悪くなかったです。 問題はワイヤーアクションですね。 アン・リー監督やチャン・イーモウ監督、 ジョン・ウー監督などのワイヤーアクション作品と比較して、 格闘シーンが正直いって華麗さがあまりないというか、 印象に残らないシーンばかりだったと思います。 3Dのことを、考え過ぎちゃったのかな?[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-08-15 14:25:33)《改行有》

19.  ライジング・ドラゴン 《ネタバレ》 ジャッキー最後のアクション主演作ということで、なんだか寂しい気もするのですが、監督、脚本、製作、主演をジャッキー自身で務め上げたという、今のジャッキーのすべてを捧ぎ込んだ、そんな内容になってますね。彼の作品はこれまでCGはほとんど使ってこなかったように思うのですが、本作はCGがふんだんに使用されているし、ローラースーツとか、3Dプリンターとか、そういう現代の面白そうな道具を逐一映画に取り込んでいくという、そんな心意気が感じられるのもまた良かったです。終盤になって、ジャッキーのクンフーアクションがお披露目!ここが一番の見せ場だったかな。仲間も敵もみんなすっとぼけていて、全員憎めない人ばかりというのも良いですね。アクションだけだと凡作ですが、けっこう笑えるところもあり。エンドロールはいつもNGシーンでお決まりですが、今回は痛がってるジャッキー&「これで僕のアクション主演作は最後です」みたいなナレーションまで入ってて、あぁ今回で本当に最後なんだな~って感じる終わり方でした。お疲れさまでしたの気持ちも込めて6点献上。[DVD(吹替)] 6点(2013-08-05 21:51:07)

20.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 SFと超能力を掛け合わせるというのは案外珍しいシチュエーションですね。この作品で印象に残ったシーンは、まず序盤のルーパーが黙々と仕事をこなすシーン。送り組まれてきた人がパッと現れて、待ち構えていたルーパーがズドン!。それを機械的にこなしていく。殺人というものを工場の作業みたいにやる展開がまず印象的。それから、男の子の超能力シーン。まさに「ダミアン」的な悪い顔つきになって、いろんなものが宙に浮かんで人が破裂する。その映像センスはなかなか。そんでラスト。このループを断ち切る為に、自分が犠牲になるというそのオチは切なくも印象深い。この作品、一応SFではあるんだけどSF的な要素は少なく、ロケ地はむしろ牧歌的なところが多い。そして描きたいのはそういう小道具でなく、純粋に人間ドラマだというところが好感持てる。逆に言うと、たとえばカーアクションのシーンなんかはかなりショボいし、全体的に活劇的な描写はどれも映像的に月並み。そういうのを楽しもうと鑑賞した人は肩すかしを喰らうだろう。疑問もいろいろあって、なぜジョーはフランスに行こうとしてたのに中国に変更したのかとか、なぜレインメーカーはすべてのループを閉じようとしたのかとか、そもそもヤングジョーがあそこで死を選ぶのなら、オールドジョーの30年てなんなの?パラレルワールドなの?とか考えだすときりがないのですが、まぁ、そういうことはあまり重要ではないのかもしれませんね。とりあえず5点ということで。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-07-11 00:45:40)(良:1票)

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