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プロフィール |
コメント数 |
681 |
性別 |
男性 |
年齢 |
59歳 |
自己紹介 |
点数基準 芸術点、技術点、俳優点、個人的感情移入度の4要素の比重で決めています。 芸術点とは、主に脚本、演出が映画の各要素、美術、音楽、などをどれだけ高次元でまとめ上げたか 技術点とは、撮影技術、特殊効果、音響効果など、技術的な部分のレベル、完成度。 俳優点とは、出演俳優の演技、存在感、作品とのマッチングなど。 個人的感情移入度とは、作品テーマや登場人物などが自分自身の価値観や好みに対してどの程度影響するか。 これらの比重を勘案して点数を出しています。 有る項目が0点に近くても、別の項目が突出して良ければ点数は上がります。 映画としての及第ラインは6点です。それ以下は落第点、マイナス評価です。 |
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1. 単騎、千里を走る。
チャン監督の作品を観るのは初めてだが、心にしみる良い物語だった。最近中国と日本は経済的には繋がりがかつてなく濃くなっているのに、どうもぎくしゃくしている面もあって、中国人の顔が見えなくなっていると感じていたが、こういう映画を観ると、結局我々は人として何も変わらないという当たり前のことに気がつかされる。チャン監督にとってヒーローであり、永遠のアイドルである高倉健を起用したこの作品は、彼の魅力が存分に生かされていると思う。しかし中国人キャストが皆素人であるということが驚きだ。ヤンヤンをはじめ、現地のガイドのお兄ちゃん、村人達、そして投獄されている父親。彼が「息子に会いたい」という鼻水を垂らしながら慟哭するシーンは、いったいカメラの前に立ったことのない素人にどういうマジックでその迫真の演技を引き出したのかと、そちらの方を知りたくなってしまう。メイキングで高倉健が「演技とはどういうものであるか、考えさせられた」と言っていたが、彼も思うところがあったのだろうか。逆に日本側シーンの寺嶋しのぶオーソドックスな俳優としての演技の方が嘘くさく感じてしまうほどだった。[DVD(字幕)] 8点(2007-01-21 08:27:05)
2. ラストエンペラー/オリジナル全長版
美術も時代考証も完璧かと思いきや、中国の人から見たら噴飯物らしいのですが・・・いや、わからないものですね。教授の音楽が本当に素晴らしい。7点(2003-12-12 16:19:46)
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