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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作国 : 中国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  21ブリッジ 《ネタバレ》 これ原題も21ブリッジなんですが、21ブリッジほとんど関係ありません。 このストーリーでも撮り方とかを工夫すればもっと面白くなったと思うんですけど、なんか微妙にダメです。 今どきのクライムムービーらしく90分程度のコンパクトな尺の映画なんですが、随所に冗長なシーンがあるんですよ。 それは劇中のただ歩くシーンとか逃走のシーンとかなんですが「え、そこそんなに尺いる?」ってシーンがちょいちょい冗長なんです。 そのおかげで特に後半、非常にテンポが悪くなっています。尺が短いんだから、もっと有効な時間の使い方しろや、と。 例えばこの手の警察腐敗ものに定番の「誰が味方で信用できるのか」とかそういう要素が劇中で皆無なわけで、この設定でその要素を無くすのは面白さという意味で致命的なんじゃないですかね?と思ったり。 あと意味深に出るくせにまったく意味がない自己満演出もちょいちょいあって、例えば劇中でタイムスタンプが表示されますけど、これもタイトルの21ブリッジ同様まったく意味がないんですよね。ただ雰囲気だけ。 全体にそんな感じの「惜しい」ポイントが散見されて、なんだろうなぁ…監督の自己満足感が高い映画かな、と思いました。 多分もっと職人気質の監督が撮ればもうちょっと面白い映画になったんじゃないかな、とそう思わせる映画です。[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-23 18:06:39)(良:1票) 《改行有》

2.  ムーンフォール 《ネタバレ》 一応日本公開直後のはずですが、この映画のwikiを観るとストーリーが最後まで書かれていてネタバレどころじゃないのでご注意を。 さてエメリッヒといえば雑なストーリー展開でおなじみですが、それにしてもだんだんひどくないですか? インデペンスディやディアフタートゥモローの頃はもうちょっとまとまったストーリーの映画を撮ってたと思うんですよ。 それらの映画と比べるとこの映画は、ツッコミ待ちかよというくらいのストーリーもひどければキャラクター設計が雑で無駄なエピソードだらけ。素人のラクガキなの?というレベルの脚本ですよ、これ。 全く必要のない裁判エピソードの息子とかハルベリーの前の夫(とその子供)とかストーリー展開上いなくてもいい要素を説明もなくポンポン出してくる上に、そいつらを使って必然性のないエピソードをガンガン突っ込んでくるんですが…いや、もうちょっとお話とキャラクターを整理してから映画を撮ってくださいよ、と。 よく言われるツッコミどころについては…さすがに頭が悪すぎるというかひどいとは思いますが、事前に覚悟してたからそこは割り切って観る事が出来たんです。 しかしキャラクターとエピソードの雑な積み上げにしか思えない内容は…これはもう映画として全然ダメだと思うんですよね。 ただの娯楽映画だとしても、というか娯楽映画だからこそ、シナリオやキャラクターは大事にしてほしいと思います。 でないと面白くないからね![インターネット(吹替)] 4点(2022-08-04 17:16:33)《改行有》

3.  ハードコア(2015) レビュー書いてなかったようなのでとりあえず点数つけておきますが、FPSというゲームジャンルを知っているかどうかで印象が変わる映画かもしれません。 プレーしたことがある人なら、「まんまかよ!」と思わず突っ込んでしまうまんま映画。 今の感覚で言えば「ゲーム実況者無しでの配信を100分見せられる」ような感じのわけで、ゲーム実況って大事なんだな…と思わせてくれる映画です。そりゃEIKOはゲーム配信で人気でるわけだよ(笑)[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-14 14:25:12)《改行有》

4.  Mr.ノーバディ 現代基準のおしゃれなバイオレンスアクション映画だなぁ…という感想。 ストーリー的には古典的なお約束の範囲を一歩もはずれず非常にシンプルなものですが、逆に言えば結局一番面白いのはまさにその手垢のついた定番ストーリー。 その古典的お約束なお話をスタイリッシュな映像と音楽で描くことで2020年レベルの映画に仕上げていると思います。 そもそもこのタイプの映画に求められているのは純粋な娯楽なわけで、そういう意味ではこの映画の出来は満点に近いんじゃないでしょうか。 逆に言えば、それ以上の物は本当に何もありませんが。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-29 14:50:05)《改行有》

5.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 日本の映画サイトでまぁまぁ高得点なのですが、海外のサイトたとえばトマトあたりだと低評価。 さて、どんなもんか…と観たわけですが、なるほどこれは海外の評価の方があってるかな、と個人的には思いました。 タイトルからして潜水艦物だと思って観始めたこの映画、実際、序盤の潜水艦戦あたりまではかなり面白いんですが、しかし面白いのは序盤だけ。 ロシアでクーデター発生、潜入したシールズがそれを救出…と、なんかどこかで観たような要素満載の上に展開が散漫でありきたり。てか、たまたまシールズが行ったとこでクーデーターを目撃する…とかご都合主義にもほどがあります。 中盤以降、陸と海、並行して話が進むわけですが、いやどっちかに絞れよ…と思う流れの上にむしろ陸が主役気味にすら…一応原題的にも「これ潜水艦映画じゃなかったんかい!」と思わずつっこんでしまうわけです。 いや尺的には潜水艦の尺の方が長いですよ?でも長いだけで全然盛り上がらずでは、絶対これ潜水艦が主役じゃありません。 水陸でストーリーのフォーカスがぶれる上に既視感ありありの展開。しかもあれこれ話を欲張ったあげく、どうにもあっさりで盛り上がりにかけ…いやもう一捻り二捻りするでしょ、普通は…と説教したくなります。 序盤、急速潜航時に乗員が斜めに立っているシーンは、科学的には当然そうなるわけですが、しかし今までの潜水艦映画でおそらく描かれてないシーンで、これは面白いなと思いました。 あと米大統領が女性なんですよね。このあたりは時代でしょう。 とはいえこの大統領、どうするかを決断する会議のとき「艦隊も派遣するし救出作戦もやりましょう」って他人に言われた事を全部許可ってのは何も決めてないのと同じなのでは…[インターネット(字幕)] 5点(2020-12-19 20:58:53)《改行有》

6.  ザ・フォーリナー 復讐者 私がこの映画をわざわざ吹き替え版で観た理由はシンプル。 ジャッキーチェンの声はやっぱり石丸博也じゃないと!だからです。 世代的にこのイメージはもう絶対固定なのです。 石丸博也もジャッキーも当然のように年を取ったわけですが(なにせ石丸博也は来年80歳)、しかしその健在っぷりは観ててうれしくなります。 で、映画ですが、ジャッキーらしいコミカルな動きのアクションはこの重厚な内容とちょっと折り合いが悪いかな、と思ったりもしますが、真摯な作りで合格点。 私が観たのは日本(中国)公開版なのですが、劇中に出てくるIRAがなぜかUDIという謎の組織名に置き換えられていたので頭の中で「UDI→IRA」という変換が必要なのが困り物でした。 西洋公開版ではそのままIRAらしいのですが、なぜアジア版は名前変えてるんでしょうか??不思議です。[インターネット(吹替)] 7点(2020-11-19 04:17:13)《改行有》

7.  スカイライン-奪還- この映画登録されたんですね。 前作の衝撃のラストが大好きだった自分ですから、アマプラにこの映画が登録されたのを知った時にすぐに観たわけです。 そしたらもう…シンプルにがっかり 前作のラスト好きとしては、あの意表をついたラストからのヒーロー物のような展開を期待したわけですが…残念ながらこの映画は「いやそうじゃないだろう」と思うような内容がずっと続いてく上に、どんどんつまんなくなっていくっていう… あの衝撃のラストからの続きを期待して観た自分からすると「これじゃない感」がハンパない駄作となっておりました。 って、いや前作も一般的には十分に駄作なんで、ある意味これは当然の結果なんですけどね笑[インターネット(字幕)] 3点(2020-10-29 14:58:46)《改行有》

8.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 ジャックリーチャーシリーズ2作目のNEVER GO BACK。 このシリーズ、邦題は最悪の付け方をされていて、映画1作目のタイトルはただの「アウトロー」なのに、なぜかこの2作目は「ジャックリーチャー NEVER GO BACK」 これじゃ知らない人はシリーズかどうかがわかりませんがな。 原題であれば「ジャックリーチャー」と「ジャックリーチャー NEVER GO BACK」ですから、明らかにシリーズものなのがわかるんですが… 映画自体は非常に堅実な作りで、既存のいろんなお話を集めて焼き直したような映画で、大きな破綻もないかわりに驚きもない、よく言えば安心して観る事ができる映画になっています。(悪く言えば地味で月並みです) トム主演の他のアクション映画、たとえばミッションインポッシブルなんかと比べるとはるかに地味で地に足のついた映画です。それがいいのか悪いのか…は好みによるでしょうが。 この映画で特筆すべき点があるとすれば、ターナー少佐を演じるコビースマルダーズの美しさでしょう。 モデルだった10代のころは「数十年に一人の逸材」と言われていた彼女ですが、モデル時代の3サイズは(当時のデータによると)82-54-80。 身長が175ある事を考えればいかにもモデルらしいほっそり体型だったわけですが、しかし女優に転身後は出る映画にあわせてビルドアップ。 この映画でもいかにも軍人っぽいがっしりボディを披露してくれていて、モデル時代のスペックと比べると別人のような鍛えられっぷりです。 しかし端正な顔立ちが変わるわけはなく、鍛えられた身体もむしろ魅力的。 あまり特徴のないこの映画であえて見るべき点があるとすれば、彼女の美しさ。 そこにつきると思います。 え、娘? いやあれもっと可愛ければね…[インターネット(字幕)] 7点(2020-09-01 10:37:30)(笑:1票) 《改行有》

9.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 以前、海底47mのレビューで「これで劇場公開された歴代サメ映画で未見なのはMEGだけです」と書いた私ですが、本日テレビで放送されてたおかげで「劇場公開されたサメ映画カンスト」する事ができました。 よかったよかった…という事でMEGの感想を。 まずよかった点。 「犬が助かる」これにつきます。 サメ映画に限らず動物パニック映画のお約束として危機に陥った犬はちゃんと助かる。というセオリーがあります。 この映画もそのお約束はきっちり守っていて、危なかったヨークシャーテリアは無事に助かりました。 我が家は実際にヨークシャーテリアを飼っていることもあって、ここでこの犬が食われてたら0点にするとこでしたが、お約束をきっちり守ったところは評価できると思います。 …この映画でいいのはそこだけ。 悪かった点について書くとキリがないんですが…そもそもこの映画がサメ映画ではなくただのB級モンスター映画になってしまっていた事です。鮫じゃなくていいじゃん!的な。 それからヒロインがリービンビンな事。 彼女が演じたバイオハザードのエイダウオンは非常にイメージ通りで素晴らしかったんですが、この映画の彼女は相当微妙。 何よりヒロインとしてはおばさん過ぎます。 ジェイソンステイサム相手のヒロインですから年齢的には適してるんでしょうが…技術担当のイケメン女性の方がはるかに美人で魅力的な時点でヒロインの意味がありません。 また彼女の娘が絶妙に微妙な顔立ちで可愛くないんですよね… またクライマックスでの海水浴場での暴れっぷりも何なのあのダメな中途半端さは? わざわざ小憎らしいガキとか出してるんだから当然喰われるか…と思いきや食われない! 元祖ジョーズは罪のない子供が食われてます。だからこそ深刻な事態だ…となるわけですが、この映画、中途半端な偽善っぷりを見せて子どもはやられません。だめだよ、そんなんじゃ。 海水浴場でエロいビキニのねーちゃんが沢山でるかと思いきやそうでもないし。 と文句を書きたい事はまだまだありますがクドくなるのでこれくらいにします。 とにかく中途半端なただのB級モンスター映画になっていて、本当につまらない。 それがこの映画「MEG」です。 ほんとヨークシャーテリアが助かっててよかったよ…それだけだよ。それで加点してぎりぎり4点がせいぜいです。[地上波(吹替)] 4点(2020-08-08 23:34:52)(良:1票) 《改行有》

10.  グレートウォール(2016) 本当に予備知識なく普通の中華歴史映画だと思って観始めたので「あ、こういう映画だったのか」と新鮮ではありました。 PC等の進歩によりここ10年くらいで日本でもプレイヤーが増えた中韓産MMORPGをまんま映画にしたような代物です。 甲冑等のデザインがゲームまんますぎ。 映画自体が映画というよりゲーム中のムービーを見ているよう。 そしてストーリーのレベルもゲームレベル 鶴なんとか隊のバカバカしさ等を含めてひっじょーに底の浅い映画です。 が、しかし、冷静に考えれば古今作られてきた西洋風のファンタジーだってその内容はこの映画と五十歩百歩。 そう考えれば、このジャンルの映画としては普通なんじゃないかと思います。 だからちょい甘めに6点ってとこです、はい。[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-11 15:42:58)《改行有》

11.  イップ・マン 序章 カンフー映画にあまり興味がない層からすれば、大概のカンフー映画はただカンフーで戦ってるだけでシナリオなんか5行で書けるような安直な内容…という認識しかないのですが、この映画は(実在の人物を描いてるだけあって)それなりに山あり谷ありのシナリオになっています。 佐藤のいかにもな小悪党っぷりがたまりません。 映画を観ていて、これって映画じゃなくてどっかで観た事ある雰囲気だよなぁ…と思ってよくよく考えたらNHKのドラマのそれでした。 芋っぽい芝居や画造り、その辺ふくめて全体の空気感が非常に近いものを感じます(個人の感想です)[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-14 15:53:44)《改行有》

12.  トランセンデンス(2014) びっくりするほど月並みで何のひねりもないただただ退屈な映画です。[インターネット(字幕)] 3点(2020-05-05 12:48:48)

13.  パシフィック・リム:アップライジング 《ネタバレ》 世の中の多くの人と感想が異なるのですが、私は前作よりこっちの方が好きです。 前作は画面もストーリーもアクションなんかもちょっと暗すぎ重すぎでした。 まぁイエーガーの設定厨感とかは前作の方がはるかに上で、今回のは細かい詳細不明でその辺の面白みにかけたりするし、個々のキャラの掘り下げが足りないので登場人物の有象無象感がすごい…とかいろいろ問題あるわけですが、しかし単にロボットと怪獣がガチャガチャ戦う面白さはこっちの方が上かなぁと思うからです。 ストーリーも実にありがちで悩む要素もないですし。 ちょっと「あー」と思ったのは東京の街の中国感。 東京感があまりに薄い!もうほんと中国! (富士山と東京の距離感が近すぎるのは作劇上の都合でどうでもいいんですが) はるかな昔、かつてのベストキッド3で映った日本の風景がどうみても日本じゃなかったあの頃とこのあたりは何も変わってなくて、やっぱ西洋人から見ると東洋の街並みってみんな同じに見えるのかなぁ、と思ったりします。 一番好きなシーンは、東京の街中にガンダムの像があって「お、ガンダムじゃん」と思ってるとその建物の看板に「アナハイム」の文字があるあのシーン。この(日本人でもほとんどの人がわからないであろう)相当なマニアックさはまったく嫌いじゃありません。あそこは観ててさすがに笑いました、はい。[インターネット(字幕)] 7点(2019-06-16 23:31:51)《改行有》

14.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 キングコングというと古典的なアレのリメイクなんだろうなぁ…と思い込んでいて全く観る気ははなかったんですが、いや全然別物じゃないですか! 際立つ特徴は監督の演出。 洋画邦画にかかわらずあまり映画では見かけないような映像&演出で妙にかっこよくギャグの演出もキレてるなぁ…と観ている途中ずっと思っていたわけですが、なるほど、最近多い「日本のアニメゲーム大好きです」系の監督さんだったんですね。 そのあたりにインスパイアされたと思しき映像だったからこそ同じものを観て育った日本人の自分的にドンピシャだったんだと思います。 とはいえガスマスクして日本刀を振り回すシーンなんかは完全にやりすぎで「どうなの?」と思ったりするんですが、最近のアメリカ娯楽映画には似たシーンがちょいちょいあるので(例えばゴーストバスターズ2016でのホルツマンのバトルシーン)多分あちらでの流行りなのかな?と思ったり。 怪獣映画として十分に及第点の出来で、端的に面白い!と思いました、はい。[地上波(吹替)] 8点(2019-06-10 19:45:49)《改行有》

15.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 今回のジュラシックワールドの劇中で描かれるテーマパークは、テーマパーク好きが「あぁ、これいかにもありそう!」と思うような「いかにもテーマパーク」が描かれているのですが、映画の内容自体もまさにテーマパークにあるアトラクションのようになっています。 前作が、わりと真剣なSFティストな恐竜ホラーとなっていたのと比べると、今回はまさにテーマパークにあるアトラクション。 テーマパークのアトラクションですから、物語のハードルを下げて大人も子供も楽しめるようなエンターテイメントになっていて、そういう意味では、ジュラシックパークと比べて話のレベルを数段落とした(あえて言えば頭の悪い)ものになっているのですが、これは意図的なものでしょう。 まぁ話のレベルを落としたあげく登場人物もみな頭が悪くなってるのはご愛敬。 その方が事件を起こしやすいですからね。 登場人物がしっかりしてれば、最初のインドミナス脱走がそもそも発生しません。 「赤外線で見つからない!」→「なぜだ!逃げたのか!」まではいいとして、普通その後は「埋め込んだGPSで位置を確認しろ!」でしょ。 最低限の知能がある登場人物であればそれで万事解決だったはずです。 しかし、それでは話が進まないので、あえてみんな間抜けに設定されてるわけです。 まぁそのあたりをダメだと思うとダメな映画でしょうけど、そこを割り切れれば、第一級の(お手軽)エンターテイメントだと思います。 まぁ間抜けな上に性格にも疑問がある登場人物達に感情移入は全然できませんが… ただ、これだけは言いたい。 あれだけたくさんいた翼竜、どこへ行ったの??[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-11-10 22:58:36)《改行有》

16.  コネクテッド 《ネタバレ》 ※このレビューは「コネクテッド」のネタバレだけでなくオリジナル版の「セルラー」のネタバレも含みます※ 21世紀のアメリカサスペンス娯楽映画の中でも屈指の傑作「セルラー」 個人的にとても好きな映画なわけですが、そのリメイク映画があると知って今回観てみました。 結論から言うと、かなり残念な出来でオリジナルの偉大さを改めて感じる事に。 「セルラー」のよさは、頭悪そうなチャライ若者、そこそこいい暮らしをしてる中年夫婦、定年退職を迎える老警官という20代、40代、60代と年代も生活基盤もまったく異なる普通だったら決して接点がなさそうな3組の主役が、偶然つながった一本の電話で繋がって大事件を解決していくという設定の妙と練り込まれた脚本、そして練り込まれた演出にあるわけですが、この映画ではその主役を軒並み30~40歳の同世代に設定してしまってます。それじゃメリハリも面白みもないだろ!と言いたい。 リメイクである以上、設定を多少変えるのは当然なわけでこちらでは同世代の片親同士の出会いの映画に変えるというのはわかります(ついでに言えばこの2人が最後くっつくのは最初にわかってしまうわけですが) 刑事の方も上司と確執のある降格になった元エースというのもいかにも香港っぽい設定でわかりやすい。 そんな感じで主要メンバーの設定を大きく変えてるわけですが、しかし残念ながらそれが成功してるとは言い難いのです。 全体的に家族愛を強調する形になってるのはいかにも香港映画らしいんだけど、悲しいかなそれも安っぽさに拍車をかける形に。 同様に安っぽいのがクライマックスシーン。 それなりに知恵を使って進んできた話が急に安物の刑事もののテレビドラマのような撃ち合いシーンになってしまってもうがっかり。 ぶっちゃけぶち壊しです。 いや香港映画は撃ち合いとか好きだから、そういう風にアレンジするのはわかるんだけどさ… こーんなありがち安っぽいクライマックス、もうなんだかとても残念な気持ちにしかなりません。 普通のサラリーマンの主人公が百戦錬磨の捜査官と格闘しても瞬殺されるはずなのになぜか1対1で格闘するっていうのおかしいだろ。 オリジナルでは主人公は撃ちあいの中を無力で逃げ回るだけでありながら、ここ一番で機転をきかせて逆転のサポートをする、というメリハリのある役どころなので、その差がとても気になるわけです。 映画作るなら頭もっと使ってよ… ラストもそう。 オリジナルのラストは、それまでずっと電話一台で会話していた二人が、ついにはじめて顔を合わせて会話する気の利いたシーン 「本当にありがとう。私にできる事があれば何でも言って」 「じゃぁ一つだけ」 「何?」 「2度と僕に電話しないでくれ」 んーーなんてべたでシンプルで気の利いたセンスのある会話なんでしょ。 しかしこのリメイクでは、ここの会話もダラダラと長い! もちろん2人が付き合う事になるだろう展開だから会話が変わるのは当然として、でもここの会話は長くしちゃダメ! 短くピシっとセンスよくするから決まるんだよ!! そんなダメなリメイク版ですが、個人的にはもう一つ残念な点が。 「セルラー」のレビューに書いたんですが、「セルラー」冒頭と最後の舞台が若者が集まる海で、素敵なビキニ尻のおねーさんが沢山出るのです。それもB級ホラー映画のような安い露出ではなく、品がよく実にちょうどいい、しかもかっこよくエロい尻ばかり。 もう尻フェチ的にはたまらん映画がセルラーだったのです。 しかしこのリメイク版、設定を変えた事で、ビキニのねーちゃんなんかただの一人も出ません。 逆にラジコンオタクのムサイ男が余計に出てきたりして、もう本当にがっかりなのです。 そんなこんなでこのリメイク版、センスでも尻という点でもオリジナルの足元にも及びません。 部分的にはオリジナルの不自然な点を(携帯が混戦するなんて普通はないので)解消してたりするところもあるんですがトータルでは大きく落ちる内容になっています。 それでも、基本的なシナリオがいいためある程度面白く観る事ができるのですが、本家と比べると2点落ちで6点程度がいいとこじゃないでしょうか。とにかく尻がないのが許せない映画でした、うん。ビキニ尻大事!![DVD(字幕)] 6点(2016-10-28 23:43:02)(笑:1票) 《改行有》

17.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 この映画のキモは「30年未来から」という時間設定にあります。タイムマシンなんだから100年でも200年でもいいだろうに、当事者がまだ生きてるだろう30年という不自然な設定を何の説明もなくもちこんだことで、はじめてこの映画のストーリーは成立するわけです。「何の説明もないワンアイディアを決めうちで設定する事でいろいろ都合がいいシチュエーションを作れる」という点では、ガンダムのミノフスキー粒子を思い出しちゃいました。観る前はもっと大作を想像していたのですが、意外と小粒でよくまとまった佳作。突っ込みどころは多々あれど「時間旅行の理屈は複雑でわけがわからない」と劇中で語らせてるので突っ込むのは野暮ってことで。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-28 23:36:22)

18.  ゴジラ FINAL WARS いいです。 最高です。 ここまで開き直ってバカやれば満足です。 だっていきなり海底軍艦轟天号ですよ!マンダと戦ってますよ! 海底帝国やっつけろですよ!キチガイ艦長神宮寺ですよ! もうそれだけで、グッジョーブ!   思うに最近のゴジラは何がだめって半端に大作指向なことにあったと思うんですよ。 精々B級程度の映画しか作れないシナリオ、映像、資金なのに妙に大作テイストで映画作ってしまう...だから出来た映画が失笑テイストになってたと思うんですよね。   それが、この映画、B級として割り切りきってます。ドンフライがいきなり玄田哲章の声なのも僕らが慣れ親しんだ東宝チャンピオンのゴジラっぽくて、ありありです。 突っ込みどころ満載なのもB級映画として大事です。10分に一回は突っ込めますからね。大事です。今の東宝で作れるコンテンツとしてのゴジラはこの程度のもんだ、という割り切りのもとにとことん安っぽく底浅く、どこかで見たような映像のオンパレード。それがいい。   どうせ初代ゴジラのインパクトもはや越えようもないんだから、ここまで開き直った作りに僕は賛辞を惜しみません。そのわりには7点なんですがw[地上波(字幕)] 7点(2005-12-31 00:51:59)(良:2票) 《改行有》

19.  HERO(2002) 学生時代にしか読まないような古典的短編小説のごときシンプルなお話。      そのシンプルなストーリーをケレン味たっぷりの色彩と映像で、ただひたすら見せて観せて魅せまくる映画。  このケレンが好きか嫌いかがこの映画の全てですね。僕はわりと好きです。    ある意味「ムーランルージュ」系と括ってしまっていい映画かと。 7点(2004-09-13 11:21:14)《改行有》

20.  初恋のきた道 そもそも自由恋愛なんぞ存在しない全くの閉鎖的世界で、突然あの娘が嵌ってしまった恋愛。周りにはアドバイスしてくれる人もいないし恋愛マニュアルなんて物などもちろん存在しない。 あの世界で、あの少女が突然のフォールインラヴから驚異的偏執狂的な40年の恋愛に生きてしまうというのはしょうがない事だと思う。   彼女にはそれしかないんだから。自分の思いのままに行動する、それしか愛情表現の方法を知らないわけだから。   ...それはわかる。..それはわかるが、でもそれを、もっとずっと素敵な沢山の恋愛を重ねながら生きてきた現代日本人の僕に見せられても「それで?」以外の感想を抱くことはできず、結局、僕にはただひたすら退屈なアイドル映画の一つにすぎませんでした。 2点(2004-05-30 00:15:32)(良:1票) 《改行有》

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