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プロフィール |
コメント数 |
811 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
今年は映画見れてないです。 |
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1. カンフーハッスル
《ネタバレ》 凄すぎます!
中国映画に対する意識を改めました。
エンターテイメント映画に対する意識を改めました。
この監督は凄すぎます。
いろんなアメリカ映画や日本アニメなどを盛り込んできますが、
よくもまあ器用に消化してそれをおもしろくやってます。
観客を笑わせることを常に忘れてません。しかし真面目な映画です。
貧乏団地の隅からマフィアまで描かれます。
また最低な人間から神や仏の領域まで描かれてます。
「気」という点では非常にスペクタクルです。
CGアクションはその多くがつまらないものと思ってたんですが、これを見ると非常に面白いので、
それはCG使う使わない以前に軸ができてるかどうかの話なんだと思いました。
エンターテイメント映画の求めたものが完成された映画だと思います。[DVD(吹替)] 9点(2014-03-09 15:46:18)《改行有》
2. ベスト・キッド(2010)
《ネタバレ》 ジャッキーチェンの映画はあんま見たことないけど、
面白かったです。
ジャッキーチェンはアジアのデニーロになりたいって言ってたけど、
まさにジャッキーチェンのロバートデニーロな演技は、
まるでアジア版のタクシードライバーができそうなくらい渋い。
感性うたがわれそうだけど。
そういえば演技にかける本気度と情熱、笑顔の素敵さではデニーロとジャッキーはかぶるかも。
いじめっ子どもが憎ったらしすぎた。
ユニークなトレーニングが繋がった時の気持ち良さ、そして技の上達とともに起こる少年の心の変化、
心に傷を負った先生と少年との交流などなかなか面白い。
トレーニングの面白さもそうだが、
こういった映画の最大の魅力のひとつは大会でどれだけ気分が盛り上がるかだと思う。
観客の心を盛り上げる大会、そしてファイトがわく決勝戦が素晴らしい。
・・・リメイクなのに空手でないのは素直じゃない気がするけど。
[地上波(吹替)] 7点(2012-09-07 23:34:33)(良:1票) 《改行有》
3. ラストエンペラー
《ネタバレ》 うん、難しかった。
(前半で)中国の美術品や装飾がとても美しく、それだけで自分は満喫できた。
僕には、「墨を飲んだおじさん」が可哀想でならなかった。
皇帝から堕落していく様はとても孤独を感じた。
靴の紐を結ぶとか身支度とか全てを家来がやってくれていて、それが無くなったときの彼はとても小さく孤独な一人の男でしかない。それが悲しい。
最後は哀愁が漂っていて淋しそうだったけど、その皇帝の王座に歩んでいく彼の、子供の様に無垢な姿にとても感動した。
背の曲がった老人が「立ち入り禁止」を乗り越えて(自分の昔いた場所が立ち入り禁止になっているのも哀愁)、かつて自分のいたところに向かって歩いて行く。地位とか人目とか関係なくて偉大だ。感動する!というか考えさせられる。
庭師でも偉大な帝王だ。彼の人生はまさに激動!という感じ。偉大な作品を観ると、「生きるのって恐ろしく大変だな」と感じる。
中国の楽器、音楽は素晴らしいですね。
なんか偉大な作品です。もう10回は観たいかも。
(じゃないと自分には理解できないから)
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-09 02:24:25)《改行有》
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