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プロフィール |
コメント数 |
182 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
「刑事コロンボ」旧作全作品批評終了。 「チャップリン長編映画(一時間を越える本人登場作品のみ)」全作品批評終了。 「名探偵コナン」映画……15作品のうち14作品終了。 「黒沢映画」……まだまだ |
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1. ファースト・マン
《ネタバレ》 人類史上かなり大きな出来事を可能な限り思い入れを排除して色をつけず淡々と描いた作品。一言でいうと地味だがそれがよい。
一つにはいわゆる「宇宙もの映画」というと大抵の場合遊園地の絶叫もののような恐怖を観客に与えるのが使命というかお約束的なところがあって、それにいろいろと「争い」「葛藤」など緊張感を高める要素がありつつも結局「感動的な」結末にたどり着くというのが常態化しているので、このように淡々と描かれていると却って新鮮な感じがするし、あくまで事実を下敷きにした物語としても真実味が増す(どれぐらい史実に近いのかは調べてみないと判定できないけれども)。主役の表情を押し殺した演技もよい(仲間が亡くなった時ですら取り乱して叫んだりしない)。最後に二人が一言も会話せず終わるところもよい。山ほど語ることはあったろうに。……一つだけちょっとだけ気になったのは、火災の場面。最後爆発があるとき外からのカメラに変わって少し煙が出てくるという演出はアニメなどで余りにもよくみかけるため(タイム〇〇〇とか)ちょっと気になった。船内で爆発して終わった方がよかった(と思うが、アメリカ人がタイム〇〇〇知ってるわけではなし……)。[インターネット(吹替)] 8点(2022-09-10 03:09:44)《改行有》
2. ムーンフォール
「無重力」と同じような話かなと思ったが、あれよりも緊張感がなく明らかにつまらなかった。評価できるのは余計なラブシーンなどが一切なかったこと(最近の風潮かな?)。それとやはり「白人と黒人が同等、アジア系は女性がつまみのように使用される」という感じで、これも最近の風潮だろう。[インターネット(字幕)] 5点(2022-08-08 07:06:57)
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