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1. イップ・マン 序章
ドニー・イェン然り、演じるところの葉問然り、カンフーもあまりに自分好みなので、歴史が絡まないお気楽ムービーで存分に楽しみたい、それだけです。[地上波(吹替)] 5点(2017-04-10 22:43:13)
2. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 パニックが好きというわけで無し、恐竜オタクでも無し、の自分が観るのが間違いかもしれないけど、第1作が何度見ても楽しいので見たわけです。CGのすごさは分かりません。一番気になるのは、登場人物に好きな人がいなかったこと。感情移入できないのは、ストーリーのせいか脚本のせいか。①主人公って力が強くて頭が良くて機転がきいて色気もある。ウズウズするぐらい萌えカッコ良くないと。甥の年齢をアバウトでしか知らなかった叔母に、知らないのか、というシーン。行方不明なんだから優先順位考えて!恐竜同士戦わせるの、反対ではなかったのですか?まだ事態がパニクッているのにもうキスですか。(ここが一番あり得なかった)あんなに大きな恐竜にライフル一丁で?②兄弟の兄の方、不機嫌顔で女の子気にして、のくだりが長すぎて。③兄弟の母親、あんなに心配性なのに、かつて大きな事故があったパークに子どもたちを?④主人公の二人、たいした接点ないのに恐竜射ち殺した(?)ら、急ににメラメラと?⑤来場客の避難はどうなっている?
パニックが起こらなければ映画にならないのだから突っ込みどころがあっていいのですが、なんか第1作の完成度と違いすぎる。
「午後のロードショー」の巨大蛸だかイカだか、そんな感じでした。[映画館(字幕)] 4点(2015-09-02 20:44:59)《改行有》
3. 曹操暗殺 三国志外伝
《ネタバレ》 玉木宏さんが出ているということだけで見に行きました。三国志も中国映画も初体験の私はお呼びでない、といったところです。暗い!色がないです!
ディズニー映画を見て、生きる事や和解することの喜びに涙した直後でしたので、特にそう感じたのでしょう。何のために生きているのか。権力、謀反、処刑、暗殺。怖い、惨い、狡い、暗い。全編その流れです。
玉木さんの声は吹き替えの様でした。本人とは似ても似つかぬ高音で違和感充分でしたが、宦官は声が高くなるというなら、自分の声で自分の中国語でそこは頑張ってもらいたいところです。宦官となっても性欲はあるようで曹操の女と逢引します。何のための去勢でしょうか。最後、穆順(玉木宏)は愛する女(霊雎)の手によってグサッと刺されて息絶えます。なぜ見違えたか。穆順が曹操の上着を羽織っていたから。そこのところ意味が良くわかりません。愛する男の亡骸とともに馬で疾走する霊雎、どこまでも広い中国の大地ですが、がけっぷちのところで行き止まり、後から追いかけてきた曹操の目の前で崖下へ死のダイブです。曹操は霊雎の行く先が分かっていたのですね。どうもそのあたりが不自然で、重く暗い歴史ものを安っぽくさせているように思えてなりません。
エンドロールでは、映像+音楽が、次に音楽のみとなり、最後音楽もなくなって、ただた
だスタッフ一覧が流れていく。映画そのものの暗さの最後のとどめといった感じで、
あっぱれ!という気持ちになりました。
玉木さんがこの映画に出たいきさつを知りたいものです。三国志ファンなら観かたも変わるのでしょうか。[映画館(字幕)] 4点(2014-05-05 08:57:48)《改行有》
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