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1. さらば、わが愛/覇王別姫
《ネタバレ》 内容の割に、3時間弱の上映時間は長すぎると思いました。ストーリーが駆け足で進んでいき、分かりにくいところが多々あると思います。さらに、内容を理解するには中国の古典などの知識が多少必要で、敷居が高いと感じてしまいました。話の展開自体は平凡ですが、京劇の華やかさと、当時の中国の厳しい情勢を垣間見ることができる作品ではあるので、そこは評価できると思います。[DVD(吹替)] 5点(2014-10-14 01:18:31)
2. 鬼が来た!
《ネタバレ》 この映画のテーマは「ヤケクソ」なんじゃないかと思いました。最初の香川照之の態度、玉音放送後の日本軍による虐殺、最後の主人公の行動…。こんなのを見ても、気持ちの良いものではありません。そして、首を傾げたくなるような演出も多々あったと思います。画面をモノクロにする意味も分からなかったし、基本的にシリアスな話なのに変なタイミングで笑いの場面(罵る言葉を正月の挨拶に翻訳する場面は上手いと思いましたが)を挿入しているのもおかしい。視点も反日で一貫されていれば割り切って見られるのに、最後の主人公に対しては妙な正論が振りかざされて、変な気分になりました。何とも中途半端で残念な作品です。[DVD(字幕)] 3点(2014-10-14 01:01:23)
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