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プロフィール |
コメント数 |
107 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
点数は推奨されているものとは違う評価基準です。ごめんなさい。
10点 神 (10本だけ) 9点 傑作中の傑作 8点 傑作 7点 相当優秀な佳作 6点 佳作若しくは光るものを感じる 5点 普通の映画 好みが分かれる映画で自分の好みでない 正直あまり面白いとはいえないが昔の名作だったら ジャンル映画でそれなりにきちんと出来ている 4点 退屈 3点 不愉快 2点 頭がいたくなる 1点 何がなんだかわからない
ええ、大体映画の半分が5点です。なので5点の上位と下位は 8点と6点よりも差があります。 |
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1. トランセンデンス(2014)
未知なるモノへの畏れ、革新への拒絶反応、命の価値とは、
みたいな大ネタを盛り込んだ作品ゆえにそれらの見せ方がさらっとし過ぎたのかもしれません。
しかし、邦画によくあるような、同じテーマを繰り返し叫ばせる類の映画よりも、
きっぱりしていて自分としては好みの作品です。
高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない。
まさしく、映像表現ではこれが科学なのか無限の魔法なのか、
見分けがつかず、何でもできちゃう化け物にしか見えない。
ただ何でも出来ちゃう化け物に見えるからこそ劇中で彼を畏れる人々が抹殺に動くわけでして、
それをもって人の愚かさ映画のご都合主義というのは些か早計ではないかと思います。
SFの醍醐味でもある映像表現がすでに古臭いものになってしまっていたのも
この映画にとっては逆風だったでしょう。
全体的に不運なタイミングで作られた可愛そうな映画です。[インターネット(字幕)] 6点(2015-12-16 12:00:25)《改行有》
2. カンフーハッスル
お見事でした。カンフー映画と最新映像技術は根本的に相容れないもの
と思っておりましたが、とうとうここまでの親和性をもたせるところまで来てました。
ずっとこのテーマに挑んで来られた結果がやっと身を結んだという事でしょうか。
お得意のコメディ路線は一時期の下品さがなりを潜めて、
古典的でありながら表現力の高さから良い温度で提供され、
確かな技術に裏打ちされたアクションは格調高くすらある画面構成で描ききられる。
アニメ的な演出をここまで堂々と取り入れなお使いこなす。
意欲作で冒険作でありながらきっちりとまとめきられている。
(後半やや荒いのは香港系の映画の流れへのオマージュとして)
極意というか極致というか、
まさしく達人チャウ・シンチー。[DVD(吹替)] 8点(2015-12-15 14:54:06)《改行有》
3. ジュラシック・ワールド
新しさを求める大衆とそれに応えるために~と考えていくとテーマパークとこの映画自体がリンクする所は面白い。
しかしこの映画に構造や背景を求めるの事は無粋ってもんでしょう。
要はどれだけサービス精神があるか、そして巧くそれを発揮できているか、
そんな視点では目新しさはないもののファンを喜ばせようという工夫
といくかギミックに満ちた作品だったと思う。
もう少し抑制を外してもっと直球でもよかったかな。
ワクワクしたし、楽しめた。ラストだけ夜ではなく昼の決闘だとよかったかな。
しかし、田舎ではなんと吹き替え2Dのみの上映。
だったらせめて俳優ではなく声優にして欲しい。[映画館(字幕)] 6点(2015-11-05 15:14:15)《改行有》
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