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1. 活きる
《ネタバレ》 資産家のお坊ちゃんは博打漬けで貧民層に叩き落される。特技の歌で人形劇団を組みどさ周り。劇は時には活路を開くのに役立つこともあるが庶民を襲った時代の波に翻弄される。
共産党を過剰に持ち上げるシーンを多用しそれが逆に批判を示す構成となっているところが興味深い。一家を襲う悲劇の数々はいたたまれないものがあるが大きな時代のうねりなので抗いようがないわけで、もうかき分けかき分けどうにかこうにか生き延びるしか手がない。大変だったろうなーとは思うが映画として見せられても一家の変遷を借りる形でただ時代をなぞっているだけでちょっと面白味は感じづらい。見ようによっては思った通りのストーリー。大きな振幅がない。醸し出す雰囲気が良かっただけにもったいない作品である。
今週の気づいた事:オープニングの博打のシーンだけが光っている。[DVD(吹替)] 5点(2023-11-03 13:23:31)《改行有》
2. 妻への家路
《ネタバレ》 文化大革命で妻と娘から引き離された夫が超久しぶりに家に帰ったら妻は記憶喪失になっていた。
基本的に1イッシューの映画だからごたごたした忙しさを感じずにじっくり堪能できたのはよかった。まあその分退屈さもあった訳だが仕方がない。
夫婦愛というより親子愛に打たれた。
ずっと権力を保ち続ける共産党の恐ろしさを感じた。
夫婦は遅かれ早かれどっちかが記憶喪失みたいになるんだよなーとなんか変な感想を持った。
今週の気づいた事:漢字が難しすぎ。私にも書けない。[DVD(吹替)] 5点(2023-10-31 14:35:05)《改行有》
3. 21ブリッジ
《ネタバレ》 パターン通り。警察+麻薬にありがちな素直なストーリー。思った通り。全部見通せる。深みがない。[インターネット(吹替)] 3点(2023-04-28 18:28:06)
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