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プロフィール
コメント数 3881
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  妻よ薔薇のやうに 「いい映画ね、よくわかんないけど。」という映画。→「おまえはこういう方面はだめなのね」(笑)。 カットとカットの繋がりが、直線的なスムーズな繋がりではなく、斜めに斜めに入ってくるような・・・なんだこりゃ一種のキュビズムか?と言いたくなっちゃう、静的な中のミョーな躍動感。主人公を通して奏される、前半の「母」の主題と、後半の「父」の主題の対比、そしてそのふたつが無理矢理重ねられる二重フーガの末に、まるで解決しないことによって解決したようなラストが、心に残ります。さて勝負は判定に持ち込まれた。勝敗の行方はいかに!?[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-19 23:01:54)

2.  ツングースカ・バタフライ ―サキとマリの物語― 主演の亜紗美さんが「企画立案」でもクレジットされてて、引退作の企画に自ら関わった、ということになるのでしょうか。 SFか何かを思わせるようなカタカナ書きの難しげなタイトルですが、あくまで日常の中に繰り広げられる物語。いや、日常の狭間、と言うべきか。前科のある孤独な女性と、万引き少女が出会って・・・というオハナシ。ちょっとした仕草などで二人の関係の深まりを描いていくのが、いい感じ。 しかしあくまでアクション映画。危ない連中の危ない金に手を出してしまったせいで、窮地に陥る二人。 格闘アクションがすばらしい。いかにもカラテです、とか、カンフーです、とかいうのとはまた違った、流れるようなな動きながらもゴツゴツした、骨太のアクションで、なかなかの見応え。 カッコいい。[インターネット(邦画)] 7点(2022-07-26 22:55:09)《改行有》

3.  椿三十郎(1962) 『用心棒』と同じ映画をもう一本は作れない、ということなのかも知れませんが・・・「桑畑」の方が何を考えているのやら、愉快犯めいたところがあったのに比べ、「椿」はどうもやたらと何でもしゃべりたがる。そりゃま、持ち前の不愛想なそぶりは相変わらずだし、また今回も何らの見返りを求めてはいないのだけれど、これだけペラペラしゃべってしまうと、あまりにも大っぴらな「照れ隠し」で、およそ隠せるものも隠せない。というより、恩着せがましくすら見えてしまう。 とかいうことは、もうこの映画ではどうでもいいことなのかも知れませぬ。学級会のような9人の侍。およそ個性らしいものがなくって、2,3人で充分、いやそれこそ1人だって物語は成立するかのも知れないけれど、あえて9人も並べてみせる。一挙手一投足が9倍に誇張され、すっとぼけた味わいも9倍。確かにこれじゃ隠密行動も隠密に見えず、可笑しくもあれば、ハラハラさせられもします。そしてその対照として、三船敏郎の颯爽とした姿もまたひと際輝くというもの。 冒頭、迫りくる追手と、その中に飛び込んでいく主人公、このシーンからして、もうカッコよくてカッコよくて。 気迫みなぎる殺陣と、なんとも可笑しいのんびりしたユーモア。前作はやたら殺伐としておりましたが、ここではまた一味違う魅力を味わうことができます。[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-05-20 16:23:11)《改行有》

4.  鶴八鶴次郎(1938) 観てる間は「!」と思っていたのにラストで「?」となってその落差にアゼンとなる映画、ってのもたまにありますが、コレもそのひとつ。主人公は芸の道に生きる男女2人。今で言えばさしずめ、鳳敬助・京唄子みたいなものか。古いっての。そんな2人は仲良くケンカの毎日、この様子が、いかにも洒脱、コメディタッチと言ってもいいような軽やかさで描かれます。が、後半にいたって様子は一変、孤独な鶴次郎。空を流れる雲に孤独感は深まり、彼のポスターは子供らにビリビリ破かれて折り紙の舟にされ、川を流されていく、この哀れ。いや、コレはコレでちょっと風流かもね(笑)。というわけで、前半のユーモアと後半の寂寥感の対比に、ふむふむ、と見入っておりましたら、ラストの鶴次郎のセリフが・・・突然映画が親切になって頼んでもいない種明かしをしてくれたかのような、はたまた豪華料理のデザートにバナナが一本出てきたかのような、この見通し良すぎる終わり方。まさかこれは単なる負け惜しみのセリフ?・・・っぽくもないしなあ。でも本気で言ってるのなら、ちょっと歯が浮きますぜ。ダメな男を描いていたはずが、一発逆転、男の優しさが炸裂するハードボイルド映画になってしまいました、ポテチン。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-12 22:40:31)

5.  冷たい熱帯魚 劇中しきりに日時が提示されるのが、「実話を元にしてます」というドキュメンタリっぽさを出そうとしたのかと最初は思われたのだけど、どうやらそうではなくって(いやもしかしたらそれもあるのかも知れないけれど)、むしろ、(プラネタリウムのシーンとの対比として)この地球なり宇宙なりの歴史に比べりゃ、この凄惨な事件も、一瞬の出来事に過ぎないし、でんでん演じる大言壮語(有言実行?)の規格外オヤジもちっぽけな存在に過ぎない、ましてや究極の小市民のようなこの主人公なんて・・・ということを表しているように思えてきました。まあ、人間、行き詰った時には、ふと宇宙の大きさを考えたりするもんですし。 かつて、愛犬家ばかり(でも無いだろうけど)が次々に失踪する奇怪な事件が、さらに奇怪な事には連続して発生し、大きな騒ぎとなったものでした。本作は埼玉の事件の方を元にしたらしい。 当時、逮捕前の被疑者がマスコミに登場していたこともあり、犯人・村田の役は難しいものがあっただろう、と思います。ひたすら異常一辺倒ならともかく、時には磊落に、また必要があれば卑屈にもなって見せる、というさまざまな表情の持ち主。実際、熱演だと思います。ただ、「熱演」だけでは、ちょっと足りない部分もあるように思えて。村田が主人公の前で突然本性をむき出しにする場面など、いくつかのターニングポイントがあったはず、そしてそれを「熱演」によって演じ分けようとしたはず、だけど、映画の雰囲気まではうまく切り替わらない。刺激的な場面がいくら挿入されても、いまいちピリッとした刺激にならない(浴室の中での死体の解体シーンそのものよりも、外にいる主人公に浴室内から声を掛けられる事の恐怖を描いた点、これは印象的でしたが)。で、作品の流れがやや平板に感じられてしまう。そんな中で「オッ」と思ったシーンは、ラスト近くで、陽光を背に浴室に立つ黒沢あすかの姿、これはさすがに映画の印象を一変させるものでしたが・・・このシーンから先の展開、もう、ムチャクチャだしなあ。[DVD(邦画)] 6点(2016-10-24 13:36:22)《改行有》

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