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プロフィール
コメント数 3885
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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21.  トラック野郎 男一匹桃次郎 例によってやたらと充実しているチョイ役オールスターズ。歌丸さん&小圓遊さんの笑点迷コンビの登場なんて、もうUMAでも目撃してしまったかのような衝撃です。それにしても、歌丸さん、そこまでやりますか、いやはや。本作、下ネタも充実してます。 それより本当にカラダ張ってるのが、ライバル役の若山富三郎さん。まあ、貫録あり過ぎて実年齢よりも上に見えるもんで、何だかご老体に鞭打っているように見えてしまうのですが、桃次郎との乱闘シーン、飛んで跳ねてぶつかって、いやホントそこまでやるかと大暴れ。そういや『がんばれ!ベアーズ 大旋風』に出てたのも大体この頃でしたっけ。 物語は例によってバカバカしくエピソードを散らかし、それがバカバカしくも奇跡のような収束を見せ、バカバカしい感動を呼び覚ます。桃次郎とマドンナの関係、桃次郎とライバル「子連れ狼」との関係、ジョナサンの浮気、各エピソードが有無を言わせぬ強引さで互いに絡み合っていきます。 それにしてもマドンナの雅子さん。クライマックスでいかにも恋人と別れる決意をしていたように見せかけて、実はちゃんとパスポートを準備してたってことですね。ああ怖い怖い。[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-09-05 23:54:03)《改行有》

22.  トラック野郎 熱風5000キロ まずこの「熱風5000キロ」というのがわからなくて、劇中で5000kmも走っちゃいないだろうから、きっと「キロ」とは「キログラム」のことだろう、しかし5tトラックという訳でもなさそうだから、この5000kgってのは何だろう、春川ますみ母ちゃんの体重だろうか。 ってなことはどうもよくって、本作、マドンナ役が小野みゆきでいわゆる男勝りのキャラ、桃次郎もいくらか惚れたりはすれど深入りせず、どさくさまぎれに唇奪ったりしてもアッケラカンと健康的。むしろ彼女との酒飲み対決が見どころですが、この対決シーンが描かれ方がしつこい。しつこいと言えば、橋の上での地井武男とのにらみ合いもしつこくって、こういった「しつこい対決」が、見どころ、面白さになっています。離れ離れの母と子が互いに駆け寄っていく場面なんかも、この「しつこい対決」の延長戦にあるものでしょう。 まあ、物語の現実味という点では当然ながらムチャクチャな点もありますが、それもご愛敬。エピソードの繋がりと要所要所の盛り上げという意味では、ポイントを外さないのだから。ただしこのオハナシ、復讐譚の落としどころとしてはどうなんでしょう。確かにこれはこれでひとつのケリなんだけど・・・少し寂しいものも感じたり。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-11-15 09:34:08)《改行有》

23.  トラック野郎 望郷一番星 中学生(男子に限る)の情操教育と性教育にピッタリのスバラシイ作品です(ウンコネタはちょっと困りますが)。この暑苦しいまでに漲るバイタリティ。むせ返りそうです、げほげほ。ときに宙を舞い、ときに切れかけのつり橋をわたり、決して止まることのない一番星号。 冒頭の、元祖・一発屋(?)こと松鶴家千とせ師匠の登場を皮切りに、さまざまな芸人さんが登場するのも楽しいですが、「トラック仲間のひとり“宮城県”の事故死⇒ジョナサンの“母ちゃん”達も同乗してたのでは⇒事前に下車していて無事でした⇒ああよかった」だけで終わってしまうと“宮城県”の立場が無くなるところ、ここでは、都はるみが登場。追悼を兼ねてエピソードを派手やかに締めくくってくれます。しかし、これら数々のチョイ役スターの中でも、明らかに飛び抜けて光っているのは、やはりハイセイコーご本人(ご本「馬」?)の出演ですよね。とは言っても、間違いなくハイセイコーなのかどうか、私には見分けが付きませんが(それを言うと、都はるみも、あんなにブサイクだったっけ、本当に本人なのか?)。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-09-08 23:05:04)《改行有》

24.  時をかける少女(1983) 《ネタバレ》 昨日の夜中、突然目が覚めてしまい、どうにも寝付かれなくなったもんだから、こっそり起き出し、TV放送を録画したモノを物色するうち、「ああ年末年始休暇も終わっちゃうよ、時間戻らないかねえ」という気持ちと一致したのか、目にとまったのが本作。夜中暗がりで一人観ていると、あの人形が動くシーンが結構怖かったりする(笑)。それにしても原田知世。当時は周りにも結構、ファンがいたりしたのよね。本作のワンシーンの弓矢を構える姿を、体育祭の応援タテ看板にしてたクラスもあったっけ。今の視線でみりゃあ、キツイものは当然、ある。未来人とやら、あんたエライよ、はるか未来から来ていながら、このダサさに見事に馴染んでるもんね。それにしてもこのなんともいえない懐かしい雰囲気。広島に一時住んでたときには何度も足を運んだ尾道の風景がよい。尾道といえば何かと『東京物語』が引き合いに出されるが、オノミチ指数の高さはもちろん大林作品の方がはるかに上。そしてまたこの、“80年代前半”という、私が中学生だったころの空気。周囲の(一部)の知世ファンも含め、当時のこと、色々と思い出されちゃったりする。ああ、半端な特撮さえ無ければなあ、と思いつつ、これもまた無ければ無いで寂しいよ、きっと(笑)。さて見終わって寝室に戻り、すさまじい寝相で寝入っている子供をエイヤッと布団に引き戻し、隣に私も寝転がる。ついこの間まで一人気ままにプラプラしていたように思える私にも、気づけばこうして子供がいたりするのだなあ、と。ああ、時の流れよ。[地上波(邦画)] 7点(2008-01-06 16:39:56)(良:5票)

25.  突入せよ!「あさま山荘」事件 この映画のジャンルは、パニック映画だ!と言いたい気分。「突入するまで」の部分は実際の事件のテレビ中継などでお馴染みですが、本作での見どころは、何と言っても、突入した後の屋内での連合赤軍との攻防戦!なかなか怖い。見ごたえあります。しかしやはり他の部分ではスケールの小ささが気になっちゃう。「実際の事件の時の映像観てると警官隊たくさんいるように見えたけど、ホントはこの映画みたいな雰囲気だったのかな?」などと思えてきちゃったんだけど、いやいや、やっぱり「実際の映像」の方が正しいらしい(笑)。とりあえず大勢の警官隊のエキストラを背景に並べ続けるだけでももっと緊迫感が出たのではないかな、と。いっそ私も呼んでくれればよかったのにっ(笑)。ところで佐々氏役の役所広司は実にいい感じでしたね。本人と顔は似てないんだけど、何となく、佐々氏は若い頃きっとこんな感じだったのだろう、と(根拠も無く)思っちゃう。7点(2004-05-09 00:53:17)

26.  東京オリンピック 記録映画を作ってもらったハズなのに、出来上がったのは技巧が凝らされた妙な映画、関係者の怒りを買うも、海外でその芸術性が認められ、国内でもその真価が見直された・・・こんなとこですかね、この映画について一般に言われてることって。ハテ、どうなんでしょう、確かにこの空前のイベント、二度と訪れぬ瞬間をカメラで捉え切り、「芸術」映画として再構成した驚くべき手腕、それはよくわかるのですが。ただ技巧のあまり、当時の熱気が伝わりにくい、いや正確に言うと、「当時の熱気とは、私がこの映画から受ける熱気程度のモノではなかったに違いない、のに」という気持ちが拭えないのです。特定の選手をクローズアップするのも、「この選手に思い入れがありゃ興奮するかもしれないけど、知らないんだよなー」と戸惑いが。結局、実際のイベントを素材にしながら絢爛たる映像美の映画を作り上げよう、という意図は見事に達成されているも、逆にその制約のせいで興奮を削がれちゃったからな、という気が。ところで私には別の希望が。そう、プロレスを素材にこんな映画作ってみて欲しいな~(今年のG1は傑作を生み出す絶好のチャンスだったのに・・・?)。7点(2003-11-30 10:14:10)

27.  翔んだカップル オリジナル版 薬師丸ひろ子と石原真理子がモグラたたきを延々とやる長回しの場面、長回しし過ぎて(?)だんだん奇妙な空気が流れ始めるシーンなのですが、一方で、彼らの背景には大勢の高校生たちが群れ集っていて、こんな長回しの背景で一体彼らは何をやり続けているんだろう、撮影にあたってどういう指示を受けているんだろう、なんてことが気になってきちゃったりして。 俳優の演技なのかそれとも素なのか、演出なのかそれともたまたま撮れてしまったのか、つかみどころがないのが作品の特徴でもあるのでしょうが・・・ちょっと長い、ですかね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-07-23 18:26:22)《改行有》

28.  トラック野郎 度胸一番星 本作における桃次郎とマドンナの関係、一種の変化球なんでしょうけど、正直、暴投気味ですね。なるほど、この出会いに対してこの別れか、とは思うけど、やっぱり無理やり感が。サブストーリーとしてジョナサンが重要な役割となっていますが、これも何だか無理やりというか、キンキンが熱演すればするほど、セリフがキンキン声になって聞き取りにくかったり。 むしろ、物語だけ見ると結構暗い話の寄せ集めなのに、荒唐無稽なバカバカしさを連発して、暗いのやら明るいのやらさっぱりわからないこのデタラメさ。何せ恐るべきバイタリティですな。[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-06-15 22:30:42)《改行有》

29.  ドラえもん のび太と銀河超特急 銀河超特急。外見は普通の列車だけど、内部は圧縮空間になっていて実に広々としている、のだそうな。なーんか、日本人が嬉しくなっちゃう発想ですよね。そもそも「大きい家に住みたいな」なんてことは考えない、こんな狭い土地に大きい家が建つ訳ない。「外からみたら小さくても、中は広かったらいいな」。そうそう。ホントそう思うよね・・・。で、内容はと言うと、うーん、何だよコレ。『ウェストワールド』風テーマパークネタで、西部劇に、忍者に、恐竜に、と何でもアリアリ。これはもう、どっちかというと『ドラえもん のび太とエリミネーター』ってな感じ。出てこい、マンドロイド。音楽はメンデルスゾーンの『真夏の夜の夢』を使用し、と言うか、この音楽を流すためにシチュエーションをでっちあげてる面もあり(そりゃまあ、無理してでもどっかで結婚行進曲を流さなきゃ、ねえ)。という訳で、なかなか盛り沢山の作品でした。[DVD(邦画)] 6点(2011-08-30 21:59:40)

30.  どですかでん コレはどうも、面白いか面白くないかというより、何か悪い夢見てるみたいですね。この世のものとは思えん。はは、は。武満徹の音楽、メインテーマは耳にする機会も多い馴染みやすい曲ですが、途中は一転、タケミツというよりは、ウェーベルンかモートン・フェルドマンか、と言った感じの、不気味な呟くような音楽。こういうのはホントに黒澤監督の好みに合ったのかしらん。ちゅうわけで、部分部分、印象に残るものは確かにあるのですが、全体を通すと、どうもとりとめがなくて、素直にこの世界に入り込めませんでした。6点(2003-10-12 23:50:53)

31.  トリガール! 鳥人間コンテストの放送に合わせて、番宣的に深夜にテレビ放送されてたんですけれども。 これじゃ、鳥人間コンテストの映画じゃなくって、自転車の映画じゃないですか。 そう思って観ると、それなりに魅力があるのですが、それにしたって、非日常の中の非日常とでもいうべき「空を飛ぶ」という事に、こんなに無頓着でいいんですかね。飛行機製作班はオタクみたいな連中ばかりだから、ほっといても優秀な機体を勝手に作るだろう、みたいな投げやりな描き方が、非常にもったいない。 主人公はアンポンタンなので、別に「飛行機を作る情熱」というものに無関心でもいいのかも知れないけれど、せっかく、主人公の友人にカメラを持たせているのだから、彼女には「観る」ことに徹してもらって、彼女の目を通して「飛行機を作る情熱」を描く手もあったのでは・・・とか。 いや、情熱を描かないまでも、飛行機自体が持つメカニックな面白さが描かれていれば。 というワケで、鳥人間ではなく自転車の映画になっちゃったのですが、それでも、本番フライトのシーンでは、芝浦工大の二人乗り人力飛行機というモデルをうまく利用して、二人を密室に閉じ込め、向き合うことなく怒鳴りながらの会話をさせる(しかもその会話がマイクを通じて皆に聞こえている)という、世にも秀逸なシチュエーションを提供してくれていて、ここだけは鳥人間ネタならではの面白さ、といった感があります。 で、鳥人間コンテストの本放送の方も観ちゃうのですが・・・見比べてしまうと、どうも、放送席に羽鳥さんしかいないってのは、さすがに寂しいですなあ。[地上波(邦画)] 5点(2018-09-04 21:10:00)《改行有》

32.  独眼竜政宗 政宗が暴れん坊将軍化しています。山道で忍者軍団の襲撃を受け、孤軍奮闘、大立回りを演じたり(暴れん坊将軍というより、宮本武蔵ですな)、忍者のひとりが放った矢が片目を直撃して失明しつつも戦い続けたり(失明というより、どうみても致命傷なんですけどね)、素晴らしく荒唐無稽な作品です。伝記映画と思わせておきながら、ね。終盤の山形勲が登場するあたりからの展開はもう、サイコーです(とはいえ、この場面が本作で唯一、史実に忠実なシーンだったりして)。という、ステキな映画なのですが、もうちょっと丁寧に撮られていたらなあ、とも思います。人物にカメラが寄る際に、必ずといっていいほどカメラがブレてしまうのはさすがにちょっと見苦しい。馬上の人物にあてる撮影用の光も何だかブレて安定してないみたいだし。合戦シーンも、できればもうちょっとガンバってくれれば……。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-12-30 05:59:39)

33.  ドレミファ娘の血は騒ぐ 大森一樹か誰かが、ポルノとアイドル映画が今の日本の監督を育てた、とか言ってました。要するに裸かアイドルさえ出しとけば後は何でもさせてもらえたから、だとか。本作も、好き放題やってますねえ。もうちょっとテンポが良ければいいのだけど、同じことウダウダいつまでやってるの、と思えて、私のようなセッカチさんが何度も観るのはちと辛い。ところで洞口依子が見る見る紅潮して行きますが、どうやって撮影したの?考えただけで私も赤面。5点(2003-08-14 11:55:48)

34.  東京喰種 トーキョーグール 異様に室内シーンが多くないですか? 屋外のシーンであっても大半は屋内シーンと大差ないような場面ばかりで。ある場面からある場面にかけては、当然、登場人物は何らかの移動手段でもって移動してるんだろうから、そういうシーンをもう少し積極的に取り込むだけでも、映画に動きが出るんじゃないのかなあ。 あまりに見映えがしない場面ばかり続くもんで少々イライラしてきたら、申し訳程度に夜の都会の空撮が挿入されて、ああ一応はそういう事もやるのね、と、ちょっと笑ってしまいました。 クライマックスも、街の片隅のどこだかでひっそりとバトルが繰り広げられるだけ。ここは無人の街なのか? まさか。 ホントにこんなスケール感の無い作りで、良かったんでしょうか。[インターネット(邦画)] 4点(2022-06-12 16:00:00)《改行有》

35.  動乱 大作気取りなのか、章立ての構成となってて、これが大して効果的でない。というより、エピソード羅列の言い訳みたいで、苦肉の策といった感じ。二・二六事件を描いた作品なのだけれど、クーデターを起こした将校のひとりである宮城大尉が、妻と知り合うところからオハナシが延々と続いて(この宮城大尉と言うヒト、実際の二・二六事件の将校の中に名前が見当たらないので、きっと架空の人物なんでしょう)、いやそれが丁寧な描写に裏打ちされた必然性のあるオハナシなら、延々と続いてもいいんだけど・・・やたら粘っこい演技のせいで時間かかってるだけなんだから、困っちゃう。そもそも最初の、部下の脱走のエピソードがピンと来なくて、宮城大尉演じる健さんはやたら寡黙なばかり、マジメである事以外、人物像がはっきりしない。この後、宮城大尉が左遷されるにあたって、部下たちが号泣するから、きっと部下には愛されてたんでしょう。とは思うけれども要するに、「高倉健だから、いい人なんだ」とか、「吉永小百合だから、売られていくのは可哀そうなんだ」とか、俳優のイメージに寄りかかり過ぎではないですかね。必要なのは、それを感じさせる描写、なのでは(単なる粘っこい演技ではなくて)。その後も、宮城大尉の人物像を深めるでもなく、時代背景を綿密に描くでもなく(サクサクと解説調に時代は進む)、思わせぶりに米倉斉加年の憲兵を絡めるも、まさに思わせぶりなだけ。事件の描写では日時をテロップで出してみちゃったりなんかして、ハイ、これで実録風、というお手軽さ。最後にはまた思い出したように、愁嘆場を粘っこい演技で見せていただいても、もう結構です。どうもこの作品、「理不尽さ」の中における「悲劇的な愛」という、オーソドックスなテーマを取り上げたはいいけど、テーマを選んだ時点で満足しちゃって、「理不尽さ」も「愛」も描き忘れちゃったんではないですかねえ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2012-06-03 08:33:54)

36.  ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 これはシュールだなあ……。行き当たりばったりな展開といい、ハチャメチャな絵ヅラといい、子供向けの娯楽作品とは思えん。悪い夢を見たそのまんまをアニメに焼き直したんじゃないか、とすら思える、ドラえもん異色作。ああ気持ち悪かった。[DVD(邦画)] 3点(2012-10-18 21:55:55)

37.  富江 replay さらに内容はグダグダ。困ったもんです。確かにガンバってる部分もあります。でも、あんまり思わせぶりに中途半端なことするくらいなら、もっとシンプルに怖さを追求した方がいいよ、絶対。2点(2004-04-10 01:06:02)

38.  富江 tomie 《ネタバレ》 「じゃあカンノちゃん、ゴキ手づかみしてもらおうか」「かんとくぅ、わたしできませ~ん」「何言ってるんだ!女優がそんな事でどうする、女優魂を見せてくれ」(本番)「・・・かんとく!できましたぁ!」「さすがカンノちゃん!それでこそ女優だよ!」 観ててもちいとも怖くないので、関係ない想像をしてしまいました(上記はフィクションです、多分)。2点(2004-04-10 00:52:09)

39.  TRICK トリック 劇場版 タイトルが『トリック』だから観るのである。なのに。この映画(映画と呼びたくもないが)のどこにトリックがあるんだよっ。大体、なーにが「トイレツマル」だよ。一体どれ程使い古されたネタを出してくるのか。その辺の子供向けの推理クイズの本に乗ってるネタである。恥ずかしくないのかね。他のネタも同レベル。「新しいトリックをひねり出してアッと言わせてやろう」などという意気込みは皆無、その辺に転がってる小ネタを拾って来て取り繕っただけ、ストーリーの骨格に至っては目も当てられないクダラナさ。ではせめて映画作品としての楽しさがあるのかというと、さらにお寒い限り。映像は凝ってるつもりかも知れんが、「凝った映像」とは、カメラワークのお遊びではナイ。ひとつの映画世界を「作る」という作業である。カメラアングルに収められた映画世界、その全てが人工的である必要は無いが、その全てに対し責任を負わねばならない。本作のどこに「創造」というものが感じられるだろうか。こんなお手軽な「思い付き」と「間に合わせ」によって作られたシロモノは、所詮、化学調味料で自慢げに味つけした闇鍋といったところだろう。というわけで、ミステリーの楽しさも映画の楽しさも無く、間違ってもコレが後世に残ることは無い。普通なら0点である。しかし。設定は確かに面白い、いや、「頑張れば面白くできる要素を持っている」、というべきか。テレビ版のファンは私の周りにも何人かいるし、期待を込めてギリギリの1点である。エラそうに言って本当に申し訳ないが、偽らざる気持ちである。1点(2004-03-14 17:19:53)(良:1票)

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