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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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21.  どろろ 《ネタバレ》 品揃えだけはたっぷりの、大して美味しくない和・洋・中・デザートごっちゃなバイキング料理みたいな映画でした。一応時代劇なハズですが、ベリーダンス出てきたり(髪形がモロに現代風)、香港映画風だったり、西部劇風だったり、CGバトル炸裂だったり、とにかくいろいろやりたくて、でもやったはいいけどまとまってない、って。まあ『タオの月』とか『さくや妖怪伝』とか『SHINOBI』とかいったインチキ時代劇と同じようなカラーの世界ではあります。半端にギャグ入れてみたり、唐突にそこだけ変形ワイプ入れたり、その場で思いついたような、映画の流れを無視するようなゴチャゴチャさ加減にはちょいと辟易。失速して後半ダレますしね。CGなんかモノによっては未だにモーションブラー入れてなくてパタパタ動いてたりしますし、途中のダイジェスト展開な妖怪退治シーンは下手すると『ウルトラファイト』並の映像を見せられたりもしますし。第一、あのダイジェストシーンでドラマが切れてしまうので、テンション下がっちゃうんですよね。それでもなんとなく楽しめてしまったのはどろろの存在かなぁ。柴咲コウ自身は役に合ってるとは思えない気がしてならなかったんですが、それでもどろろのドラマ部分に関しては楽しめたって感じ。加工し過ぎな画調やら、バラバラ好き勝手に見える脚本や演出やらを、コウちゃんが合わないなりに頑張って補ってました、みたいな、ちょっと同情点入れたいような映画でした。[映画館(邦画)] 5点(2007-01-27 17:49:07)

22.  ときめきに死す 物語らしい物語が展開しない部分での、冷たい、透き通った空気感はとてもいい感じなのですが、物語が動き始めると、途端にリアリティのないグズグズの画になってしまうのが残念な映画でした。標的となる男を捉えたショットで、背景のガラスに延々と撮影スタッフご一同様が写り込んでいる状態は、まさか気付かない訳はない、何らかの意図があっての事なのでしょうけれど、私には何故そうなっているのやら理解不能。人殺しを委ねられた男の、決行の時までの時間。その時間に織り込まれる要素に無駄なモノが多かった気がします。主人公の出自まで丁寧に説明する必要があるのでしょうか? あの、不思議な空気感だけでスッパリ構成しちゃって良かったんじゃないかなぁ。そして衝撃的な超鬱なラストシーン。もう少しデリカシーが欲しかったです。あんなに直接的に描かなくても、予感させるだけで十分、ではないのかなぁ。あのラストのせいで、二度と見たいとは思えないんですよね・・・。[映画館(字幕)] 5点(2005-04-23 20:21:00)

23.  友子の場合 《ネタバレ》 ともさかりえが演じる友子って、かわいいバカさ加減が原作漫画の野暮ったさを遥かに超越しててとっても好きなんですけど、この映画はちとハズしちゃってる、って感じでした。出だしは快調に飛ばしてて、こりゃ面白いわ!と思ったのも束の間、電車に乗り遅れて駅に取り残されてからの展開は、もどかしさのみを映画の動力としちゃってるために、見ているこちらはひたすらイライラ。せめてスレ違うにしても、ひたすら友子の爆走を見せてくれれば、まだ楽しめたんですけれどねぇ。しかもラストは物語を放り投げておしまい、ですし。放り投げた結末に向かってゆく物語って、なんでもアリなんで作る方はラクでしょうけれど、そこをスカッ!と気持ち良くまとめ上げるのがプロの仕事なんでないの? ハイビジョン撮りのフィルムプリントは、今のHD24Pに比べるとグダグダな見づらい画面ですし、まあ、フジテレビ製お手軽映画ではありました。ともさかりえの魅力に対しての5点ですわなぁ、こりゃ。[映画館(字幕)] 5点(2004-06-16 00:25:45)

24.  図書館戦争 THE LAST MISSION 《ネタバレ》  前作から何も進歩してないんで飽きちゃった。  相変わらずの戦争ごっこ映画。設定された状況を弄ぶばかりで先にちっとも進まない、何ら解決を見せないって点ではオタクアニメ的で元々の出自がそういうところなのでこうなっちゃうのか、と。酷く狭い世界で閉塞されてるんですよね。  図書館という限定された空間で繰り広げられる戦闘、そこに殆ど外部の反応が無い、外部の参加が無い状態というのはおかしいですよね。一般人はそんな闘争に興味が無い、表現が規制されてもそれを受け入れてしまう、でもそういう松坂桃李の抱く嘆きは実は作品自体にとって「そうでないと都合が悪いから」でしかないと思うんですよね。作品自体の姿勢がそうあって欲しいと願っちゃってる。だから物語は図書隊と良化隊との対立(と暗躍する未来企画)のみで完結していてラストまで社会との結びつきを描こうとしない、作品自体が(或いは送り手が)一般人に対しての希望を抱いちゃいないんです。展示会に集う受動的な人を描いた程度の、外側に希望の芽は存在しないと言わんばかりの描写では閉塞感しか与えられやしません。  結局「表現の自由を守る」という大義名分を掲げてはいても、実際はそういう設定の中で魅力的なキャラを配して戦争ごっこを楽しむ、一方でロマンスもしっかりありますよ、っていう程度のモノにしか思えないのですわ。  で、今回は戦闘中心の映画になっているのですが、単調な戦闘シーンが続いて(お互いの盾に向かって銃弾浴びせる画が延々と)、勿体付けたタメとスローモーションで間延びした感じ。その上、激しい状況で画調も統一しようというのか、女優さんがキレイに撮れておりません。もう少しヒロインをキレイに撮る努力ってのがあってもいいんじゃないかなぁ。闘争の中の美、みたいなのを目指したのだとすれば、なんかあんまり上手くいってませんんよ?と。  アナモフィックレンズの生むレンズフレアの効果に頼り過ぎな感もあって。  状況自体はちっとも動かない(トップの辞任はあったにしても)世界じゃ、幾らでもいつまでも話は作れちゃうわけで、これで上手くいけばまた続編作っちゃうぞ、みたいなのにダラダラ付き合うっていうのもあまり好ましい事じゃないですね・・・[映画館(邦画)] 4点(2015-10-19 22:46:31)(良:1票) 《改行有》

25.  豆富小僧 《ネタバレ》 全体的に薄味に作られてしまった映画。豆富小僧が様々なキャラクターと関わってゆく訳ですが、何しろただでさえリアクション薄めな豆富小僧(深キョンはあれはあれでいいと思います)、更にその関わり部分が薄い薄い。最も重要なのはヒロインの女の子とのふれあいから関係を築いてゆく部分だと思うのですが、大して関係を築けないままに物語がどんどんと展開していってしまうので、思い入れが湧きゃしません。地球規模の一大事にしても、自己犠牲クライマックスにしても、そこまでが全部薄い描写のみで進んできてしまっているために迫ってくるものがなく、心に残るものもなくあっという間に終わってしまうような映画。せめてキャラクターの描写に魂が込められていればいいのですが、これがまあPS2とかゲームキューブとかXBOXとかの前世代ゲーム機でリアルタイムレンダリングで描けるようなレベルの雑なキャラで。髪とか表情とか関節とか、もう少しどうにかならなかったか?みたいな状態で。ピクサーやドリームワークスみたいな物量投入大作CG映画は無理としても、この国にはこの国独自の表現の仕方があると思うのですが、どうもそこが上手くマーケットのニーズを読めてない感じで。そういうところは昔ながらの日本映画的な姿勢なんですよねぇ。[映画館(邦画)] 4点(2011-11-13 22:48:20)

26.  TRICK トリック 劇場版 《ネタバレ》 テレビシリーズは全く見てない状態で見たので、お馴染みのネタ、みたいなのは全然判らず。仲間由起恵のキャラは面白かったですけど、あの刑事なんかは、やっぱりシリーズ見てないと面白さが判らないんだろうなぁ、って感じ。物語はなんだか後半がダレダレな感じがしました。いつ終わるワケ?って感じで長い長い。一体どこがクライマックスよ、みたいな。結局、最後にはあの親子の悲劇をどうでもいい感じで放っぽらかしちゃう流れには疑問符たっぷり。仲間タンの舞台挨拶見たさに公開前日と当日合わせて9時間並んだ私でしたが(まるでバリバリのファン)、後に残ったのは激しい疎外感だったのでした。[映画館(字幕)] 4点(2003-12-14 14:52:06)

27.  トゥームレイダー 実写でララ・クロフトを再現、という点では合格ですが(いや、本来のララ・クロフトはあんなに肉感的じゃないですが)、映画は随分遅れて出てきた「インディ・ジョーンズ」の亜流、って感じで楽しめませんでした。元のゲームが「インディ」ノリなワケですから、まあ、そうなっちゃうのも判るんですが、この映画は、あんまり「インディ」にもゲームにも敬意を払ってない気がします。CGだけが今風で、あとは古臭いB級冒険映画の世界。ゲームのファンを納得させるショットの1つくらい入れてもバチは当たんないよ、って思いました。ララの後ろからステディカムで一緒になって遺跡を走るくらいのノリが欲しかったですね。[映画館(字幕)] 4点(2003-12-12 14:32:20)

28.  トイレの花子さん(1995) 《ネタバレ》 子供達の流行りネタを、あえてネガティブに描いてみせた、子供を楽しませると言うよりは子供に教訓を与えるような映画。実は1箇所を除いてはサイコホラーで、主軸はイジメという、暗い面ばかりで描かれる陰鬱な映画は、一体誰のために作ったの?という印象が否めない、楽しくない、気分が重くなるものなのでした。同時期に公開された「学校の怪談」が劇場を埋め尽した子供達を湧きに湧かせていたのとは好対照に、劇場は静まり返った空気に包まれていました。「学校の怪談」が子供の好奇心の視点で描かれていたのに対して、これは大人の視点から見下ろしてお説教しているような映画。だけど始めから作り手が子供に失望しちゃってるような語り口じゃダメなんじゃないかなぁ・・・。[映画館(字幕)] 4点(2003-11-24 15:51:30)

29.  DOG×POLICE 純白の絆 《ネタバレ》 映画を見続けた人を最後に裏切るような脚本を書いてはいけないと思うのですね。この映画で主人公はスタンドプレイを戒められ、チームでの協力こそが大切ですよ、っていうメッセージを描いてゆく訳なのですが、クライマックスに至って主人公は何も学ばなかったかのようにスタンドプレイに走り、更には主人公を戒める側に居た筈のヒロインまでもがスタンドプレイに走り、結果として二人でデンジャラスな状態に陥るという。ついでにチームもそのスタンドプレイを認識しながら全員爆発物のみに集中しちゃって二人を放置して(そもそもあの状況で何故放置してる?)事態を大きくしてるし。途中で脚本家が交代したとか訳判らなくなったとか、もう最後にそれまでのメッセージ全否定。人間みんなバカで犬だけがおりこうさんでした、ってそんなオチを付けてどうすんの。テレビドラマ的な、ありきたりな物語ながら(マヌケなシチュエーションもいっぱいながら)ダレる事もなくそれなりに見られる映画だと思っていたものが、最後でメチャクチャな事になってしまって唖然呆然。つーか市原くんってキャラいつも一緒だよね・・・。[映画館(邦画)] 3点(2012-05-08 20:45:58)

30.  ドラゴンボールZ 復活の「F」 《ネタバレ》  先週、今週と近場に2か所、立て続けにIMAXアリのシネコンができまして、早速オープン初日にチェック、という感じで。だけど両館ともIMAX上映作品が一緒で、そのうち『ワイルドスピード』は先週見ちゃってるので、仕方なく今週のチェックはこれまでほぼ自分の中に存在が無い『ドラゴンボール』で。記憶はペンギン村に行ったあたりまでで止まってますよ。  いやもう本当につまらなくて、一体何を楽しめばいいのか困ってしまいました。  なんとなくキャラくらいは知っているんですけれど、作品世界の独自ルールがエスカレートし過ぎちゃってて、そのルールにいきなり触れる人間としては呆れるしかないんですよね。  死人が簡単に生き返る世界で、瀕死状態から一発で回復できるアイテムがあって、自分の力だけで星を破壊しちゃえるくらいで、空飛べて、時間を戻して物事を無かった事にできて。強くなる事だけに全ての価値があるように感じられて、お気軽に描かれる「神」が俗物で。もはや血なんか通ってなくたってその知名度のみで存在は確立しちゃえるんですよ、というキャラ達。地球を大事にって言いつつ戦闘で自然環境を破壊しまくるヒーロー達。地球の一大事だけど描かれるのは悟空周辺ほんの数人のみ。  だから、誰が何をどうしようが、全てが絵空事で、どうとでもなるんですよね。どうにでもできちゃう世界ではドラマも成立しません。っていうか、そもそもドラマらしいドラマもなく、ひたすらどつきあいを繰り返すだけな映画ですが。  上映時間が短い上に、ストーリーもごく単純、なのにもったいつけたタメが映画のテンポを悪くしています。悟空がフリーザの前に到達するまでに一体どんだけ引っ張るのよ?みたいな。  作画はテレビアニメレベルで、3Dはなんのためにあるのか判らない程度の効果、もうIMAXである事の必然は皆無。  そう、これはもう誰もが知ってる『ドラゴンボール』の新作アニメ、知らない人間に対する配慮なんか一切してられません、って作品。そもそもこんな国民的アニメを知らないやつがいるのか? いたとしてわざわざ映画見にきたりするのか?って。ええ、ここにいるわけですが。  完全に独立した一本の映画としても面白い、そういう作り方は、まあ、できないんでしょうねぇ。その妥協点があまりに低すぎる感じで、古いアニメおたくとしては、そういうのを認めたくはないのでした。[映画館(邦画)] 1点(2015-04-22 22:12:37)《改行有》

31.  ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 《ネタバレ》  これまでアタシちゃんは山崎貴って人を幾らか評価してたわ。いえ、擁護してた、ってカンジかしら? オンチな映画を作る人だけど、まあ、いいところもあるじゃない?大目に見てあげてもいいんじゃない?って。昨日見たばかりの『アルキメデスの大戦』だってオンチなところはあるけれど良かったし。  だけどこの映画を見て、本っ当にっ、心の底からっ!大嫌いになったわ。見終ってからずーっとイライラムカムカし続けよ。  冒頭からしばし続くヘンな演出とダイジェストっぷりに「なんてオンチな映画なのかしら?」って思ったら、そこは夢だったので、ああ、そういうコト、って思ったらそこから先もずっとダイジェスト。延々オンチ(ブツ切れな展開で感情移入もへったくれもあったモンじゃなくて)な状態で、だけど『ドラクエV』をプレイした事がある人ならば色々と脳内補完できますよ、って作りで、だからそういう志の低い映画なりの楽しみ方はできたのね。ビアンカ(アスティ似)とフローラのクダリなんかね。  音楽なんかもブツ切れだし、『V』の曲だけじゃなくて『VI』や『III』『IV』の曲も使っちゃうし。ブツ切れ展開には曲が合ってない状況が多いし。『序曲』の使い方酷過ぎだし。  だけどそんなオンチな酷さっぷりもクライマックスの馬鹿馬鹿しさには霞むわ。  これは『ドラゴンクエストV』の映画化ではなくて、『ドラゴンクエスト』の映画でもなくて、スーパーファミコンソフト『ドラゴンクエストV』についてのメタ映画。  そんなモン、『世界一受けたい授業』でヘラヘラと自慢しながら見せときゃいいのよ!ってモノを本編で見せちゃうワケ。  ゲームって所詮は作り物だけどイイもんですよね~、ってそんな誰もが判りきったコトを本編で語るなっての、バカ! ちなみにこの映画はCGで作られてるんですけどね、映画なんて全部作りモノなんですけどね、でもイイもんですよね~、って「山崎貴、お前如きに『ドラクエ』とCGアニメと映画を破壊する権利なんてあるのか?馬鹿野郎!!」って怒りに燃えながら新ピカを後にするハメになったわ。  山崎貴はクズでゲスな大馬鹿野郎、これからはその大前提でこの人の映画を見なくちゃならなくなったわ・・・ 【追記】  ドラクエファンがこんなのドラクエじゃない!って感情的になってるレビュー、程度の話ではなくて(アタシ自身、実は『ドラクエV』はそんなに好きじゃない)、もっとずっと深刻な問題なので少し補足しとくわ。  クライマックスで突如、ここまで全部VRでした、ってのは夢オチの亜種、タブーよね。でも、問題は『ドラクエ』世界だけに留まってないの。  「今まで見てきたパパスの死やビアンカやフローラへの想いや冒険は、全部ニセモノですよ、作り物ですよ、だけど」っていう、その「だけど」の部分が全く上手く機能してない、上手く描けていないどころか、他の総ての創作までをも侵蝕して否定する状態になっちゃってる。  わざわざCGのコリジョン外してテクスチャ外して、ツルツルのポリゴン見せて、これが映像の真実でござい、ってモノを見せて、そこからそれでもこの世界は素晴らしい、ってモノまで復活させられてないの。キャラや作品世界を殺してしまったの。  それどころか世のゲーム、CGアニメーションは全部こういうモノなんですよ、って他作品まで全部(そう、ディズニーやピクサー、DWA、イルミネーションなんかね)巻き込んだ上で大失敗コイてるの。  それは映画やその他の映像作品総ての虚構性までをも内包しちゃってるワケね。つまり『ドラクエ』を軽視するだけじゃなく、ゲーム全体、CGアニメーション全体、映画というメディア全体、映像作品全体の虚構性を1つの作品の中で無責任に暴いた上で、その責任を取らないままで終わらせちゃってる。  もう山崎貴の稚気の成せる技、で済ませていいレベルじゃないのよね。  個人的には山崎貴=ROBOT=白組の積極的拒絶ってのをしてかないとダメだと思えてきたわ。 【追記2】  思ったんだけど、コレ『レゴ®ムービー』の出来損ないね。山崎貴にオリジナリティとか無いし。だけど愛のある無しの差は大きいわ。[映画館(邦画)] 0点(2019-08-02 17:36:31)(良:4票) 《改行有》

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