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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 ついに完結した。ドラマ版の大ファン。映画シリーズには多々不満はあったものの、人気ドラマから映画化スピンオフでお金も儲けるというシステムのパイオニアとなったのは偉大ではある。今作は、ネタ的にはさほど見るべきものは少ない。むしろ無理がある、またはトンデモファンタジーネタ構成でもあった。ただ映像的には夜間での適度な照明具合、見やすい映像は素晴らしいと思ったし、湾岸エリアや大都市東京の画は今までの日本映画とは一線を画すほど出来栄えだった気がする。まるでハリウッドのNY映像のようだった(褒め過ぎ)。オープニングの過去の名場面を切り取るニューシネマパラダイス風の映像にはファンとしてしびれた。このシリーズはいかりやさんが亡くなられた時点で終了だったなあ。ユースケは下っ端キャラなんで、ドラマ版以外は全く生きていない。批判はしたものの、この2時間はあっという間だった。面白いということなんだろう。 今後は織田裕二さんが青島俊作の呪縛から脱することができるか。心配ではある。[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-09 21:54:01) 2. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 《ネタバレ》 もう10年もたったし、志に対してとかの批判はよそうと思う。娯楽作としては十分面白いんじゃないかな。脱獄の大ネタとかセキュリティ高度すぎや政治とかのネタは面白かった。でも射殺とかファンタジーに過ぎる部分やスベリ気味の元作品ネタも多くて辟易するとこもあった。オマージュというか稲垣吾郎ちゃんや伊集院さんが出てる場面はおっ!と思った。元ネタでは好演だったし。嬉しかったね。ただ小泉今日子さんがねえ。元ネタキャストがあるんで仕方はないけど大事な役どころだから演技派女優だったらなあとの残念さは拭えない。全般的な感想は「スベる大捜査線」[地上波(邦画)] 6点(2012-10-29 15:41:37) 3. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! ドラマ背景とか人間関係はあらかじめ押さえてはいるんでお手軽に楽しめるけど、それでもどうにも映画としてクォリティ低いなあ。本シリーズは簡単にお金集められるフジテレビの財布だろうからどう使おうが制作側の自由なんだろうけど、ドラマ版のファンの気持ちはどうなるんだろ。コアファンは制作側に踊らされ続けなければならないのだろうか。「交渉人」とか相変わらずパクリ健在だし。この程度の出来なら、いっそ布川の回映画にした方が100倍感動できるだろうに。真矢のキャラちょっとかわいそうだよね。典型に乗りすぎて。演技もさえなかったし。でも、これで真矢がチャンスつかんで世に出たこと考えると、そのあたりはこの映画の最大の成果である。[地上波(邦画)] 4点(2010-07-18 22:46:28) 4. 踊る大捜査線 THE MOVIE ドラマ版の大ファン。熱狂的に。織田裕二も好き。「お金がない」とか「振り返れば」とか素晴らしいと思う。ドラマ版は至宝。しかし、この映画に関しては何回も見てるけど底が浅い映画だなあ。これは作品ではなく商品だと思ってる。レクターのパロディ、痛すぎて見てられない。でもまあ商品としてなら楽しめるんで点は与えたい。下手に予算があると、ダメになる典型。 ドラマ人気便乗してテレビ局が手っ取り早く金儲けするという一大ブームの先駆け。10年もたつとこの商法哀しい目でみてしまうなあ。[地上波(邦画)] 5点(2010-07-17 21:08:00) 5. おくりびと 賞総なめ、と言うのもだてじゃなかったです。抑えた演出も好印象だし、その中にユーモアも入れられて重い感じになりそうなテーマを誰もが受け容れ易くさせている配慮が効いている。山崎の演技もよかったし、本木さんの戸惑いや迷いを表現する表情もよかったです。ただやはり広末さんの舌足らずな発声は映画の格調の中で異物感を出してしまったことは残念に思いましたが、彼女なりに頑張ったとは思います。本木さんのチェロにのせて、葬儀場面が流れていく場面は厳かさの中にも美しさを感じました。自分の死生観をあらためて考えさせてもらう機会を与えてくれて、日本映画からこういった作品が出てきたことを嬉しく思いました。そして、世界がこの作品を受け入れてくれたことにも感激しました。 賞獲りものはとかく少し厳しい目で見てしまいがちなんですが、素直に10点としたいと思います。 と思ったけど、アカデミー受賞の興奮で点数逆に甘すぎたのが他の作品の自分の評価と相対的に比べると否定できない。8点に変更。[DVD(邦画)] 8点(2009-03-22 09:58:03)
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