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コメント数 304
性別 男性
自己紹介 つたない文章力で自分なりのレビューを心がけます。映画館で観た作品は自然と評価が高くなりがちです。

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ばかのハコ船 《ネタバレ》 夢はある。しかしそれに向かって、努力はしない。商才もない。人望もない。運もない。 冒頭と最後の実演販売に象徴されるように、変化もせず成長もする事はない。 あぜ道を歩く二人の姿のように、二人の人生はただただ平行線を辿る。むしろマンホールに落ち、強盗を示唆させるラストは下降線を描く人生を表す。 二人と対比されるように、着実に人生が上昇していくヴェロニカ。 夢を叶える舞台が都会ではなく田舎である点も心強く、たくましい。 田舎は夢に破れた者が帰って、安泰に暮らせるほど甘くはないし、そこでこそ叶えられる夢もある事を堂々と体現する。 若者の描写はジム・ジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」に近い感覚を感じた。[DVD(邦画)] 7点(2016-07-19 17:46:57)《改行有》

2.  ばしゃ馬さんとビッグマウス 《ネタバレ》 馬渕にとって松尾は未来の自分であり、天童は過去の自分である。そして、その逆もまた然りの鏡像関係。 だから馬渕は松尾に叱咤激励され、天童に厳しく当たる。みんな過去の自分が憎くもあり、愛おしくもあるから。 そして夢はバトンタッチされる。シナリオの取材という名の告白を通して、過去の自分に夢を託す。 松尾は馬渕を振り、馬渕は天童を振る。 夢を諦めた者は、夢を追う者に振り向く事はない。夢に振り向いてしまったら、夢を諦められなくなってしまうから。 だから馬渕は振り向かず歩く。それは、天童(過去の自分)に対しての決別でもある。 天童の未来は、また誰かに夢を託すのか自分自身で夢を叶えるのかは分からない。 ただ言える事は、夢をひたむきに真っ直ぐ追う者は眩しく美しい。そして痛々しく、残酷でもある。[DVD(邦画)] 6点(2016-07-06 02:12:01)(良:1票) 《改行有》

3.  バクマン。 《ネタバレ》 漫画の映画化、映画の中の漫画という二つの大きな壁。 前者は、漫画の場面、台詞、設定をそのまま映画で表現してもうまくはいかない。映画は映像の連続で、漫画は絵の連続であるから、根本的な作りが違う。 決め絵の連続や台詞の多用は、映画にとっては過剰になってしまう。その漫画の主題や大切な場面をいかに映像の中で表現するかが重要であると、個人的には思う。 自分が今作で非常に重要だと感じたのは、亜豆という人物。 彼女は真城が苦しむ場面で、必ず出てきて彼を導く。彼女の登場場面では、幻想的な空間が作られる。それは、ライティングの効果であったり、テレビを通した姿であったり、白いカーテンを隔てる事であったり、漫画の中の彼女であったり。彼女は一人の女性というだけではなく、抽象化された希望の象徴であるともとれる。 それらの表現はまさしく映画的であり、主人公達の目的=物語の目的、に大きな推進力を与える。 そこには、ただ漫画を忠実に映画化するだけではない、映像表現の魅力が間違いなくある。 そして今作において、圧巻なのは映画の中の漫画表現。 漫画を描く事を文字通りアクションでみせる。そこでは、音(BGM、ペンの音)が絶妙に絡み合いグルーヴを生みだす事で、今まで見た事がない映像体験が繰り広げられる。 他にも、緊迫感と笑いが同居する連載会議、漫画家だけでないチームとしての漫画制作、漫画愛に溢れるエンディングと見所は尽きない。 漫画、そして映画、どちらにも真摯に向き合う事で、どちらも見事に共存している稀有な作品であると思う。[DVD(邦画)] 7点(2016-06-11 03:17:25)《改行有》

4.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 ラストのバレエシーンは細かくカットを割りすぎだと思う。映像のツギハギでは、真の感動は伝わってこない。広末涼子も、あの状況でありえない行動をとるし、アリスとの対比だとしても、あの場面では単なるノイズにしかならない。 後のシーンは、時折目を引く映像はあるものの、それ以外は細かく考えてもしょうがないのかと思うくらい、雰囲気を楽しむことが、正解な映画だと思った。[DVD(邦画)] 3点(2016-06-03 18:22:01)《改行有》

5.  ハッシュ! 《ネタバレ》 人間が生きていく上で、逃れられないもの。生殖機能としての性、出自。それは自分では選ぶ事が出来ず、否応なしに与えられるもの。 自分で選んだものではないにも関わらず、それらを受け入れて生きていく事が当たり前とされていて、そこからはみ出そうとするものが非難され、マイノリティとされる社会。 そんな変えられない事実と必死に戦いながら、そして折り合いをつけようとしながら生きる3人。彼らを取り巻く社会は、何の悪意も悪気もなく“常識”、“普通”という残酷なまでの盲目的な正義を持って接してくる。 それでもそんな社会の中で生きていかなければならないし、自分も変わりながら順応していかなければならない。 スポイトを使って受精させるという一見滑稽で非現実的な発想こそが、社会に順応して生きていこうとする3人の、社会に対する命がけの小さなカウンターに思えた。[DVD(邦画)] 7点(2016-02-19 14:30:01)《改行有》

6.  拝啓天皇陛下様 《ネタバレ》 悲劇の中で喜劇を見せる。チャップリンの映画に通じるものを感じた。他人が見れば辛い状況でも間違いなく山田は人生を楽しんでいた。それは性格や環境のおかげともとれるが、結果が全て。人生において何が大切かを改めて教えてもらった。 また戦後の山田と棟本の姿から天皇陛下への手紙で締めくくるラストは戦争への流れは戦いが終わっても続くという事を端的かつ痛烈にあらわす見事なシーケンスだった。[DVD(邦画)] 7点(2014-03-01 02:27:51)《改行有》

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