みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 舟を編む 原作未読。国語辞書を必要としてる人がどれほどもいるか?現に社内でも厄介モノ扱い。でも、社会的に不可欠なもの。そのようなものに対して人生を捧げる。ものつくりの尊さを感じさせる作品。配役が素晴らしかった。主要キャスト全て。手堅い人選だった。特に松田龍平の表現は秀逸。映画としては尺がちょっと長い気がした。坦々と進むだけにね。映画でこれだけいいんだから、原作もさぞかし素晴らしいだろう。読みたくはなったけど、やっぱり長いのかな。 [地上波(邦画)] 7点(2014-09-23 18:20:54)《改行有》 2. プラチナデータ 《ネタバレ》 ハゲタケ龍馬伝の大友さんの作品。彼らしい青い絵作り、クールさは感じるのだけど見慣れてきたとも言える。内容はマイノリティレポートぽい感じだったなあ。SFぽい意匠は邦画としては大層頑張ってはいるがハリウッドと比べられると恥ずかしいくらいの差を感じざるを得ない。豊川と二宮が心通じる過程が唐突で困惑する。大オチの政治家官僚ネタは日本作品ではまたかの感じだし、二重人格はハリウッドではありふれているし。追跡場面はチープかつツッコミどころ満載だし。ハリウッドぽくしたかったのかなあ。二宮鈴木杏の力不足は残念ながら指摘せざるを得ない。[地上波(邦画)] 4点(2014-09-12 14:22:21) 3. 復活の日 スケールがでかい! 角川の元気のあった時の代表作と言ってよいだろう。現在制作されたら、ノアの方舟的な展開とか、ちっぽけな親子愛(エメリッヒゴメン)でお茶濁されそうだけど、この作品にはパンデミックの恐怖、大国や独裁者の暴走、核兵器の恐怖、ちゃんと描かれているし、政治や生の渇望、性に対しても逃げずに表現されている。前半少し冗長かつ無駄な描写もあったかもしれないけど、良い作品だと思う。木村大作の絵、テーマソングともに心にしみた。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-09-03 17:19:00) 4. ブタがいた教室 テーマ性は重い。答えが無いだけに。先生、ちょっと重過ぎる課題を子供に与えてしまったね。映画的にはそこそこよくできている。子供が感極まって泣きの絵が多かったのはこっちはちょっと入り込みにくくなってる。Pちゃんの可愛い絵は少し狙いすぎがでてあざとい。[地上波(邦画)] 6点(2011-06-18 22:07:29) 5. ブラインドネス 市民が伝染病パニックに陥って、それにより無政府状態が起こるというパニック映画。esを連想したけど、こちらの方がちょっと脚色が濃いか。さすがに一連の流れは極端に振りすぎたのでこれはさすがにありえねえだろでesほどの内面をえぐる恐怖感はない。あまりに多数の演者に盲目芝居が必要だったのでなかにはちょっと不自然さも見えないことはない。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2011-03-06 17:08:09) 6. フラガール 好印象。貧しさの中で夢求めて頑張る、古き良き懐かしい日本を描く誰もが感情移入しやすいストーリー。あざといとこもあるけど、フラガールたちの可憐さで十分にカバー。なにより蒼井優の演技は光る。古き良き懐かしい日本の少女をやらせたら天下一品。無双といってよいかも。彼女と徳永のからみをはじめ胸にこみあがるシーンが多々ある。蒼井が徳永に誘ってくれたことにお礼を言うシーンが大好き。[DVD(邦画)] 7点(2008-06-05 18:53:10) 7. ブラック・レイン 10年以上ぶりに鑑賞。しみじみいいなあと思った。松田の演技は輝く。鉄工所の赤黄ぽい映像は秀逸。スタッフ、キャストも豪華だし。音楽もいいなあと思ったらハンスジマー。アンディガルシアだったんだ。前は知らなかったな。それにしても若い!お別れのシーンの高倉健の表情が好き [地上波(吹替)] 8点(2008-04-22 19:20:34)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS