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21. 魔界転生(1981) 《ネタバレ》 うーん、私はそんなに楽しめませんでした。なんでだろ? 東映のアクション時代劇が元々そんなに好きじゃなかったり、女優の映画ではなかったり、物語の背景が色々と複雑な分、そんなに大スケールではない作品のワリに上映時間が長い印象がしたり、ってところでしょうかねぇ。私の中には「よっ!待ってました、千葉ちゃん!」ってノリもないですし。ちなみに従姉はラストの首が飛ぶところで劇場で大笑いしたそーです。周りの人達、さぞかし迷惑だっただろーなー。彼女の笑い方、いつも豪快だもん・・・。[映画館(字幕)] 5点(2004-01-07 13:15:09) 22. 麻雀放浪記 麻雀を、単なる絵合わせ状態なプレイしかできない私(ええ~?なんでアガれないの?どーして?全部3つずつ揃ってるのに?)としては、この映画の麻雀シーンの流れはちっとも読めず、当然そこを楽しむ事はできず、だからモノクロで再現された戦後の匂いを味わうばかりという感じでした。クライマックスの重要なトコでもぽか~ん、とするばかりですからねぇ。ノスタルジーが基調になってるの?って感じの物語、映像表現はちょっと後ろ向き過ぎな気がしました。80年代という時代に、この映画の表現が適切だったんでしょうかねぇ?[映画館(邦画)] 5点(2004-01-03 23:37:25)(笑:1票) 23. マザーウォーター 《ネタバレ》 コーヒー店、ウィスキーだけの店、豆腐店、銭湯。この水に関連する4つの店を、ただ登場人物がお互い行き来するだけの映画。それだけ。あまりに何もなさ過ぎ。いや、あるにはあるのですが。水に誘われるように川の町に集った人々(三人の女店主が当初それぞれ面識はなく地元の人々との関係も薄い状態から見て、他所から最近やって来た事を匂わせます)が、そのひとときを共有し、またやがては別の時を生きてゆく、生生流転、と。その各人の居場所のモチーフとして沢山登場する椅子がキーになっています。だけど、固定もしくはゆっくりとした移動の長回しでその時を観客に共有させようって映画にしてはあまりに撮り方が雑。たとえば豆腐屋の店先が描かれるのは大抵朝なのですが、太陽の影がもうバラバラ。せめて店の表は朝は日なたなのか日陰なのかくらいは統一すべきなのに、それすらできていません。椅子を外に出してから豆腐を手に取るまでの間の、手を洗う描写を長回しゆえに映像に収めてなかったりしますし。風呂屋では飲み物をケースから出して冷蔵庫の手前に並べてしまっていますし。奥から入れなきゃぬるいの売っちゃいます。また、タイアップゆえでしょうが、具体的な商品が登場します。ウィスキーはまだしも、ラストの方で登場するビールはそれまで空想させていた数々の料理の味とは異なり、ハッキリと味が判るモノで空想もへったくれもなく、私自身がその銘柄をあまり好きでない事も手伝って(酸味が強すぎて。個人的には同じブランドでも無印の方ならばまだ良かったのですが)興ざめしてしまうのですね。このテのリアリティのない映画だからこそのデリカシーというものが必要だと思うのですが、そこが雑ゆえになんだか映画全体が繊細なフリをしながら随分と雑な生き方をしている人々の物語に思えてしまいました。[映画館(邦画)] 4点(2010-11-08 20:55:53)(良:1票) 24. マッスルヒート 《ネタバレ》 劇場招待券を貰ったんで見に行きました。自分の意志じゃ見なかっただろーなー、って感じの映画ですね。全体的に「ストリート・オブ・ファイヤー」の露骨な影響が見られるのがツラめ。それ以外にも、なんだか見た事のあるエピソードの寄せ集め低予算映画で、そんなに色々盛り込まないでも、どこか一点豪華主義で描けば良かったんじゃないかなぁ、って思いました。ヘンにSF的な設定なんかは盛り込まず、単にアクションだけに特化させればいいと思うんですけどねぇ。ケインにアクション映画一本魅せるだけの力があるのかどうかは、ちょと疑問ではあるんですけれど(演技がねぇ・・・)、哀川翔の痛々しいアクションやゾンビ演技、展開ミエミエな子供達の反撃ドラマ(まだそんな段階かよ!さっさと先進めよ!みたいな)を見せられるよりは、ねぇ・・・。[映画館(字幕)] 4点(2004-01-07 14:21:12)
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