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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. みな殺しの霊歌 設定は面白くて興味を惹くのに、主人公の人となりが丁寧に描かれていないので、彼の行動が今ひとつピンとこない。一応理由づけはちゃんと用意されてるんだけど……。 倍賞千恵子演じるヒロインとの関連性も、ちょっと不明瞭かな。 ストーリーの展開に、「?」と思うシーンも。 モノクロの映像、演出は、映画らしくてとてもよかった。[DVD(邦画)] 4点(2013-08-24 06:07:31)《改行有》 2. 乱れ雲 設定がとても面白くて、妙味のあるメロドラマ。 登場人物たちの描写が丁寧に描かれており、ヒロインの心の微妙な変化とともに、 愛憎劇たっぷりの展開を見せてくれます。 後半の主人公の子供っぽさは多少気になるけど、シナリオの完成度が高くて見応えあり。 配役はこれがベストとは思わなかった(特に加山のほう)。 女心を描かせたら日本一、成瀬監督の真骨頂とも言える作品。[DVD(邦画)] 7点(2012-09-22 19:13:33)《改行有》 3. 乱れる 未亡人となった女性と11歳年下の義弟との愛の行方を描いたドラマ。 ヒロインの現在置かれている状況や立場をしっかりと描きつつ、店の経営が逼迫という サブストーリーが絡んでくるので、ガチガチのメロドラマという印象はない。 そういった設定に無理がないせいなのか、丁寧に描かれているせいなのか、 ヒロインの胸の内の苦しみがよく伝わってきて、男性が観ても感情移入がしやすい。 義弟を演じる加山雄三は好きな役者さんではないが、それほど違和感は覚えなかった。 高峰秀子は文句なしの好演で、ヒロインのキャラには適役だし、その描写も見事のひと言。 終盤の展開も悪くはなく、気持ちは引っ張られたのだが、オチはこれがベストだとは思わなかった。[DVD(邦画)] 7点(2011-09-19 18:48:49)《改行有》 4. ミンボーの女 相変わらず目の付けどころが良く、 RPGゲームで主人公たちが成長していくような展開なので、飽きることなく鑑賞できる。 宮本信子はほとんど「マルサの女」だが、キャスティングには問題なし。 こちらも役者の使い方がうまい。伊丹作品を見慣れた人にとっては、少々新鮮味に欠けるかも。 でも面白いっス。[DVD(邦画)] 6点(2011-08-21 11:32:55)《改行有》 5. 耳をすませば(1995) 真面目で純粋、少女期の多感な心情がよく伝わってくる作品。 共感できるできないは別にして、ストーリーは中々しっかりしているし、 キャラも変に作り込まれていない普通っぽさがいい。街並の風景もきれい。 ラストの爽やかさだけは許せないけど、後半からは現実の設定をベースにした ファンタジーアニメだと思っていたので、それほど目くじらを立てることもなかった。 一つ気になったのは声優さん。特にお父さん役の人はちょっと変な感じがする。 最近のアニメ作品はこういう傾向が多いが、ちゃんとした声優さんを使ってほしい。 対象はやはり若い女の子ということになるのだろうが、 それにしてもよくこんなきれいな作品を作れるなぁと感心してしまった。[地上波(邦画)] 5点(2011-07-29 16:13:24)(良:1票) 《改行有》 6. ミスター・ベースボール 文化の違いから、メジャーの選手が日本に来ても本来の能力を発揮できない、 という話は昔からよく耳にしていて、これは面白いところに目をつけたなと思ったのだが、 肝心の中身は昔の青春ドラマのような脚本レベルで、ガッカリ度も高かった。 コメディー作品とは言ってもストーリー性の強いお話なので、 もっとしっかりと登場人物たちの人間を描いてくれないと正直キツイ。 主人公のトム・セレックは身体も大きく、実際にこんなメジャーリーガーがいそうでハマリ役。 健さんの監督役はまあまあそれなりにこなしているが、 娘役の女優さんは完璧なド素人で何の魅力も感じない。試合のシーンも迫力なし。 長所を挙げれば、日本を舞台にしているので、取っつきやすいところか。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-07-24 06:55:04)《改行有》
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