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プロフィール
コメント数 3880
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  村の写真集 我が家の徳島出身者の話では、「徳島弁がヘン」だそうですが(笑)。ここはやはり出演者を徳島関係者で固めないとな。まず高橋写真館長は坂東英二だな。しゃべりまくりそうやな。じゃあジャンボ尾崎か。行方不明の姉役には、えーとえーと、瀬戸内寂聴。なんでやねん。ほんで、息子役は、困ったな、お、そうそう、大川隆法。 とかいうヨタ話はさておき。ユーモラスな人間模様と、美しい徳島の風景が、実に魅力的な映画でした。ちょっと親父を美化しすぎるセリフが過剰にも思えたものの、まあ、このくらいのサービスはあってもよいかな、と。ガンコ一徹藤竜也は、「村の風景」を写真として残すことに情熱を燃やしながら、徳島の自然あふれる「村の風景」の中に自らが溶け込み、静かに消え去っていく。写真を撮る瞬間の控えめな笑顔がたまらない。映画を観てる最中よりも、観終わった後で、あの笑顔が脳裏に浮かび、何だか泣けてくる。まさに即身仏ですよ、こりゃ。しかし村の他の人々もまた、自分達の生活を営みながら、彼同様にこの谷間の静かな村に溶け込んでいく存在なんだけども、ダム建設により村そのものが変化していきつつある、その脆さ。皮肉にも、その非永続というギリギリの線に美しさがあったりする。この先いつでも撮ることのできる映画ではない、「今撮っておかなければいけない」映画、なのでしょう。また、映画の中でかわされる、様々な「ありがとう」の言葉。藤竜也は写真を村の人々の写真を撮らせてもらうたびに頭を下げて丁重な礼を言う。その彼もまた、「生前の親父を撮ってくれたことに対して」「病身をおして山奥まで写真を撮りに来てくれたことに対して」ありがとう、の言葉を受ける。故郷・徳島に対して思い入れの無かったはずの息子もまた、徳島まで足を運び「来てよかった」と言う中国人(?)彼女に、ありがとう、の言葉を漏らす。ちょうど、この「ありがとう」の言葉が、通奏低音のごとく、映画を貫いて流れつづけます。というわけで、映画『村の写真集』はオアシス運動を応援しています、提供は立木写真館でした、なんちゃって(蛇足ですが本作の写真監修は立木義浩氏)[DVD(邦画)] 9点(2006-04-29 10:40:58)(良:1票)

2.  無法松の一生(1958) 松五郎と吉岡の奥さんとの関係って要するに、ヨハネス・ブラームスとクララ・シューマンみたいなもんですな(笑)。とは言っても、不器用なところ以外は、全く違うキャラクターですが。こういう「武骨で豪快で気風が良くて、でも奥手」というキャラは、本当に憎めない(これでモテモテだったら、許せない)。内容的には、短いエピソードの積み重ねで、いわばオムニバスと言ってもいいくらいのもの、しかも長い映画ではないので、その点、やや軽い印象はあるのですが。でもそれを補うのが、若き日から年老いるまでの松五郎を全身で演じ切った三船敏郎で、流れる歳月を実によく表現しています。そしてまた、映画において、「主人公の内面」なんて実はどうでもよいということ、そんなものを表現するのが役者の仕事ではない、ということ。「内面」が宿るのは、登場人物の中ではなくて、映画そのものの中であることが、よくわかります。撮影も見事ですね、時代を表現する屋外の光景もいいですが、屋内シーンのセット撮影は、何だか、空気が澄んで感じられるような。[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-06-17 10:23:39)

3.  武蔵と小次郎 ニュースフィルムみたいなドキュメンタリータッチの、愛想の無いナレーションで始まる本作。小次郎っていうと美剣士を想像しちゃうけど、いやあ、こんなタルんだおっさんだとは。こりゃただのセクハラ親父。さて一方、武蔵はというと・・・中盤の見どころ、吉岡一門との死闘! まさに静と動の織りなす、舞踏のような立ち回り! とは言っても、ちょっと「静」が多すぎるぞ~。もっと一生懸命、動け~。辛くも勝利を挙げる武蔵、しかし深手を負い、荒治療に必死に耐える・・・。つまり、ですね。ここでの武蔵も小次郎も、決して超人ではありません。いわば、人間「武蔵」と人間「小次郎」を描いた映画、であります。後半の武蔵にいたっては、ナゼかちょっと小恥ずかしい青春ドラマに突入。オネエチャンの頭を指で小突いて「こいつぅ~」とかやってみたり、果てはブランコに乗ってみたり。ああ、そんな武蔵殿の姿、見とうなかった(笑)。さて突然ですがここで問題。八雲太夫は小次郎に何回「斬らないで」と言うでしょうか(本当に突然だ)。正解は後ほど。物語の構成としてはまず、「吉岡又七郎との決闘の八百長依頼&それに伴う悲劇」というモチーフが、「八雲太夫の武蔵への決闘回避依頼」へと再現されるとともに、前述の八雲の「斬らないで」モチーフが巌流島直前の篠の「行かないで」に再現されるという、この構成の巧みさ。しかもこの巌流島前夜、小次郎は「八雲にそっくりな」照世と、静かな、不気味な時間を過ごしており、彼の悲劇が暗示される・・・。さてクイズの正解ですが、私の勘定によると16回、なかなかクドいですね。暇な方、誰か確認してネ。最後に、クライマックスの決闘シーンについてですが、これまたちょっと動きが足りなーい。でも、それを補うかのごとく、カメラアングルをグルグル振り回し、なかなかダイナミックに描かれておりましたね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-12 22:38:21)

4.  無敵社員 一時間ほどしかない上にこれと言って中味も無く、およそ映画を一本見たと言う気にはなれないのだけど、若く明るくサワヤカな健さんを見られただけで、貴重な経験と言えるのかな、と。これが健さんかと思うと、少し、目の毒ですけれども。[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-03-03 20:14:43)

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