みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 娘・妻・母 成瀬監督の描く、辛口のホームドラマ。 豪華スター競演ということで、登場人物が多いため、お話がやや分散傾向を感じさせるも、各エピソードが隔たりなくバランスよく描かれてます。 鑑賞後にタイトルを見ると、確かにちゃんと表現されていたなぁと感心するばかり。 こういう内容の映画はまとめるのが難しいとは思うけど、やはり監督さんの手腕が一番印象に残る逸品だった。[DVD(邦画)] 6点(2013-01-06 10:29:01)《改行有》 2. 宗方姉妹 小津監督の作品の中では、こちらも異色作の部類。 田中絹代と高峰秀子が姉妹という設定で、相反するキャラはいいと思うんだけど、 高峰秀子が妙に浮いていて、この姉妹役はちょっとピンとこなかったかな。 自分が男だからということもあるんだろうけど、山村聡扮する夫の人間像が一番判り易かった。 終盤の思わず息を呑むシーンが見所。ラストはこれでいいんだろうか? 昔の女の人の心情ってよくわからない。[DVD(邦画)] 6点(2011-09-01 01:12:56)《改行有》 3. 武蔵野夫人 武蔵野の風景がとても素朴で、何となく郷愁を覚えさせる映画。 設定や映像から文芸作という雰囲気は感じるんだけど、基本的にお話の内容はメロドロマ。 ラストのラストまで、情感たっぷりの展開を見せてくれます。 う~ん、なるほど。何でこうなるのか、よくわからないや。[DVD(邦画)] 5点(2011-08-28 11:05:39)《改行有》 4. 無能の人 つげ義春原作、竹中直人監督、主演映画。 主人公の風変わりなキャラを淡々と描きつつも、家族愛を根幹に描いた作品。 竹中はもう素でやってるような感じだが、痛々しいエピソードの連続ながらも、 ユーモラスな雰囲気がずっと漂っていて、思わずニヤリとしてしまうシーンも。 ラストはオーソドックスな展開ながらも、ほんわかとしていて、 ペーソス溢れた作品にまとめてくれた。独特の間が面白い映画。[DVD(邦画)] 5点(2011-08-21 09:14:08)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS