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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 湯道 《ネタバレ》 俳優、歌手、芸人と、豪華な面々がこれでもかと出てくるのに驚きました。 ありそうでなかったお風呂エンターテイメント。 爆笑するようなシーンはないんですが、独特なゆる〜い面白さが全編にわたって続いているそんな作品。 単に体を温めるだけでなく、人と人を繋げて心も温める、それが銭湯なのですね。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-12-28 20:17:50)《改行有》 2. 許されざる者(2013) 《ネタバレ》 アカデミー賞も受賞したハリウッドの名作を、邦画がリメイクするということで、その心意気は買いたいと思うんですね。実際に鑑賞してみると、物語の舞台をそのまま日本に置き換えてもさほど違和感がなくて驚き。なにより、未開拓の北海道の風景が素晴らしい。そして明治初期の建物も、たぶんセットなんでしょうけど良く出来てて見入りましたね~。明治初期はアイヌを和人と区別し、その文化や権利が迫害されてきた歴史がありますから、そういうのを今一度思い起こさせる内容にもなってます。演技的には、柄本明さんと柳楽優弥さんの熱演が特に印象的でした。特に、最初の頃と終盤で二人ともキャラが変わってくるわけですね。最初に十兵衛の家を訪れるときのしゅっとした金吾と、自分は嘘つきだと吐露し素を露わにする金吾。そして最初はやんちゃで強がっていた五郎と、もう人は殺したくないと泣きじゃくる五郎。その変化が見どころかなと。逆にマイナスだと感じた点は、佐藤浩市の役はもっとクールで冷徹なほうが良いような気がするので、少し喋りすぎかなと感じたのと、なつめの顔の傷がそれほどたいしたことなくてあまり可哀想でない点。主人公はどうやら女子供を殺したわけではないようなので、実は許される者なんじゃないかな?という気もして、お店の主人を最初に殺したのはそういう善人キャラを吹っ飛ばしたくて、後からつけたような気がしてしまうわけです。ヒーローなどいない、この世は勧善懲悪の世界ではなく、すべてはグレーである、というイーストウッドのテーマに忠実ではあったと思います。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-01-06 21:42:37) 3. 誘拐(1997) ほんと、よく撮ったよな、許可おりたよな、て思う。ただ、前半に比べて、後半の地味さといったら、、、、。4点(2003-08-12 00:10:42) 4. 夢(1990) 世間的には非常に評価の低い「夢」ですが、僕はそんなに嫌いではないです。確かに見てるこっちが苦笑いを浮かべるほどなにかの肩透かしをくらい、まったくもって巨匠の一人よがりの作品ではありますが、映像はもうほんとにきれいです。特に2話目のひな人形さんたちが踊るシーンはすごく美しい。話では4話目の兵隊さんのやつが好きです。しかし、最後に出てきたじいさんがやたら説教くさいし、いまさらいわれなくてもわかってるほど単純なことなのですが、そんな単純なことをテーマにするからこそ黒澤さんは偉大なんだろうなぁという気もします。6点(2002-08-09 17:24:41) 5. ゆきゆきて、神軍 これに点数つけるってのがまず無理です。天皇にパチンコ玉撃つ、ヌードポスターをまく、、、、、あんたすごいよ!それよりも、これを撮った原さんが2つ隣のクラスにいることが怖い、、、、顔は温厚そうなのに(爆)6点(2002-05-17 18:41:43)
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