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コメント数 3872
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  ロボゲイシャ ネタが「ゲイシャ」ということもあってか、アクションシーンにややキレが無いのが残念ですが(「ゲイシャ」だからキレが無い、とかいう問題だと捉えるべきかどうか、という気もするし、いやそもそもそんなことを気にするべきか、という気もするけれど)。 ただ、「ロボ」の部分で言うと、ロボである以上はロボらしく、「変形」とか「合体」とかいう事に対する偏愛のようなものが感じられて、それが、姉との確執というストーリー骨格ともちゃんとシンクロしているのが、スバラシイなあ、と。 肉体をロボにいくら改造されようが、そんなことは全く不幸じゃなくって、姉と仲良くできないことこそが不幸。このテーマがしっかりと作品を貫いています。 で、そういう「ロボットと言えば、変形・合体やろ」という極めて日本的な発想が、ゲイシャとかフジヤマとかいう日本的なアイテムと結びついて、とんでもなく求心力をもった作品となり果てているのでありました。 デビル志垣も存在感あったけど、斎藤工の起用法が実によくワカッテルよなあ、と。[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-09-28 01:07:24)《改行有》

2.  ロスト・イン・トランスレーション ビル・マーレイってこんなにデカい人だったんだね~。大きな図体で、飄々としていて。どこまで本気なのかわからない軽口をたたいて見せるけれど、でも決して陽気というわけじゃない。むしろどこか寂しげ。 この人、普段からこんな感じなのかなー。出演する人みな、そんな風に「素」を感じさせるものがあって(あ、藤井隆以外、ね)、映画自体に、作り込み過ぎない、即興的な印象があります。映画は、新しいもの古いもの何でもゴチャマゼになった街、東京を、さまざまな面から切り取り、そっけない感じで並べてみせる。その中で、物語の中心となる男と女も、何となく揺らいでいて、遠くアメリカにいる妻子、自分よりも仕事に夢中の夫、そして言葉の通じない、目新しく奇妙な、今の自分を取り巻く環境、それらに対し、微妙な距離感を感じている。どうしても映画で描写される日本がデフォルメされてしまう部分はありますが、主人公の受ける「印象」というものを映像に反映させて描くとなれば、これは要するに「主人公には、こう、見えた」ということなんでしょう。その描写とて飾らない素っ気なさがあり、一方でビル・マーレイのトボけた味わいがあり、そこから生まれるユーモアが、この作品の大きな魅力になってます。 何でもゴチャマゼ、何でもアリアリの、この日本という国は、主人公の前に様々な側面を見せ、それがしばしば主人公の揺らぐ気持ちとも呼応する。そのたゆたいが、何だか、心地いい。やっぱり、日本に生まれ育った我々って、結構、貴重な経験してるんじゃないのかなあ、なんて。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-10-07 14:52:15)《改行有》

3.  浪人街(1990) 「総監修:マキノ雅広 」とか「特別協力:宮川一夫 」とかいうのが、いかにも名義貸しみたいな胡散臭さを感じちゃうんですけど、いや、そういうの抜きに、面白いからいいではないですか。作品に満ちているのはコレ、胡散臭さではなく、オッサン臭さ。ふんだんに登場する長回しの中で、オッサン俳優たちが、思う存分に演技をぶつけ合いながら、浪人の鬱屈を繰り広げる。そしてそれが、クライマックスにおいて焦点を結び、刀を山のように挿した原田芳雄の姿を目にしたとき、やっぱり感動せずにはおれないのです。消耗品としての“浪人たち”ではなく、オッサンたちひとりひとりのカラーがしっかり色分けされていて、原田芳雄はもちろんの事、石橋蓮司もいい、勝新もいい、田中邦衛は…こりゃどうなんでしょうね。前半の真夏の暑さから、後半の大風に至る季節の移り変わりの中、彼岸花が咲き続けているのが「なんでやねん」ってなところですが、物語のすべてをひっそりと見守り続けてきたのがこの、彼岸花、という訳で。[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-04-12 08:54:41)

4.  ロボジー ムラタセイサク君をはじめとする、テクノロジーの粋を結集して作られるロボット、しかしそれと同じモノないしそれ以上のモノが、ジイサンひとりいればできてしまう、という身も蓋もないオハナシ。全編にわたる、レトロ感というかダサさというか加齢臭というか、そういう雰囲気が何とも可笑しくて。不慮の事故に際して危険を察知し、見事に吉高由里子を助けたロボット“ニュー潮風”、いったいどう設計すればこんな高度なアクションを取ることのできるロボットが作れるのか、と学生たちがカンカンガクガク。要するに、ジイサンという生物がいかに高度な存在か、という訳ですね、これは。ロボットとジイサンにも意外な共通点があって、ネオジム磁石を用いれば、小型で強力なブラシレスモーターが作れる一方、ジイサンの腰痛治癒にも効果があるという事。ホンマかいな。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-04 23:10:59)

5.  ロマンス娘 まず冒頭の「ロマンス音頭」からして、何やらヤな予感、危険な香りが漂いますが(笑)、まあそれなりにうまくまとまっているんじゃないですかね(←完全に他人事)。例によって歌と踊りを交えつつ3人娘の活躍を描き、チョット意外な展開なんかもあったりして。それにしても江利チエミのパワーはすごい、オバケ大会での大活躍には、不本意ながらつい笑ってしまったよ、とほほほほ。それにしても、見れば見るほどドラえもんにそっくりだなあ。[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-02 20:47:03)

6.  ローレライ 私は昔から、ミニチュア撮影というものには結構甘いのです、えへへ。だからね、この作品のように「ホラ、ミニチュアじゃないよ、ちゃんとCG使ったよ、観て観て!」みたいな映像を見せられると、ちと困っちゃう、心の準備ができてないもん。・・・この露骨に書割みたいな背景は、映画の中では実際の背景のつもりなのか、それとも映画の中でもあくまで書割なのか?等々。私はもっとミニチュアのシーンが沢山あってもOKですけどねえ。CGばかりの戦闘シーンは、ほとんどゲーム感覚。しかし、このイ何とか号という潜水艦の孤軍奮闘ぶりを観ていると、「そんなバカな」と思いつつ、宇宙戦艦ヤマトのあのムチャクチャな大活躍を思い出して、興奮してしまう。ギバちゃんの姿が、サナダさんに重なって見えてきたりするのです。[地上波(邦画)] 6点(2008-02-16 08:31:01)(笑:1票)

7.  老人Z なんともクダラナイ話でして、何がヒドイって、主人公のオネエチャン、老人に対しての思いやりは人一倍だが、どうにも上滑りした言動の数々。で、さまざまな事件・経験を通して成長して行く、っというのが、まあ普通、「物語」と呼ばれるもんだと思うんですが、この映画、主人公にまったく成長が見られナーイ。さんざんドタバタした挙句、主人公にはカケラ程の進歩も見られず、ただ厚生省の役人がちょっと反省してオワリ、というこの恐るべき軽薄さ。あのドタバタした大騒ぎの展開は何のためだったんだよ~。と怒りたくもなるのですが、いや待て待て。ケーハクさもここまで来ると、製作者サイドだって百も承知の確信犯のハズ。高齢化社会問題を取り上げたように見せながら実は対して深入りもせず、人工知能などの一般的なSFテーマと強引に結び付け、徹底したドタバタによって爆笑と失笑の間を狙ってくる、このしたたかさ。さすがにハイテンションさにはついていけない部分もあり、ちょっと強引だなあ、とも思うのですが、こういうのも一応アリですかね。絵の動きが映画の進行とともにだんだん緻密になっていくのも、ちょっと目を引きます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-22 22:21:50)

8.  老人と海(1999) ヘミングウェイの『老人と海』と言いますと、その昔読んで、後半のサメとの死闘にバカ興奮してしまい(シートン動物記を読んでる気分)、そこだけ何度となく読み返したりしたもんですが、さてこのアニメ、絵の技法が特殊な分、全体的に(原作から受けた印象に比べると)ややモッチャリした感じが。しかし逆に、このアニメの魅力は何と言っても、絵の持つ独特の「深み」だと思います。こんな海見た事ない! とにかく労作で、シーンがストーリーと共に次々に流れていくのがもったいなく感じられる程。圧倒されますが、圧倒されすぎてちょっと疲れちゃうかも。オリジナル・ストーリーの長篇映画に本手法は適用できるでしょうか?ぜひ観てみたいなあ(物理的に無理かな?)7点(2003-12-20 00:11:13)

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