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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 切腹 日本の映画でもここまでできるのだとあらためて感激した。重厚な脚本はサスペンスというにはあまりにも言葉が軽く、何かしら小説を読んだときの感動であった。 最後の殺陣はそれだけでは陳腐に見えるが、その心の中を思うと本当に真剣そのものでありこれこそが鬼気迫るものなのだと感じ、迫力に身震いし背筋に寒気が走った。 同じ時代劇でも黒澤映画は監督の評価が高いと思え何かしら違和感があるものが多いが、自分としてはこれこそが内容最高だと思える。 素直に感動した。 皆さんも是非見て欲しい。[DVD(邦画)] 10点(2008-04-26 18:07:52) 2. おくりびと 邦画の中でも最近まれに見る秀逸な作品。ところどころドラマ的な部分もあるが脚本も演出も程良く全体的に美しさを感じた。見終わったあとも余韻の残るいい映画。[DVD(邦画)] 9点(2010-10-16 07:13:25) 3. それでもボクはやってない 裁判員制度に参加するためのPR映画かとおもいきや中身はしっかりしていてとても勉強になった。映画を楽しむというよりは勉強している感じで「なるほど、そうかぁ」「へぇ」といった感動でした。どこまでがタイトルかとおもったが結局最後は映画でした。[DVD(邦画)] 9点(2009-09-26 09:10:19) 4. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 くだらない映画と思いきや非常に楽しめた。 くだらないアクションやお決まりのセリフもいやみ無くすっきり。 懐かしい思い出としての+1点で9点。[DVD(邦画)] 9点(2008-12-21 18:53:15) 5. 岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 番長足球〈OV〉 昭和を感じさせる映画。 ひねりもなく単純で面白かった。 2003年とは知らず本当に1962年かと思った。 ひねりのない単純な映画ほど覚えているし面白い。[インターネット(字幕)] 8点(2011-01-22 07:22:19)《改行有》 6. 續・姿三四郎 前作品より緊迫感はちょっと少なめで見所はあるともいえるが、心に響く言葉は前回のほうが多かった。 人の道とは寸分たがわず真っ直ぐ進むものがよいのではなく、見た目には曲がっていても遠くから見れば真っ直ぐなのだという坊主の教えは結果どうなったのか最後がとても気になる。[DVD(邦画)] 8点(2008-03-09 09:40:38) 7. 手紙(2006) 方向によっていろいろな見え方をするよい映画だった。 兄弟、家族や恋人の愛、逃避、罪、差別とそれぞれ考えるところがあり、感じ方も変わってくると思える。総じていい映画だった。 自分としてはラストの「生まれたときから当たり前のようにそこにいる。」この一言がすべてだったように思えた。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-24 07:53:36) 8. ハンサム★スーツ 期待しないで見たのだが結構面白かった。 先の展開が簡単に思ったとおりに進むので わかりやすくいい感じ。 いらない場面も多いが感動する部分もあるので全体的に おすすめ[DVD(邦画)] 7点(2011-01-01 18:58:16)《改行有》 9. ピーナッツ 大人が作った大人の青春映画。奇跡や運といったベタがないので好感が持てるし、最後の球場の画など美しさもあるがなにか足りない。内Pが好きだったのでおまけで+1点[DVD(字幕)] 7点(2009-07-30 06:47:32) 10. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 テレビ版のダイジェスト感は払拭されないが、総じて普通に楽しめた。民間人も戦うという総力戦が緊迫感を伝えていた前作までとかなり違う印象だった。ノスタルジーに浸れたが今となっては内容も戦いも雑に見えた。 今作品をリメイクして欲しい。[DVD(邦画)] 7点(2009-06-28 16:50:46)(良:1票) 11. 探偵物語(1983) 角川映画全盛時代は映画に興味もなく、今となって見てみると結構面白かった。純粋と不純をうまくまとめてあり、今の邦画ではありえないと驚きながら見た。松田勇作や薬師丸は別として単純に古き良き映画。[インターネット(字幕)] 7点(2009-05-03 10:36:44)(良:1票) 12. 武士の一分 武士の精神を安っぽく映した大衆映画と思いながら、あくまで否定的に見ていたが、結局あっというまの二時間で久しぶりに映画に集中できた。 それだけ単純であったのかもしれないが自分としては好きだ。 最初は木村拓也に見えていたが決闘からは完全に三村新之丞であり惚れ惚れとした。[DVD(邦画)] 7点(2008-05-06 08:28:07) 13. チェケラッチョ!! 青臭い青春を正攻法でまとめ上げているのは脚本が秀逸だからとおもう。展開が先読み通りにすすみ、それでいて飽きさせないのは移り行く未熟な恋愛が本筋であったがためともいえる。 音楽、沖縄ゆえにそれらに目がいってしまい本筋がぼけてしまうのは仕方がないところ。 でもこれほどの力量があれば普通の高校生で音楽抜きでいけたのではないかと思えて少し残念。 心に残るすばらしい台詞がところどころにあり他のくだらない恋愛ドラマ映画と一緒に消えていってしまうには惜しい。[DVD(邦画)] 7点(2008-04-27 08:15:59) 14. 日本以外全部沈没 不条理映画になりきれていないところがちょっと残念。アメリカに虐げられている現状を払拭するかのようなブラック性は痛快だし、中国韓国が神社におまいりに行ったというセリフも本当に面白い。自分としてはそこを映画にして欲しかった。日本沈没と同じ時期ゆえに見る人も多いかもしれないが、見る人の対象を絞りきれていないがためにギャグでもなし、不条理でもない、さらに情緒的でも道徳的でもない中途半端なものになってしまっている。唐突なエンディングは、これをもって長くなる話は打ち切りといわんばかりで、時間が来たから帰るよと酒屋での馬鹿話に似ているがそれはそれでよかった。 政治経済に興味のあるテレビを見ない人がこれを見ると、子供のころの漫画を思い出して好きだろうとおもった。 草薙のリメイクよりは良かった。 シュールだなぁ。[DVD(邦画)] 7点(2008-03-30 08:42:40) 15. 姿三四郎(1943) 映画そのものよりも、端々に語られる説法が印象強く残った。 今となっては古臭くも感じられるが、CGを駆使した現在の映画でもそうは変わらないともいえる。黒澤映画がブランドとしてあるがために変な先入観もあったがやはりよいものはよい。 戦いは迫力こそ少ないが、緊迫感はすばらしいものがあった。[DVD(邦画)] 7点(2008-01-05 15:32:36)《改行有》 16. ブラック・レイン アメリカから見た日本ということが今作品の一番の面白さと思えた。ブラックレインの 意味もなるほどなぁと思えた。 大阪ヤクザとアメリカ刑事は話の展開からすると ラストが大味で少しがっかりしたが総じて面白かった。 しかしながら今作品は松田優作の作品との銘が前面に出すぎている感じがある。 松田優作の何たるかは伝えにくいが今作品以外の(ドラマを含めて)もっともっとすばらしいものがあると思う。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-02 09:36:25)《改行有》 17. DEATH NOTE デスノート the Last name 前作よりも楽しめた。原作のラストと今作品のラストを比較しても十分映画的にまとまっていたと思う。 しかしながら原作未読の人に伝わるのか少し気になる。 演技がヘタとか映しが幼稚とか確かにそうかも。でも自分としては気になりませんでした。[DVD(邦画)] 7点(2007-12-24 09:40:10) 18. トゥモロー・ワールド 近未来映画の中でも特筆すべき面白さだと思う。なさそうでありそうな前提もと、進められるサスペンスは非現実なれど共感をさそい、はらはらしてあっという間だった。先頭シーンも緊迫感あってよかった。 終わり方だけもうちょっと欲しかった。 物足りない。 でもそれもありかも。[DVD(字幕)] 7点(2007-12-02 18:38:07) 19. 用心棒 そんなに豪腕無敵には見えないが、そこがいいところなのかもしれない。 七人の侍の面白さに比べるとこんなもんな点数になってしまう。 関係ないけど、古い映画なのか黒澤映画はボソボソと聞き取りにくいのでいつも字幕を出してみている。 結構わかりやすくなる。[DVD(字幕)] 7点(2007-10-08 09:36:18) 20. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy 淡々と流れるストーリーに感動の押し付けが無く素直に楽しめた。 柳楽優弥の静かな演技が、人になじめない主人公を良くあらわしていたとおもう。 それにしてもフジテレビ特有のくだらないギャグは、いつ見ても映画を馬鹿にしている。[DVD(邦画)] 7点(2007-07-08 06:42:07)
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