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コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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21.  喜劇 愛妻物語 《ネタバレ》 これは傑作だなと思いましたね。 なんというか、この夫婦にすごくリアリティを感じさせる、あぁこういう夫婦ほんとにいるだろうなって。 旦那さんのダメダメっぷりと嫁さんの恐妻っぷりが絶妙なまでに合致して夫婦として形作られている。 気になって調べたら、監督さんの自伝的小説が基だとか。あぁ自分たち夫婦をモデルにしてるから、 こんなにリアリティ感じるコメディに昇華してるんだなと感心いたしました。 濱田岳はピッタリの役柄、水川あさみは女優として一皮向けましたね。 本来はこういう、内側から滲み出てくるものを表現するのが映画だよなって再認識。[DVD(邦画)] 8点(2021-10-19 19:04:10)《改行有》

22.  青くて痛くて脆い 《ネタバレ》 割と好きですねぇこういうの。全く予備知識なしで見たのが良かったのかなと思います。 序盤の展開から、モアイをぶっ壊すと決意する流れ、そこからの実は〜の展開に驚き。 あぁぁそういう映画だったのかぁと。この展開の裏切りがとても上手いと感じました。 そして、ある種の変態的な話になっていくわけですが、それもまた個人的には好みでした(笑)。 まさしく、タイトル通りの「青くて痛くて脆い」内容でありました。 でもそういうのを包み隠さず見せつけてくる映画は好きです。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2021-04-26 16:26:56)《改行有》

23.  スペシャルアクターズ 《ネタバレ》 かなり面白かったです。個人的には、「カメラを止めるな!」より好みでした。 あれだけ話題になった監督さんの二作目ですから、普通は有名な役者を起用して売れ線でいくものだと思うんですけど、 そういうことせずに無名の役者さんたちだけでまた作るという意気込みに惚れ惚れしてしまいます(笑)。 主役の人のなよっとした自信のない感じとか歩き方がよてもいいし、あとは教祖役の彼ね。もう顔だけでグッド。 全体として素晴らしい配役ですね。ストーリーだけでなく配役まで面白さに繋げてると感じます。 インチキ宗教のインチキっぷりもいちいち面白いし、やっつけていくことにカタルシスをしっかり感じる。 それでいてまたどんでん返があるわけですが、そのカタルシスを損なうわけでなく、いいお話に持っていくのがまた素晴らしい。 上田監督は多分「スティング」が大好きなんだろうな。[DVD(邦画)] 8点(2020-11-11 20:12:53)《改行有》

24.  メランコリック 《ネタバレ》 すごく面白かったです。 銭湯が実は殺し&始末の場であるというおぞましい入り口から、見終わってまさかこんなにもほっこりした気持ちにさせられるなんて。 そしてまた、緊張感あるシーンもありながら笑いもあって、吹き出しちゃうシーンが度々あるんですよね。 出てる人たちは誰一人知らない役者さんなんですけど、鑑賞し終わると主人公も彼女も松本もほんわかした家族も みんな自分の友人かのように親しみが湧いてきました。 瞬間の幸せのために全てがある、それでいいんだみたいな締めも良かった。[DVD(邦画)] 8点(2020-05-18 15:11:46)(良:2票) 《改行有》

25.  ファースト・マン 《ネタバレ》 客観的には6〜7点ぐらいなんだけど、ちょっとオマケして8点つけようと思います。 非常に抑えた演出で、ライアン・ゴズリングも内に秘めた表情をずっとしてて、夫婦もまた淡白で、 一つ一つのエピソードもわざとかと思うくらいさっぱりさせてる。 だから一歩間違うと退屈な映画になりかねないと思うけど、おそらくニール・アームストロングさんの人となりをリアルに描く意図としてこうなってるのかなと。 彼は自分を英雄視せず、常に周りの人のおかげで偉業がなされたと言っていたそうだから、そんな性格をシナリオに落とし込んでるのかもしれません。 本作で特筆すべきはやはりリアリズムで、宇宙へ飛び立つ船内での音、飛び交う光からの漆黒、まさにVR的な共体験が味わえました。 特に、宇宙船が途方もない勢いで回転を始め、気を失いそうになるシーンは、見てるこっちも死を覚悟する感覚を味わいました。 そして月面着陸のシーン。まだ誰も足を踏み入れたことのない地に最初の一歩を記す、その足跡の意味合いを強く感じました。 子供をなくす辛い経験から始まって、未踏の地で存在意義を見出すという感じですかね。 宇宙ものは、SFロマンな描写になりがちですが、本作はそういう訳でもなく、 外宇宙へ向かっていきながら家族とかパーソナルな、内なる心象へとオーバーラップしていて、 それによって宇宙開発の意義がより際立っているように感じました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-04 20:50:01)《改行有》

26.  帝一の國 《ネタバレ》 結構面白かったので8点つけちゃいます(笑)。 やっていることは政治の世界そのものなんだけど、それを学園内で大真面目にやってるのが面白いですね。 海帝高校のスタイルというんですかね、あのクイックリーな拍手の仕方が個人的にはツボです。 学園祭ではふんどし姿で太鼓やってるシーンもほんとバカらしくて笑える。 この学校の人たちは、全てにおいて全力投球。そのまっすぐさが見ていて気持ちいいし面白さにしっかりと昇華されてる。 テストを自分でやって父親と対峙しながら全力で勝った負けたの雄叫びをあげてるシーンも最高でした。 あとはマイムマイムのシーンですかね。ああもう、印象的なシーンがたくさんある。 ギャグ漫画の実写化というのはなかなか難しいけれど、本作は珍しく成功した一本じゃないかな。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-01-01 17:01:48)《改行有》

27.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 初見の感想を言わせてもらうと、「頭は混乱、心は感動」と言うところでしょうか。 え?なになに、どう言うこと?え?て度々思うのですが、強引に突っ切って疑問を感動で押し流していく。 と言うか、よくわかんないところがあったりしても、まぁいい話だし許しちゃお、て思っちゃう。 それはやはり演出力のなせる技。 確かに画はとても綺麗ですが、言ってしまえばオタ系アニメ。世間では絶賛の嵐でも自分は感動するまいと高を括っておりました。 実際見てみたら、なるほど大ヒットしたのもよくわかる、と。三葉が涙を見せるたび、自分もつられて涙が出ちゃう。 入れ替わった時に乳揉んで妹がツッコミ入れる一連のシーンも笑えるし、 隕石で街が消滅というシビアな要素を取り込むのもストーリーに奥深さを与えて巧い。 難しいタイムラインや美しい風景も含めて結果として、何度でも見て楽しめるような作品になってますね。 あと、声優陣がすごく良かった。三葉の声の上白石萌音はばっちりだし、 瀧の声の神木くんは入れ替わりのたびに声のトーン変えててそれがすごく上手かった。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-08-31 22:27:29)《改行有》

28.  嵐を呼ぶ男(1957) 《ネタバレ》 石原裕次郎の作品で、これが一番好きですね。 チャーリーとのドラム対決で、腕が動かなくなり危機一髪となった時「おいらはドラマ〜」と唄いだすシーン、ほんと最高です。 新たなスターが誕生した瞬間、それが映画の名シーンそのままな訳です。 本作はストーリーもすごく良くて、母に喜んで欲しいと思いながらもわかってくれないことを嘆き、弟のために自分を犠牲にしていく様があまりに切ない。 銀座の街を舞台にした、きらびやかな表の世界と人々の裏模様。数々のシーンが目にやきつく。傑作です。[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-07-13 00:09:10)《改行有》

29.  赤ひげ 《ネタバレ》 よく出来てましたねぇ。当然ながら、ヴィジュアル的に完璧。見事なカメラワーク、動き。 赤ひげ先生は、医者として超一流だけど、単に体を治すだけじゃない。患者の心まで治す。 そして終いには村の治安まで治す(笑)。ロクでもない奴らには天誅食らわす。 それでいて「やりすぎちゃった。医者がこんなことをしてはいけない」だなんて言いながらロクでもない奴らを介抱する。 ええ人でんな。そんなわけでよく出来た人情物語なんですが、 前半の狂人女に殺されかけるシーンとか裸の女の手術シーンとか、なんか妙にエロチックなんですよね。 エロスありそれでいて怖さもあり。んで終盤は活劇あり。 なんとまぁ、見事なエンターテインメントに昇華されている。[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-11 22:03:04)《改行有》

30.  ばしゃ馬さんとビッグマウス 《ネタバレ》 とても面白かったです。シナリオがよくできてるんですよね。 多くの人が自分の夢を追いかけながらも、実現できるのは一握り。 ほとんどの人が、途中で諦めていくわけですが、夢を実現するってのが映画の王道ストーリーですからね。 実現できない多くの人に焦点当てる作品は実はあまりないような気もします。 本作のテーマである「夢の諦めかたがわからない」ってやつは強い共感を持ちます。 みち代はラスト、田舎に帰るわけですが、彼女が言うようになぜか最後は爽やかで満ち足りた気持ちになります。 ようやく夢から解放された、とでも言うのかな。 麻生久美子さんはさすが大物女優だけあって見事に演じてらしたけど、 意外にも安田章大くんも巧かったなと。はまり役でした。[地上波(邦画)] 8点(2017-02-03 23:15:27)《改行有》

31.  映画 ビリギャル 《ネタバレ》 とてもいい映画でしたね。素直に感動いたしました。 希望の大学に進学するというのはもちろん自分のために頑張るんだけど、 自分だけじゃなくて周りの人たちのためにも。 先生もあーちゃんもお父さんもあの男の子も、みんなそれぞれに事情があってそれぞれ頑張っている。 自分だけじゃない。応援してくれてる。そういうの大事ね。 先生の教え方も素晴らしいし、こういう人ならついていきたくなる。 そして一人の女子高生のお話というよりも、家族のお話。一つの家族の、再生のお話。 多くの人が、共感できる内容だと思いますね。[地上波(邦画)] 8点(2016-12-30 09:00:17)《改行有》

32.  君よ憤怒の河を渉れ 《ネタバレ》 結構面白かったですねぇ。 え!?いきなりでっけぇ熊に襲われてるやん!え!?操縦したことないのに、単身プロペラ機で逃げるん!?え!?いきなり馬の大群だしてきたやん! その数々のシュールさが個人的にツボでした。話の展開自体はよくあるサスペンスアクションだと思うけど、 そういう元気の良いシュールさがいいわけですよ。ダーンラダーンラダーンラダーンララララララって唐突に始まるギターの音楽が 頻繁に挿入されるんですけど、なんか耳にこびりついちゃった(笑)。そういう挿入音楽もいい味出してる。 真由美の熱く一途な想いもいい。この時代の元気の良さがそのまま出てる作品。 そして昔の俳優さんは、ダンディな人が多かったなと改めて思いました。 高倉健、原田芳雄、池部良。ほんと渋くてかっこいい。[地上波(邦画)] 8点(2016-12-18 23:45:18)《改行有》

33.  男はつらいよ 《ネタバレ》 記念すべき第1作。人情映画の極みここにありという感じですね。 いや〜、鑑賞していて思いましたが、寅さんて人は本当にどうしようもないロクデナシですよね(笑)。 でも、ロクデナシなんだけど根がすごくいい人。こう言う人は人間的に好かれる。 自分の親族にこんな人がいたらすごく嫌だろうなと思うけど、映画で見る分には「あ、寅さんだ」とまた会いたくなる不思議。 この寅さんという強烈なキャラクターがまずあって、そこから全てのエピソードが派生していく。 こういう構造だからこそ、何十本も続編が作れるまでになったんだね。[地上波(邦画)] 8点(2016-08-19 20:10:28)《改行有》

34.  巨人と玩具 《ネタバレ》 いやぁ、好きですねこの作品。 おっとりした人早口な人、世の中にはいろんな人がいるわけですから、普通は人それぞれの個性というものを引き出して 映画として見せていくというのが当然だと思っていた自分にとって、この作品はかなりのカルチャーショックでしたよ。 なんせ、すべての登場人物が凄まじく早口でやかましい元気はつらつキャラなんです。こういうスタイルをこうやって一貫して作るってすごいなと思うと同時に、 この作風によってこの時代の空気感とか、そういう風潮とか、それから本作が伝えたいメッセージが浮き彫りになってるなと思うわけです。 1958年。日本がどんどん復興して、そして高度成長に突入する。みんながむしゃらな時ですね。 そういう時に、こういうアンチテーゼみたいなテーマの作品を撮るというのもまた凄いもんだなぁと。 キャラメルの大量生産風景、へんてこで味わいあるCMや宣伝方法の数々、刺激的な歌詞による土人の踊り。どれもこれも鮮烈でありました。[地上波(邦画)] 8点(2016-07-22 23:13:53)《改行有》

35.  小さいおうち 《ネタバレ》 いや~おもしろかったですわ。何が面白いって、まさに「昼ドラ」ですやん(笑)。そりゃ、上流の奥様が、しがらみにもまれながらも不倫を続ける話なんざ、見てて楽しいに決まってますもん。家政婦は見た、じゃなくて、タキちゃんは見た、ですね。そしてまた、その当時の時代背景も知れて興味深い。妻夫木くんのポジションは、まさに教科書でしか当時を知らない現世代そのもの。この年代だから食べ物はなにもないだろうにとかそういう単純さでみちゃいけませんね。やはり生き証人の言葉は大切です。[地上波(邦画)] 8点(2015-04-01 22:52:55)

36.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 「借りぐらしのアリエッティ」が実に薄い映画だったもんで、本作もまた雰囲気だけのアニメなんだろうな~なんて思っていたのですが、これがどっこい、実に素晴らしい作品になってましたね~。夏休みの間だけ、療養目的で田舎に居候。その湿地先には誰も住んでいない洋館が。そこに金髪の少女が、、、という入り方はいかにもオカルト的で自分好みであります。こういう展開だから、幽霊か、妄想オチのどっちかかな。まぁなんにせよ友情話に終始するのだろう、と思っていたら、いい意味で裏切られたんだな。実は、三代にわたる家族のお話だったんだ。自分が嫌いだ、と、自分にも育ての親のおばちゃんにも嫌悪していた少女が、自らの境遇と人々の思いを知り、すっかり心晴れ晴れとなって成長する物語。ストーリーに無理がなく、見終わって穏やかな感動が心に染み渡りました。難しい年頃の子は、なにかと心に問題を抱えるもの。そんな少女たちに向けて、とてもいい作品を作ってくれた。感謝。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2015-04-01 22:00:39)

37.  STAND BY ME ドラえもん 《ネタバレ》 最初、CGでドラえもん作ると聞いたときは、なんでもかんでもCGにすりゃいいってもんじゃねぇぞ、と思ったもんですが、実際観てみると違和感なくすんなりと見れましたね。勿論、ハリウッド製のCGアニメに比べたら緻密な作り込みのある映像ではありませんが、ドラえもんの世界にそんな緻密さって不要だと思うし、2Dの人物の表現の仕方をそのまま3Dでもやってるような感じなので、それですんなり見れたんだろうと思います。そんでまた、タケコプターで飛んでる時の主観移動の映像なんかも迫力ありましたしね。そしてやはり、山崎貴作品はシナリオがよくできてる。というか、泣き所をしっかりと抑えてくる。笑えるところはしっかり笑かしてくれるし、ドラえもんがのび太くんのダメなところを列挙しながら涙を流すシーンでは不覚にも泣いてしまいました。しずかちゃんは、本当にいい子だね。あんな女の子いたら、そら惚れてまうわ。[DVD(邦画)] 8点(2015-03-10 23:24:57)

38.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 すごく良かったですね~。ラストなんて、うるっときちゃいました。「竹取物語」をアニメ化すると聞いたときは、なんで今頃?とか、長編に出来るの?なんて思ったものですが、アメリカのアカデミー賞にもノミネートされましたし、文化発信の役割を見事に果たしてますね。そして竹取物語を、一人の女性のラブストーリーとして、見事なまでに脚色してある。竹取物語は俗世の愚かさみたいなものを描いた話と感じてたけど、本作は5人の男たちが宝物を探してくるエピソードとか、なんか微笑ましいというか笑えるんですよね。全体的に嫌味がないというのかな、ラストのかぐや姫のセリフを見ても、人は愚かで困った生き物だけど、それも含めて総じて人は素晴らしいのよ、みたいな、そういう賛歌を感じました。姫が疾走するシーンもタッチが変わって印象的。音楽も素晴らしかった。傑作と言ってもいい出来です。[DVD(邦画)] 8点(2015-01-20 23:19:05)

39.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 《ネタバレ》 いや~面白かったですわ。泣いて笑って大満足。林業をテーマにした娯楽作を作ってくれたことにも感謝したいのですけど、ちゃんと林業的精神も盛り込んであってね。全部切ったら大金持ちだろってセリフに対して、みんな切ったら子孫はどうなるんだと。我々が切ってお金にしてる見事な大木は、みんな先祖が植えてくれたものなんだって。この長期的精神、ほんと大切ですわね。ダメ人間の主人公も、なんか憎めないやつで、少しずつ成長して周りと打ち解けていく様が微笑ましい。ラストのあの祭りはほんと爆笑しました。御神木をなぎ倒して、男根にして穴に突入させるってなんちゅう祭りやねん!て感じですけど、その男根の上でなんかヘロヘロになってる主人公が最高に笑えました。そしてまさみちゃんとの「さよ~なら~!」の応答シーンでまたぐっときちゃうし。この監督さんやっぱりいいね。ウォーターボーイズ以来の快作でありました。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-11-27 22:35:01)(良:1票)

40.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 素晴らしい出来映えだったと思いますねぇ。なんか往年のファンには不評?みたいですけど、私はゴジラに思い入れがなかったので、それが良かったのかもしれません。ゴジラの出番が少ない!という意見もありますが、でまくればいいというものでもないですしね。ジュラシックパークだって、恐竜が出てきたのは後半になってからだし。それに続編が出ることも決定しているので、最初の作品としてはこれでいいと思います。本作で得に素晴らしいなと思ったのは、見せ場のシーンの見せ方ですかね。津波から空港の爆発、照明弾から照らされるムトーの巨大な身体の出現、この一連の流れが巧いのなんのって。それと危機一髪の主人公に突然光が当たって、なんだろうと思いきやその光が2つ3つと続いて尾びれとなり、そして炎を発するあの見せ方ね。もう痺れちゃったね。なんて格好いいのって。予告編ではゴジラは死神だの破壊者だの煽られてましたが、結果としてはむしろ救世主だった展開もなんだか感動的でした。まぁ、ゴジラさんとしては人間のことは眼中にないのかもしれませんが。なんにせよ、新たなファンを獲得出来ただろうことは間違いない、そう思わせる見事な一本でした。[映画館(字幕)] 8点(2014-11-02 23:47:02)

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