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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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441.  HK/変態仮面 《ネタバレ》 いや~、こういう馬鹿馬鹿しいのって大好きです(笑)。オープニングから話の筋まで終始「スパイダーマン」のパロディなんですけど、下ネタ好きな人でしたらぶっちゃけスパイダーマンよりよっぽど楽しめると思います(笑)。というより、むしろパロディだからこそこの面白さが引き立ってる。つまり主人公は「変態」であることで強くなる、スパイダーマンの真面目な部分が全部エロにひっくり返ってるわけですね。それがいちいちツボにはまる。力を最大限引き出すためには愛子ちゃんのパンティが必要なんだとかね。特に真変態仮面の変態っぷりが最高。パンティを裏返しにして装着することでパンティに馬鹿にされてるんだとか、チ○コ小さいのを馬鹿にされて力が湧くとか。敵を倒す時の技もまた最高ですわな。おいなりさん攻撃、自分もされてみたいかも、、、(笑)。狂介君は体つきも動きも完璧だし、敵役の人もいいキャラだし、片瀬那奈もぶっとんでて良かったし、佐藤二朗の真面目仮面も忘れがたいキャラだったし、とにかくみんな素晴らしかったです。一つ不満を言えば、おもいっきりB級なんですよね。CGも自主制作レベルだし。個人的には、もの凄いお金かけてA級大作で作ってほしかったかな。[DVD(邦画)] 7点(2013-07-16 00:51:13)

442.  綱引いちゃった! 《ネタバレ》 とにかく徹底して大分市押しです(笑)。これでもかってぐらい大分をアピールしてるので、この映画観たら確かに大分は人情味のある人が多い土地なのかな~なんて興味がわいてはきます。それにしても冒頭のまるで「トップガン」ばりの登場の仕方って一体なんだったんでしょう。主人公のキャラと全然合ってないように思う(笑)。下ネタをばんばん言って、いつも明るく笑うお母さんは見てて微笑ましい。周りの皆もそれぞれいいキャラ出してるし。そしてまた、当然ながら各家庭には事情があり、人それぞれいろんな問題を抱えながらも、それでいて皆集まると楽しく笑い飛ばす、そんな光景が実に素敵です。中盤までは、スポ根ものとしてかなり王道な展開なのですが、給食センターは廃止、綱引きチームも解散の流れという、ひっくり返せない現実が訪れる。そのせいか、大会のシーンは短く、そこで終わるの?てなところで幕引きする。ラストカット見ると、たぶん負けちゃったんだろうな、と思うのだけど、あの状況においてはもはや勝ち負けなんか意味はなく、それよりも、どんな困難な時でも仲間がいれば乗り越えられるんだっていうメッセージを大切にしたのかもしれない。[DVD(邦画)] 6点(2013-07-11 23:40:35)

443.  デッド寿司 《ネタバレ》 相変わらずのエログロバイオレンスで、小学生が脳内で作り上げたようなお話がそのまま映像化されていて、その馬鹿馬鹿しさは不変なのですが、でも前作の「ゾンビアス」に比べるとまだ全体的に大人しいというか、お馬鹿指数が低下していたように思います。もっとお下品でもいいかなっていう。まぁ、よく動く寿司達のギミック等は凝ってたと思います。個人的には女将の体当たりな演技が良かったです。唐突なロボットダンスも上手かったし(笑)。[DVD(邦画)] 4点(2013-07-11 16:19:38)

444.  任侠ヘルパー 《ネタバレ》 凄く良い映画だったと思います。ドラマのは見たことありませんが、なんの予備知識がなくてもすんなりと入り込めたし、娯楽的内容であっても説得力を伴う作りになっていたと思います。その理由はたぶん2つあって、1つは草なぎ君の演技がとても素晴らしかったこと。安田成美、 風間俊介、香川照之、夏帆ちゃん、みんなそれぞれの役柄を実に見事に演じてらしたと思う。2つめは、刑務所の中とか最初に施設を訪れた時の汚さや臭さとか、そういった描写がとてもリアルに表現されていたこと。それによって、一見荒唐無稽なお話でも、今の介護を取り巻く諸問題を考えさせるだけの説得力を持った作品に仕上げることが出来た。介護認定や入居の問題、年金や生活保護を食い物にする輩の問題、とても考えさせられる。彦一が、施設を運営していく中で少しずつ心境が変化していって、それが表情に現れる、実にぐっときましたね。葉子の子供達もいい演技していたと思うし。マイナス点は、黒木メイサの登場が唐突だったのと、終盤わざわざ殴られに突入していくというのがいかにも映画的だなと感じたこと。それぐらいかなぁ。全体的にはほんとよく出来た良作だったと思います。[ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-07-08 23:46:19)(良:2票)

445.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 少なくとも、3作目よりは断然良かったと思います。序盤はいつもの面々が唐揚げ屋さんになってるシーンから始まり、実はそれが張り込みであったという流れになるあたりはなかなか新鮮だと思うし、署内で繰り広げられるおとぼけ漫才が逐一面白い。特にビール大量発注の件は笑えました。あの寸劇みてると、警視庁の人たちってみんなおバカの集まりに見えてくるけど、それが踊るの良さなんでしょうね。しかし中盤以降は、そういう笑いの要素が全くなくなり、実にシビアな展開に突入していく。それまで、「おバカな人たちばかりだなぁ」と思っていたのが、「酷い人ばかりだなぁ、警察って」て思うようになってくる。あまりに理不尽過ぎる解任劇に、見ていて悶々とした気持ちになる。いくら警察組織の腐敗を目の当たりにしたからって、全く罪のない小学生を殺す計画なんて立てるのだろうか。色々と疑問が湧く。「バナナ」というのも、子供が好きだからとか、理由付けが強引だし、バスで突撃するすみれさんの無茶ぶりにも唖然とする。というか、あのバスシーンのCGが残念レベル。そんなわけで、前半は大満足で後半は首をかしげるという感じ。間をとって6点を献上します。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-07-06 22:03:43)

446.  大草原の渡り鳥 《ネタバレ》 ビデオ屋でなにげなく手にとって、西部劇風の 古い邦画というインパクトにひかれ借りて観てみました。 小林旭、浅丘ルリ子、宍戸錠がめちゃくちゃ若い! いつ作られた映画なん?と思って調べると 1960年と書いてある。なるほど、そりゃ若いわけだ。 カウボーイ役を小林旭、アイヌ民族をインディアンに 見立ててやってるわけですが、なにより北海道の大自然には 目を見張りましたね。 この時代の北海道はほんと手つかずって感じですね~。 風景が日本じゃないみたい。 内容的にもまさに西部劇そのもので、 ピストルでドンパチやっちゃうとか、 アイヌの人たちのなんともいえない風貌とか、 全体的に非現実的な日本なんですけど、それもまた面白い。 小林旭も、なにか争いがあるとタイミングよくそこに 出くわしたり現れたりする、まさにアンパンマン的な 都合の良さ。でもそれもまた面白い。 あるいはまた、格闘シーンとか銃撃シーンがどれも 笑っちゃうほどいい加減なんですよね。 パンチが全然顔に当たってないやん! 敵が自分から吹っ飛んでいってるやん! 銃の弾が命中してる気配が全然ないやん! みたいに、見ていて失笑してしまうのですが、 そのやる気のなさもなぜか面白さに変換して 見ることが出来る。 これも古い映画のなせる技なのでしょうか。 シリーズだそうなので、他の作品も見てみることにします。[DVD(邦画)] 6点(2013-07-03 22:17:26)《改行有》

447.  ある兵士の賭け 《ネタバレ》 いや~、けっこう感動してしまいました。なにが良いって、アレン大尉の正義感、人柄、優しさ、これが全てですね。特にタケシとふれあってるシーンがジーンときてしまう。最初は人を信じられなくて、一人ですねてたタケシをボールで誘うシーン、んで成長していい子に育ったタケシと再会して抱き合ったりとかしてるシーン、ジーンてくる。孤児院の子供たちが、「アレンさ~ん!」と言いながらかけよってくるその素敵な光景、マザー山田との交流、ジーンとくる。このアレン大尉が主人公で、石原裕次郎演じるカメラマンの北林はかなりのサブキャラ。朝鮮戦争での光景を見ているから最初のうちはアレンを非難していたけれど、あれもちょっと独善的というか、北林には肩入れ出来ない展開だったと思う。アレンさんは終盤になってベトナムに行くことになるわけだが、そこでの北林との会話とか、マザー山田との会話で「死亡フラグ」がビンビンに立ってたので、もしや、と思ったら案の定。うう、、、、悲し過ぎるやん。子供達がみんなで演奏しながら出迎えてるの、そんなの残酷すぎるやん。タケシが察してもらったハーモニカ握りしめるの、ベタだけど泣けるやん。総じて、けっこういい映画だったやん。8点献上。[DVD(邦画)] 8点(2013-07-02 23:27:49)

448.  黒部の太陽 《ネタバレ》 195分という実に長丁場の作品でしたが、最後まで集中してみることが出来ました。石原裕次郎はまた彼なりにいい演技してるとは思うが、やっぱり三船敏郎の存在感と格好よさには本当に惚れ惚れしましたね。偉大な俳優だなぁとあらためて痛感。現代だと、穴掘るにはそれ専用の巨大掘削マシーンみたいなのがあると思うのだが、その当時は膨大な人力とローテクの組み合わせで穴を掘り進めていたのですね。当然、それだけ危険も多いし、大変な仕事であったろうと思う。一番の見せ場は、やはり水が吹き出るシーンでしょうか。不気味な音を出しながら、天井がバリバリとへこんだりするシーンなんかは、自然の猛威といいますか、人間のささやかな抵抗に対し自然の圧倒的な力が牙をむいてきたみたいな感じで、凄く恐ろしさが出てました。そして凄まじい勢いの水に飲み込まれんとするシーンはまさに圧巻のスペクタクル。記録性だけでなく劇場映画としての楽しさも発揮しています。娘さんが不治の病に侵されてしまう展開と、黒部ダム建設をシンクロさせるのも意義がより深まってよかったと思います。知恵と時間とお金があれば、人はなんだって出来るんだという意見と、癌のように人にはどうしようもないものがあるという意見の対立が印象深い。ダムが貫通したときに、他界の一報が届く。そしてダム自体も、最後の碑のショットで示されているように多くの犠牲の上に完成している。人はなにかを得るために、なにかを失う。でも失うことを恐れては、得ることも出来ない。そんな人間の生き様を、今日も太陽は変わらず見下ろしている。そんな雄大なラストもまた印象的。[DVD(邦画)] 8点(2013-06-20 01:28:00)

449.  カラスの親指 《ネタバレ》 なかなか面白かったと思います。160分あったけれど、長さをそれほど感じることもなく楽しく見れました。闇金のアジトに乗り込んで一世一代の猿芝居やるシーンは、正直あざとさも感じるし、なにより途中で「あ、これは全部芝居なんだな」ってすぐわかっちゃったので、その後みんなで乾杯する展開にカタルシスを味わえなかったのは残念なのですが、個人的にはその大勝負のシーンよりも、それまでの共同生活のシーンが凄く良くて、あの生活の模様をエンドレスでずっと見ていたいと思ったぐらい、雰囲気のいい空間が作れていたと思います。そして、子ども達3人と別れるシーンで、「もうお金おくってこなくていいよ。気持ちはちゃんと伝わってるよ」って振り返って言うシーンが感動的でした。正直、あそこで終わってもいいんじゃないかなとも思うので、その後のさらなるどんでん返しってどうなんだろうという気もします。一切詐欺をしていない、お金は自腹っていうのもなんか綺麗過ぎるような気がするし。でもまぁ、よく出来たお話だとは思うし、いい観賞後はいい気分になったので、7点を献上したいと思います。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-06-19 01:44:00)

450.  栄光への5000キロ 《ネタバレ》 モータースポーツ好き、レース好きの方は特段楽しく見れるのではないでしょうか。個人的には、二人の恋愛のなんともいえないカップル像が印象的でした。お互い、当然愛し合ってはいるんだけど、優子はいつもレースばかりで離ればなれになり、心配ばかりしている身に疲れ、また自分の夢もあって、彼のもとを去った方が良いのかと自問している。五代もまた、彼女のそんな気持ちを知っていて、自分もまた悪いなと思っているからか、冷たいそぶりだったりする。でもやっぱり愛し合ってる。そんな距離感。そして、パートナーのマウラ、良き親友でありよきライバルであるピエールなどの友情描写もやはり印象的。この作品に対する、裕次郎の熱い気持ちもよく伝わってくる。男のロマンみたいなものだから、こういうのはぜひ作りたかったんだと思う。ただ、さすがに3時間は長いというのが正直なところ。このシナリオなら2時間でも全然問題ない。そんなわけで5点。[DVD(邦画)] 5点(2013-06-18 22:00:19)

451.  甦える大地 《ネタバレ》 石原裕次郎作品が一挙にレンタル可能になったので順次見ているのですが、本作はその中でも一番地味な内容でした。なんというか、全体的にどっちつかずな、奥歯にものが挟まったような、煮え切らない感じなんです。他の作品は、日本の高度成長期を切り開いた、男達の熱き思いと努力の物語、みたいな感じで楽しく見れるのですが、どうもこの作品は「文明批判」みたいなものが根底にあって、それが本作の煮え切らない感じに繋がってるんだと思うんです。わざわざ、江戸時代の治水対策のところから話が始まり、そこからさらに現代の貧しい農民達のために土地を開発するという話になるんですが、それ自体が公害だの、私利私欲だの、スカッとしない展開になっていく。勿論時代的にそういうメッセージの有る作品にしてもかまわないのですが、どうもこの作品はその立ち位置がいまいちしっかりとせず、悩ましい感じで終わってる。自分としては、スーツ姿でブツブツと思い悩む裕次郎よりも、やり遂げた顔を見せる裕次郎のほうが好き。[DVD(邦画)] 5点(2013-06-14 23:36:32)

452.  臨場 劇場版 《ネタバレ》 ドラマのほうを一度も見たことがなく、なんの予備知識もなかったので、検視官がその検視の腕で事件を究明していく話なのかと思ってたら全然違いました。これはドラマのファンの人用の作品です。少なくとも、自分にはこの世界観に入り込めなかった。冒頭の殺戮シーンはリアルでなかなか良いんだけど、犯人が現れた時に、「お、よゐこ濱口ってこんなに演技上手かったんだな~」と思ったら実は全くの別人でずっこけました(笑)。後で調べたら、柄本明の息子なんですね。まぁそれはともかく、その犯人の終盤の展開。逐一復活しては襲ってくる展開に唖然。そしてその犯人と対峙し、睨みつける倉石がなにするのかと思ったら、犯人が吹っ飛ぶ勢いのビンタ(笑)。あのシュールさに失笑してしまった。[地上波(邦画)] 4点(2013-06-12 20:26:30)

453.  今日、恋をはじめます 《ネタバレ》 いかにも少女漫画らしいストーリーでしたね。「黒いシロクマ」とかいう要素もそうだけど、スリッパがガラスの靴になって自分がお姫様化するシーンが腐女子妄想の映像化みたいな感じで笑えました。それから、菜奈って女の子が「私はつばきとお互い最初の人だったんだよ~。あ、ごめんなさい!今はなにもないから心配しないでね」って、いちいちそんなこと言うなよって思っちゃった(笑)。結婚までは交わっちゃいけないっていう、今時珍しく硬派な女子。でも最後は「はじめての彼氏。はじめての人」で終わるなど、意外にもちゃんと一通り済ませるところまで描く、これまた珍しい少女漫画映画であった。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-06-11 21:09:31)

454.  劇場版 私立バカレア高校 《ネタバレ》 ジャニーズとAKBなんで、演技は それほど期待してはいなかったのですが、 いや~やっぱり酷い!大根過ぎる。 お嬢様達とヤンキーたちが一緒の高校になるっていう その設定が唯一面白いと思うのだが、両者の絡みは あまりなく、延々とくだらん喧嘩ばかりしてるだけ。 これはジャニーズとAKBのファンのみが 見てよい映画ですな。[DVD(邦画)] 4点(2013-06-11 20:52:09)《改行有》

455.  富士山頂(1970) 《ネタバレ》 人間関係や葛藤等、極力省いた淡白な内容なので、ストーリー的にはそれほど面白味はないのだが、富士山頂にレーダードームを設置するという前人未到の工事が行われたんだという、その出来事それ自体がドラマチックだと言えるわけです。それまで、高所に設置されれているレーダー施設はアメリカにある2600mの山頂にあるものが世界で最も高かったのだが、それを1100mも上回る高さに作り上げた、もうこれ自体が一つの冒険といってもいい。高山病、頭痛、倦怠感といったものに悩まされながら、そして期限内に工事を完了させるという時間との闘いの中、試行錯誤しながら、物資を運び上げ、建物を作り上げる。こういう地道な努力は、普段生活しているとその恩恵の中にいて忘れがちだけど、あぁ、あの建物も、この交通機関も、なにもかも先人たちの努力の積み重ねの上に成り立ってるんだなって、そういうのを思い起こさせるための映画。最近はこういうタイプの映画がまったく見当たらないので、そういう意味でも貴重な作品。[DVD(邦画)] 7点(2013-06-01 01:34:20)

456.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 序盤の段階では、両者のバックグラウンドをほとんど語ることなく、すぐさま銭湯のシーンになるので、二人の人間模様をもっと描き込まなきゃ、二人の人生が入れ替わった時のそれぞれの境遇のユーモラスさが出ないじゃないか~と不満げだったのだが、後半、便利屋だった人が自分の過去を思い出してからはその理由がわかりました。便利屋さんはあくまでも便利屋であって、殺し屋ではない。そこで二人で演技をしてワル達をまこうとする、その展開は新鮮でありました。思っていたほどの笑いはなかったけど、それなりに独創性あるコメディ映画になってたので、佳作の6点ということで。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-05-31 22:11:18)

457.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 《ネタバレ》 これまでの焼き増しでなく新たに物語を紡いだのは評価出来るけど、、、、なにがなんやら、、、なんで皆あんなに冷たいの。ただただ傍観するのみでした。[DVD(邦画)] 4点(2013-05-24 00:31:15)

458.  黄金を抱いて翔べ 《ネタバレ》 なかなか面白かったと思います。やっていることは金塊強奪ですから完全な犯罪なんですけど、でも彼らはみんな根っから悪い奴じゃなく、それどころか見ているとどんどん肩入れしてきて、いつのまにか彼らの計画が上手くいくようにと思っている自分がいるわけです。だから、後半からの計画実行の流れは目が離せず、ドキドキしながら見てました。よく考えると、銀行内で計画内容をべらべら解説してたり銃を公衆の面前で出しまくってたりと、とてもリアリティあるとは思えないアピールっぷりなんですけど、そういうシーンには必ず関西人的ユーモアが加味されていて、そのへんが井筒さんらしいなと感じました。北川は妻子がいるのになんでそんな無謀な計画をやろうと思ったのかとか、野田もなんで裏の人たちと組んでこの計画をやろうと思ったのかとか、考えだしたらきりがないんですけど、そういうのは一切省いて代わりに左翼だとかスパイとかゴロツキ集団なんかが出てきて話を持たせています。個人的には、田口トモロヲはちょっとうさんくさすぎるキャラだったかなと思うのですが、まぁよしとしましょう。一番のピークは、やはり神父さんの正体を知る幸田のシーンでしょうか。ぐっとくる良いシーンでした。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-05-21 01:06:57)

459.  のぼうの城 《ネタバレ》 水攻めのシーンが、まんま津波そのものだったのでこれは公開延期も致し方ないなと思いました(笑)。まぁしかし、その水攻めのシーンのCGクオリティの低さはちょっと気になりましたね。今のお客さんは目が肥えてますから、あんなCGだとどうしても、ね。ただそれ以外はまずまずでした。もっと真面目な時代劇なのかと思って観始めたので、漫画的なリアクションや成田長親のあまりのアホキャラに失笑してしまったのですが、彼が村人達から慕われていて、その村民たちが一致団結して彼のために立ち上がる展開から目が離せなくなり結局最後まで楽しんでみることが出来ました。やはりこの作品のピークは「田楽踊り」のシーンでしょうか。肩の力を抜いて、コミック的に楽しむのが良いと思います。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-05-14 00:41:06)

460.  悪の教典 《ネタバレ》 単純にエンターテイメントとして面白かったです。リアルに考えると、銃ぶっ放してるのになんで周りに住んでる人気づかないのとか水を灯油に変えて殺すとか無理すぎだろとか思うんですけど、まぁそういうツッコミはナンセンスなんでしょう。それよりも、猟銃での殺戮シーンをご堪能ください、と。実際、銃をぶっ放したときの人の吹っ飛びようとか血の飛び散りようなんかはまさに爽快とも言えるほど。実際の目で見たら恐ろしい限りですけど、映画だと凄く楽しい。それから、地下鉄のシーンなんかは固定カメラで撮って電車の揺れの動きを見せて不気味さを出すとか、なかなか印象深かったです。そんでまた三池監督らしいユーモアのある台詞もそれなりに笑える。逆に、聖司の心の中を描くようなシーン、夢の映像とかはなんだか微妙な出来で、彼の深層部分がどういうものでなんでああいう風になったのか、いまいちよくわからなかった。まぁ、娯楽なんでそんな深く考えずに見ればいいのかもしれませんが。楽しめたので7点差し上げます。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-05-12 23:38:57)

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