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コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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521.  おかえり、はやぶさ 《ネタバレ》 まずなにより、はやぶさや宇宙や地球のCG映像が 凄くよく出来てる。 それが3Dできちんと立体感出ているので、 宇宙マニアの自分としてはそれだけで楽しめました。 はやぶさ3作品の中では、おそらく 一番子供向け&ファミリー層向けだと感じました。 科学的な話の解説や、はやぶさに乗っかって 説明する前田君の画、宇宙なのに 効果音がついていたりと、わかりやすさを出した 作りになってます。 しかし、専門用語が飛び出る話はわりと難しいので、 この「わかりやすさ」と「わかりにくさ」が 混ざり合ったような、そんな内容になってると思います。 臓器移植の話、それから「のぞみ」の責任を感じてる お父さんの話はなかなか良かったと思います。 この2つのエピソードは、簡単に諦めては いけないということ、失敗は無駄じゃないんだっていうこと、 はやぶさが教えてくれたこの2つの教訓を増幅させる ファクターになっていると感じました。 チャーチルの、「成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ 失敗を繰り返すことである」という言葉すごくいいです。 この映画で初めて知ったので、 それだけでも見る価値がありましたよ。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2012-08-07 19:56:40)《改行有》

522.  旅の重さ 《ネタバレ》 確かに「重い旅」でしたね~。この一度の旅で、人生10年分ぐらいの教訓を彼女は味わったんじゃないでしょうか?旅は出会い。色々な人たちが登場し、少女と交錯していく。取り立ててストーリーが面白いわけではないのだが、鑑賞していて「時代」を強く感じさせられ、それがとても新鮮であった。その時代というのは、勿論画面からにじみ出てくる70年代の雰囲気もあるわけだが、今だったら、こういう映画は作れないんじゃないか、ということ。冷静に見ると、いたいけな少女が裸を曝け出し、知らないおっさんの家にあがりこんでは交わったりするわけで、内容的に今だとNGが出ちゃうんじゃないか。40年経って、芸術はむしろ自由を失ってるんじゃないか、そんな風に思った次第である。[DVD(邦画)] 6点(2012-07-16 16:42:29)(良:2票)

523.  八日目の蝉 《ネタバレ》 最初のうちは、雰囲気の重々しさや全体的な演技臭さ故あまり入り込めなかったのですが、後半に、希和子に笑顔が出てきて、薫との生活を楽しむシーンから一気に入り込めました。大きくなった薫が小豆島での記憶を思い出し、当時の自分にかけてくる声がこだまするシーンもなかなかいいけど、やっぱりクライマックスですよね。薫と別れるシーンは凄く切ない。もちろん誘拐は犯罪だけど、希和子のこれまでの境遇を思えば、やるせない気持ちになります。特に女性にお勧めの作品です。[地上波(邦画)] 6点(2012-07-13 19:55:37)

524.  恋の罪 《ネタバレ》 一言で言えば、「どいつもこいつもどうしようもねぇな~!」って感じです(笑)。相変わらず、観る者を挑発するような内容で、特にあのヘンテコ一家の狂いっぷりはそれ自体が見ていてエンターテイメントだなと感じさせられる。ただ、強引さも目立つ。美津子のシュールっぷりとそれについてくいずみのイカレ具合にはどうにもついていけず。そこについていけないもんだから、全編に渡って失笑してしまう。前作「冷たい熱帯魚 」は主人公に共感出来たのだが、いずみちゃんには感情移入出来ず。女性が見たらまた違う印象になるのかもしれないが。まぁでもいっぱいヌードも出てきたし、佳作の部類かなとは思う。[DVD(邦画)] 6点(2012-07-02 20:32:00)

525.  コクリコ坂から 《ネタバレ》 前作「ゲド戦記」よりは格段に良かったですよ。といっても、演出的には相変わらず淡白でどのキャラもやたらとお固い感じがするんだけど、ゲド戦記みたいにファンタジー映画じゃないから、宮崎吾朗監督の淡白さがいい具合にマッチしてたと思う。勿論、駿さんが脚本書いてるから人物達の行動様式はまさにジブリですよ。そのジブリらしい非現実的な振る舞いの子供達と、淡白な演出の掛け合わせがなんともいえない不思議な感じ。カルチェラタンのファンタジックな風貌はいかにもジブリ的でいいなと思う。恋愛物語よりも、個人的には親子の関係のほうが共感出来る。死んだ父さんを寝床で思い出して涙する海とか、実の父親のことについて話す育ての父さんと俊の会話とか、ささいなところに共感出来る。そんでもって終わり方も、例の手嶌葵の主題歌が流れてほろっとさせられる。でもまぁ、だいぶ音楽に助けられてる映画でもあるね。それに、特に思うのはこれを子供が観て楽しめるのかな、ていうこと。主人公の海がある男の子とお付き合い始めて、でもお父さんが同じ?いやそうじゃなかったよ、ていう、一言で話し終わるようなストーリーでこれで成長してるんだろうか、て思ってしまうし。何が言いたかったんやろうっていう気持ちが残る。控えめで慎ましやかで、決して嫌いではないしそれなりにいい余韻が残る映画だけど、ジブリってもっとオールマイティに楽しめるアニメじゃなかったんかなと、少し不安も残る。[DVD(邦画)] 6点(2012-06-30 01:04:29)

526.  カイジ2 人生奪回ゲーム 《ネタバレ》 個人的な印象ですが、藤原君って泣き叫ぶ役ばかりやっているような気がします。藤原竜也と聞いただけで、なにか理不尽なものに対して全力で泣きわめく姿を思い出してしまう(笑)。今回もまたそんな役を全力でやってますが、前作よりも周りの役者さんがいい味出してますね。伊勢谷友介、吉高由里子、生瀬勝久、香川照之。ストーリー的には前作のほうが上だけど、役者の見せ場はこっちのが上かな、と。あとお約束だけど、「玉が入る~!これで賞金ゲット~!と思ったら入らない~!一条の勝ち!と思ったら仲間がきた~!カイジの勝ち!と思ったら~!」の流れがいちいちオーバーで楽しい。この映画の面白味は、「天国と地獄」っぷりとそのどんでんの愉快さのみにあるといってもいいぐらい。しかしあのラストはちょっと残念だったなぁ。カイジ君、あんだけ頭が働くのになんで見抜けないんだよ~。ていうか、大金手にしたのに賭けとかするなよ~ってツッコミ入れちゃった。 まぁ、カイジ君はそういうキャラでしか生きられない奴なのかもしれないけど、、、。[DVD(邦画)] 6点(2012-06-27 20:35:50)

527.  サイレントヒル 《ネタバレ》 大ヒットした同名ゲームの映画化。ゲームのほうは正直一度もプレイしたことありませんが、それでもこの作品の並々ならぬ映像へのこだわりは切に感じとる事が出来ました。ローズが、サイレントヒルに初めて足を踏み入れたときの、灰が降る神秘的な街の雰囲気や地下のおどろおどろしい雰囲気、気色悪く不気味なクリーチャーの数々、火刑のショッキングなシーン、そしてラストの自宅へ戻ったときの温かい日の光、色々と印象深いショットが多く、ある意味お化け屋敷的な面白さがあります。ただ、そういう素晴らしい映像とは裏腹に、ストーリーが圧倒的につまらない。このサイレントヒルとは一体なんなのか、というミスリアスな雰囲気が序盤はあったんですが、狂信的な集団による狂信的な行いというのが終盤になって台詞で語られ、そのアホな組織と対峙して終幕。なんというか、この世界設定をそのまま紹介しただけというようなお話で、ドラマ性に欠けるし、特に父親の存在がほとんど無意味でしたね。そんなわけで、映像最高!ストーリー最低!の両極端な映画というのが感想です。それにしても、婦警さんはなにも悪いことしてないのに、あまりにも不憫過ぎますね、、、、。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-07 22:28:45)

528.  ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON 《ネタバレ》 三谷幸喜監督は割と好きな監督さんです。前作「ザ・マジック・アワー」はめちゃめちゃ笑かしてもらったので、本作も期待していたのですが、、、、まぁこれはこれでそれなりに笑えたのですが、前作よりは少し劣るかなと。ちょっと間延びしてるところがあるので、20分くらいカットしても良かったかなと思います。でも、ストーリーの構成はさすがです。一つ一つのネタが素晴らしいし、積み上げ方も見事です。阿部ちゃんの唐突なタップダンス。中井貴一のワンコとのじゃれあい。市村正親の謎キャラ。目に焼き付くほど愛らしいユーモアの数々。ただ、終盤のお涙頂戴な展開はいらんかったです。お父さんが草彅君だというのが良くない。草彅君はお父さんに見えないですものね。[DVD(邦画)] 6点(2012-05-31 21:05:56)(良:1票)

529.  おっぱいバレー 《ネタバレ》 タイトルはおっぱいバレーですが、部員達がバレーの練習をするシーンはほとんどなく、 ついでにおっぱいも出てきませんので、バリバリのスポ根ものやお色気目的で観ようとすると 肩すかしですよ~!(笑)。最初のノリが、典型的な青春おバカ路線だったので、 「あ~、このタイプのやつかよ~。しかもくだらないし、、、」なんて思っていたのですが、 おっぱい先生が学校側に呼び出されクビになるところから急に感情移入出来る内容に。 そう、この作品、少年達の成長物語というよりは、むしろ先生のほうに軸がある。 おっぱい先生の成長物語なんです。どうして教師を志そうと思ったのか。 自分が学生だった頃の、素晴らしき先生との出会い、そして亡くなってしまった その先生の家を訪ね、涙する下り。そこがこの作品の一番のピークでないかと個人的には思います。 だから、部員達は脇役。あ、彼らもちゃんと成長はしてるんですけどね。 70年代が舞台のようで、車とか街並みとか服装とかを当時のまま再現していて、 それってどれほどの意味があるんやろ、別に現代劇でもいいんちゃうの、なんて最初は思ったのですが、 今の中学生だと、色々とネットで見れちゃうからあれだけおっぱいに対して必死になったり しないのかもしれませんね。でもなんか寂しい! 空気圧をおっぱいの感触だと思って怪我するような バカは、やっぱりいつの時代にもいてほしい! お後がよろしいようで。[DVD(邦画)] 6点(2012-05-13 22:26:11)《改行有》

530.  地獄(1999) 《ネタバレ》 幼女誘拐事件やオウム事件、毒入りカレー事件などの犯人を地獄で拷問するという実に爽快な内容であるが、一番力を入れてるのはやはりオウム事件で、全体の3分の2くらいの尺をこの教団に割いている。そっくりさんの教祖をはじめ、理不尽きわまりない教団の内部を描いていて、これがなかなか見応えがある。地獄の映像は、切断や焼きなど様々な拷問が繰り広げられ、これがなかなか笑えてくるのだ。セットやメイクなど、凄まじいまでのチープさで、それがまた妙にアングラな画となって特有の世界観になっていると思う。しかし拷問の後、なぜか突然丹波哲郎が現れる。全く話と絡まず唐突であり、さらにラストは無数のおっぱいが出てきて妙な踊りを踊って終わる有り様である。なんというエログロナンセンス。欲求のままにこしらえたとでも言わんばかりのカルト作である。[DVD(邦画)] 6点(2012-05-13 17:51:19)

531.  宇宙大戦争 《ネタバレ》 1959年の作品ですからねぇ。この年代で、これだけ壮大なSFの邦画を作っていること自体が驚き。良い意味でも悪い意味でも、もの凄く生真面目な内容です。人間ドラマみたいなものはほとんどないので、正直ストーリー的には全然面白くないのですが、逆に硬派なSFを好む人にはもってこいです。舞台は1965年という、わずか数年後の世界を描いているのですが、すでに宇宙ステーションが出来てるし、月に人を送り込んで宇宙人とバトルするという展開。なんという前向きな未来予想図なんでしょう。だって、ガガリーンが宇宙飛行したのは1961年、日本が初めて衛星の打ち上げに成功したのは、1970年ですからね。この当時のイケイケドンドン的な、楽天的な雰囲気というのが伝わってきます。世界中の国の人たちが集結するけど、なぜか外国人が喋る外国語に日本語がアフレコされてて、それで日本人は日本語で返すと言う、なんでそれで会話が通用してるねん!て思うんだけど(笑)。カナダや中国の国旗が今とは違うし、すごく時代を感じさせます。見どころはやっぱり、特撮と舞台セットですかね。街の破壊シーンとか見応えあるし、宇宙船とビーム出し合って闘うシーンなんて、スターウォーズの先取りみたいなことやってるし、この年代を考えると相当に野心的な作品であったことが伺えます。[DVD(邦画)] 6点(2012-05-12 22:20:34)

532.   《ネタバレ》 序盤の吉岡と仁村の関係を見ていて、「ずいぶんと淡白なカップルだなぁ~」なんて思っていたら、そういうことだったんですね、、、。前半こそミステリーサスペンスな進み具合でわかりやすく観れるのですが、後半は謎なシーンが多々あって、色々と思いを馳せて観ていかなければならなくなります。個人的には、「私に気がついたのに無視した」から恨みを持つみたいな幽霊さんの一方的感情に首を傾げずにはいられませんでした。それに吉岡も、なんでそんな事実忘れとんねん、、、て終盤思っちゃったし、色々と不合理だと感じることも事実なのですが、逆に良かったと思う点は幽霊さんの登場シーン。昨今は幽霊といえば貞子タイプのやつと相場が固まってしまっている中、ある意味では古典的な雰囲気の幽霊を復活させてみせてくれたのは嬉しいです。鏡を使った登場の仕方や、髪のなびかせ方や葉月里緒菜の目の大きさや顔の白さを利用した見せ方、そしてアクロバティックな動きや叫び声等々、個人的にはちゃんと怖さを感じました。吉岡の家の室内や診療室、、女の幽霊がいた建物等のやたらと古くさい雰囲気がなんともいえない非現実感で、それでいて男の飛び降りのシーンなんかは全然CG臭さのないリアリティがあって、映像的にも工夫こらしている感じがあって良かったです。[DVD(邦画)] 6点(2012-04-28 12:20:06)

533.  御用金 《ネタバレ》 常に瞳孔開きっぱなしみたいな力のこもった仲代達矢と、いつも涼しげな顔の丹波哲郎が印象的。それに加え、男勝りキャラのおりは、既婚女性なので、眉毛全剃り&お歯黒のホラー顔を魅せてくれるしのなど、脇を彩る女性陣もこれまた印象深い。ストーリー自体は取り立てて面白いわけでもないが、チャンバラシーンが気合入ってて、静と動の使い分けや血しぶきなど見応えがある。終盤は雪の中での殺陣。「寒くて指が開かねえんだ」みたいな台詞がありましたけど、本当に見るからに寒そうで、役者さん達の頑張りが見て取れる。[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-04-04 02:39:04)

534.  この子の七つのお祝いに 《ネタバレ》 ネット上でとても怖いと評判だったので観てみたのですが、少なくともホラー映画というよりは純粋に切ない人間ドラマでしたね。確かに映像表現などは、血の量やその赤さ、そして岸田今日子の独特な演技など、子供の頃に観るとインパクトはありそうですが、ストーリーそれ自体はサスペンス劇場レベル。個人的には、なんといっても岩下志麻の演技が素晴らしいなと思いました。母を思い出すと狂ったようになり強引に人を殺してしまったり、ラストで真実を告げられるとその場であの子守唄を唄ったりと、少々強引というか一歩間違えればかなりくだらない画になりそうなものを、岩下志麻の怪演によりそこに説得力を持たせている。ほんと凄い女優さんだな~って思います。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-30 20:56:46)(良:1票)

535.  悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 前作「犬神家の一族」などのインパクトはないものの、これはこれで面白く拝見致しました。岸恵子がやはり美人でいいですねぇ。殺人だなんて、一番縁遠そうなキャラが、実は犯人であるというオチ。いや~読めなかったです。ヴィジュアル的に、葡萄酒に入った死体とか、人形みたいなのが手まりしてるシーンとか、ぎょっとするような怖さがあります。そしてとても切ないストーリー。あの息子さんが不憫でなりませんわ。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-27 17:05:50)

536.  デッドボール 《ネタバレ》 いや~、ずいぶんとぶっとんだ作品でしたね~。 最初のキャッチボールで天高く飛び上がってミッキーカーチスに殺人ボール喰らわす時点で唖然としてしまった。 B級であることをむしろ正々堂々と訴え、おもいっきりアピールしていく。こういう作風は決して嫌いではなく、むしろ応援したい部類。 星野真理もよくこんな映画に出たもんだ。 野球対決かと思いきや無茶苦茶な展開でさすがにあきれてしまったけど、 グロシーンは手づくりながらも凄く頑張ってて、頭の後ろから鼻に指を突っ込んで目にイッチャうシーンなんて ほんと馬鹿馬鹿し過ぎます。 対戦相手の女子群がもう少しお色気アピールしてくれればもっと良くなったと思う。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-24 17:44:14)《改行有》

537.  蟹工船(2009) 《ネタバレ》 娯楽作品として観れば、それなりに面白かったとは思うんだけど、ネットでえらく低評価なのもよくわかる。監督のSABUは、喜劇を撮らせたら本当に上手いけれど、この作品はそういう彼のコメディの要素とシリアスな要素がうまいこと一つになってないんですよね。基本シリアス路線で、そこにさじ加減程度にユーモアを入れるとかならわかるのですが、この作品のユーモアは明らかにおちゃらけで、それがシリアスなところと喧嘩しちゃってる。それに、労働者たちの髪型とかが整ってて小綺麗すぎるし、暴力ふるってる監督も威圧感が足らないと思うし、セットにもちゃちさを感じてしまう。なので、評判が芳しくないのも頷けるのだが、ただ、例えば「なんちゃって中国人」の台詞はなかなか良かったと思うし、その言葉を聞いて改心して笑顔たっぷりに踊りだすのもいいシーンだと思う。蟹工船という古典の舞台を借りて大幅にアレンジして、今に必要なメッセージを訴えてると言うことそれ自体は評価出来る。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-18 14:35:09)

538.  彼岸島 《ネタバレ》 ネットでの評判があまり芳しくなかったので、あまり期待はしてなかったのですが、ちゃんとエンターテイメントしているし、チャンバラシーンやアクションなどそれなりに頑張っているように思えました。陰気な島に赤い彼岸花の画や、廃墟を利用した対戦シーンなど、画作りにもこだわっているなと感じる。ただ、CGの出来映えはあまり芳しくない。勿論、予算の問題もあるのはわかるけど、でもあのエイリアンそっくりの怪物はもっとなんとかならなかったかなぁ。吸血鬼は洋物の化け物で、それを日本を舞台にやってるけどそれ自体は上手く溶け込んでで問題ない。でもあのエイリアンはやっぱりちょっと浮いてる。主人公の仲間思いな熱い気持ちはひしひしと伝わってその点は良かったけどね。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-10 21:55:33)(良:1票)

539.  ラビット・ホラー 3D 《ネタバレ》 劇場では3D上映だったそうですが、家のテレビでDVDで観るとやけにCGがショボく感じちゃう。3Dで観たら、もうちょっとマシに見えるのかなぁ。大悟が実は妄想だったという展開はなかなか鮮やかでしたね。ただ、後半、特にラストはかなり難解でした。あれは要するに、キリコは母とキリコを殺して父親を独り占めした代わりに声を失ったから、自分の命と引き換えに声を取り戻したということなのかな?キリコと大悟は、同じ世界には生きられない存在みたいです。そんなわけで、鏡やメリーゴーランドやウサギなど、いろんなものを比喩的に使っていて面白いのですが、ただホラーとして見ると物足りない。少なくとも、清水監督がこれまでやってきたようなタイプの「怖さ」は全くない。勿論、また貞子系をやるわけにもいかないので、新しい分野を開拓しようという、その意欲は見て取れるのでそこは応援したいのですが、まだまだ暗中模索なんだろうな~というのが正直な感想。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-07 21:23:04)

540.  ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ 《ネタバレ》 テレビドラマの延長線という作りでしたが、ベタで独特な編集構成や役者達の薄~い演技など、悪く言えば陳腐で失笑ものなんだけどよく言えばそれを貫き通していて、新鮮で楽しかったです。特に松田翔太はかなりハマり役でしたね。ストーリーは、「囚人のジレンマ」をベースに、このゲーム場独特の欠陥で話を広げていっているだけなんですが、投票結果が予期せぬものとなった時のみんなの反応や、なんでも推理しどんでんを喰らわせるクールな秋山、そしていつも人を信じ続ける神崎直といった、いわゆる漫画的なキャラが見ていて面白いので最後まで飽きずに観る事が出来ました。ただ、あれだけ裏切り続けてきた面々がラストで急にいい人になってみんなで赤リンゴを入れるというのはどうなのかなと。そんな人たちなら、最初からみんなで赤リンゴ入れてるんちゃうん、て思っちゃったのも事実です。[地上波(邦画)] 6点(2012-03-04 14:40:28)

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