みんなのシネマレビュー
鱗歌さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 3873
性別 男性
年齢 53歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354

681.  新・網走番外地 流人岬の血斗 冒頭に由利徹の前口上みたいなのがあって、健さんが素で笑ってるっぽく、なんだか楽しそう。と思いきやそのまま物語に突入し、決して楽しくはないここは塀の中。 今回のタイトルは「流人岬の血斗」で、どんなとんでもない場所かと思ったらこれが、看板に偽り大いにあり。網走から健さんが移送された先の刑務所は、囚人たちを信用して開放的な環境で更生を図ろうという、ヒューマニズム溢れる環境。それを支えるヒューマニズム親父が、志村喬。いい人、かつ信念の人。要するにちょっと面倒くさい人(?)。 で、監督が、降旗康男。と聞けば、映画がこういう路線になっているのも何となく、納得。火災をきっかけに知り合った母子との交流が描かれたりして。 舞台は海辺、とくれば、夕日を取り入れたシーンが印象的だったり。 そういう抒情性だけではなく、アクションも気合いが入っていて、トラックが横転炎上、なんていうシーンはちょっとしたスペクタクル。クライマックスのキャバレーへの殴り込みでは、階段も使った立体的なアクション。 正直、中盤やや妙な展開に感じる部分もあるのですが、見どころは多い作品です。[インターネット(邦画)] 6点(2023-06-10 08:58:02)《改行有》

682.  網走番外地 悪への挑戦 《ネタバレ》 高倉健が主演で、アラカンの鬼寅さんも出てくるもんで、確かに一応はコレ、「網走番外地」には違いないんでしょうけれど、それにしてもまた随分極端な路線変更。今回はほとんど、スクールウォーズです。熱血健さんと、尖ったナイフのごとき、若き谷隊長(@たけし城)との、心の交流。 さすがにストーリー上、さいぶ無理があるなあ、と思いながら見るのもまたオツなものですが、それにしてもちょっと無理が。変に義兄弟になったりするもんだから、あーたぶん谷隊長、この後どっかで殺されるんだろうなーと誰しも思うのですが、こんなあっけなく殺されるとは。映画途中からやや影が薄くなってしまってたので、死んでもあまりインパクトが。 スクールウォーズ路線から、ハードボイルド風味を漂わせつつ、ラストはしっかり任侠路線になって、かなりノリノリにドスを振り回す健さん。無理はあるけれど、イロイロ楽しめたから、まあ、いいかな、と。[インターネット(邦画)] 6点(2023-04-16 17:04:41)《改行有》

683.  ルパン三世 THE FIRST 『カリオストロの城』で、ルパンが鯉の滝登りみたいに流水の中を逆行して泳ぐ、世にもアホらしく世にも素晴らしい、お馴染みのシーンがありますけれども、そのくらいのこと、フルCGのルパンにできぬワケがない、とばかりに、ここでも空中を泳いでみせる。これを見てニヤリとするには、いささか露骨過ぎた演出だったかもしれませんが、ここは皆さん、ニヤリとしておこうではありませんか。 CGだからいくらでも自由に体を動かせそうなもんですが、ルパンがあまり首を動かさず、窮屈そうにノッソリとした所作を見せる場面があり、こういうのもアニメのルパンのイメージから来てるのかなあ、とか。 とりあえず、楽しく見させていただきました。けど、フルCGの威力というものを感じられたかと言うと、どうですかねえ。たまにはこういうのもいいかな、くらいで。[地上波(邦画)] 6点(2023-01-28 19:27:46)《改行有》

684.  記憶にございません! 総理大臣が「サラメシ」で、官房長官が「美の壺」ですか。これぞ、NHK党ならぬ、NHK内閣ですな。 ロッキード事件以来、お馴染みのこの「記憶にございません」というフレーズ。何が記憶に無い、だよ、記憶喪失じゃあるまいし、というツッコミもこれまで陰に陽に、何度も繰り返されてきただろうけれど、それをそのまんま物語の軸としてコメディにしちゃう、というのが、意外な盲点でした。なるほど、その手があったか。 総理が演説中に狙われる、という設定が、今となっては単純に笑い飛ばしづらい微妙なものがあるのですが、基本的には、政治家がこうやって茶化され、それが笑いになっているうちが健全なのかな、という気もいたします。おエラい政治家の方々が庶民とはかけ離れたムズカシイ話をしているからこそ、パロディも成立するのであって、国政がこの映画で描かれてるレベルだと本気で受け取る人ばかりになってしまっては、本来の可笑しさは伝わらない訳で。残念ながら世の中、その「伝わらない」方向にどんどん向かってしまっている気がするのですが・・・。 三谷幸喜はやっぱり舞台のヒト、ということなんでしょうか、脚本に色々と仕掛けを仕込んでおいて、あとは芸達者な役者さんたちが悪乗り気味に演技を繰り広げて笑いをとる。中盤に何度か長回しのシーンがあって、一種のコント仕立てのようになってるのもそういう表れ、なんでしょうけれど、やるならやるで、もっと徹底して長回しをキメて欲しかったかな、とも。多少なりともカメラがギクシャクしてしまうと、それだけでそのシーンが変に狭苦しく感じてしまう。 小ネタを入れて膨らませるのも、やや過剰なセリフを入れるのも、サービス精神の表れではあるでしょうが、やり過ぎるのも考えもの。単純にサービス精神なのか、それともスキ間があると不安になってネタで埋めてしまいたくなる性分なんですかね。場合によっては、ツラいけど削ぎ落すことも必要。全体的に、作品が間延びしてしまった印象も。 ま、でも、やっぱり、、、憎めないねえ。 テレビ越しの斉藤由貴のツッコミは、ナイスでした。[地上波(邦画)] 6点(2022-10-10 11:29:13)《改行有》

685.  旗本退屈男 謎の決闘状 《ネタバレ》 いったいこのオハナシのどこが「謎の決闘状」なんだろう、というのが最大の謎なんですが、それはともかく、女性ばかりが犠牲となる謎の連続毒殺事件、その謎を追うのが市川右太衛門演じる旗本退屈男こと、早乙女主水之介。妙に自信満々の顔と堂々たる態度、なんですがどうしてこうも頼りなく見えてしまうんでしょうか(笑)。いや、実際は頼りになるんですけれども。 例によって、将軍綱吉のバカ殿ぶり、というものが物語の背景にあるわけですが、そういう世の乱れにつけ込む悪党どもの暗躍を、天下御免の向こう傷が許すわけには行かぬ。 事件の謎を追い、どこにでもやたら都合良く現れる旗本退屈男、その流れるような殺陣は、さすが、と思わせるものの、なんとなく最低限の動きだけで敵を蹴散らかす(ように見せかける)省エネ殺法のようにも見えてくるのですが、とにもかくにも、快刀乱麻を断つかのごとく、無事に事件を解決してしまうのでした。いや、さすが。あまり納得はいかないけど。[インターネット(邦画)] 6点(2022-08-06 22:17:42)《改行有》

686.  日本女侠伝 激斗ひめゆり岬 《ネタバレ》 1971年の作品、ってことですから、沖縄返還直前ですね。まだアメリカに占領されてたころの沖縄。 藤純子がバリバリのおきなんちゅメイクで登場し、違和感ありまくりなのですが、男勝りでちょっとガサツな感じのお姉さん、といったところ。こういうのを「女侠」って言って、いいんですかねえ。任侠道でも何でもなく、普通に「社長」です。 とは言え、そこには例によって例のごとく、あくどいヤクザどもが登場し、あの手この手の嫌がらせ。 かつての激戦地沖縄、ということで、不発弾を始め、ヤバそうな武器がゴロゴロしていて、ちょっといくら何でも、と言う気がしつつ、見て見ぬふりを。 主人公と最初はぶつかりつつも、やがて互いに信頼関係で結ばれるヤクザ者が、菅原文太。二人の向こうには海に沈む夕日。いやあ、沖縄だなあ。 普通ならクライマックスの殴り込みでそのまま映画が幕を閉じるところ、この作品では苦みに満ちた後日談を付け加え、沖縄の置かれた状況の理不尽さを表すワケですが、ちょっと無理矢理、ですかねえ。[インターネット(邦画)] 6点(2022-07-25 22:16:21)《改行有》

687.  海底軍艦 ムウ帝国ってのがどれだけ高度な文明を持ってるのかと思ったら、ほとんど南洋の未開の島、みたいな感じで、原住民たちが儀式めいた踊りを、踊り狂ってるワケですが(まあ、一種の「あるある」です)、しかしこのシーンにここまで大勢のエキストラを投入するか、と思うと、なかなか圧巻でもあります。 その過去の超古代文明たるムウが、現在の地上文明に攻撃を仕掛けてくる。映画が始まってからだいぶ待たされるものの、この破壊シーンは見応えあり。 立ち向かう、海底軍艦・轟天号。これも、活躍するまでさらに待たされますが、さすがの強さ、カッコ良さ・・・と言いたいけれど、うーん、コレ、ホントにカッコいいのかなあ。先頭にドリルが付いて、大変ワカリヤスイ外見ではありますけど。だから、イイっちゃあ、イイんですけど。でも、軍艦にしちゃあ、ズングリムックリなのよねえ。。。 囚われの身となった高島忠夫たちが「マンダの生贄にする」と脅されて、「マンダとは一体何なのか?」という謎でもう少し物語を引っ張っても良さそうなところを、早速マンダを登場させてしまうのは演出としてちょっと勿体ない気もしましたが、あくまで窓からその姿を部分的に見せる、というのは、悪くなかったですね。[インターネット(邦画)] 6点(2022-07-12 22:50:33)(良:1票) 《改行有》

688.  キン肉マン ニューヨーク危機一髪! 《ネタバレ》 キン肉マン映画ってのは7本ぼどあって、確かこの「ニューヨーク危機一髪!」ってのはまだ見てなかったと思う。んだけど、どうも既視感がある。 「この映画見たハズなんだけど、全然覚えてなーい」ってのはアリガチな話ですけど、見てない映画なのに既視感とは、これ如何に。だって、キン肉マン映画なんて、どれもこれも寸分たがわず、同じパターンなんだもん・・・。 いやしかし。 そういう意味では、この作品は既視感が薄い方。同じパターン、ではないですね。いつもなら正義超人たちの行く手を敵が遮り、「ここはオレに任せて、先に行け、キン肉マン!」と言っては一人また一人と脱落するところですが、この作品では、仲間はすでに悪魔将軍の中に取り込まれてしまい、キン肉マンのロンリーバトルが展開される、という趣向。悪魔将軍が、とにかく強い。危うしキン肉マン。 でもまあ、コテンパンにヤラレた挙げ句に、突然、火事場のクソ力で逆転する、というのはいつも通り。素晴らしきはマンネリズム。 特に映画ならではの楽しみもなく、テレビと大差ない気もするのですが、それはそれでオモシロいもんだから、文句を言う筋合いでもないかな、と。 そこがキン肉マンの限界でもあり、魅力でもあるわけで。[インターネット(邦画)] 6点(2022-06-29 22:20:52)《改行有》

689.  びっくり武士道 コント55号というと、基本的には欽ちゃんが二郎さんを追い詰めて、「ボケに対するツッコミ」というよりも、ツッコミがボケを呼んでまたそれがツッコミを生む、みたいな無限ループのイメージ。 しかしこの作品では二郎さんがコワモテのメチャクチャ強い武芸者、それに対し欽ちゃんはフニャフニャの弱腰のお侍さん。これがまた実に、役柄にピッタリだったりするのです。 二郎さんの異常なまでの強さ、向かい来る相手を空高く投げまくるあたりのアホらしい誇張(これはもはやカンフーハッスルの先駆的作品、と言ってよいのではなかろうか)。こういったあたりはしっかりギャグ映画になってるし、欽ちゃんの怯えた表情も見どころ、ではありますが、基本的にはシリアスなものを含んだオハナシで、ちょっと噛み合わない印象も。 音楽は冨田勲。シンセサイザーらしき音色も聞こえてきます。[インターネット(邦画)] 6点(2022-06-19 10:30:54)《改行有》

690.  花と嵐とギャング ギャング、というよりは、チンピラども、が集まって銀行強盗をはたらく前半。何とか大金を強奪するも、その金を持ち逃げされてしまい、後半はその大金の行方を追って、チンピラどもそれぞれが好き勝手に動き始める。 いや、もはや勝手バラバラに行動する様子を描くのが目的で、お金のことなんか、もうどうでもよさそうな。 洒落てるというのか、テキトーというのか。 前半の強盗のシーン、直前にパラパラと雨が降り出す場面がやたらカッコいい。雨はやがて雷雨となり、雷鳴が響く中での強盗。いいねえ。 後半の争奪戦は、緊迫感を孕みつつも、なんとなくユーモラスでもありますが、「緊迫感+ユーモア」の最たるモノは、やはり、「清川虹子の顔」につきますかねえ。コワいけど面白い、ってか。失礼![インターネット(邦画)] 6点(2022-05-26 22:26:27)《改行有》

691.  少年探偵団 夜光の魔人 《ネタバレ》 第一部のところで肝心なことを書くのを忘れていたのですが、この2部作では、岡田英次が明智役から降板しています。 って、それ、一番どうでもいいことかもね。 ついでに二十面相役も交代したように見えますが、そこは二十面相ですから、違う人物に見えたとしても、それは得意の変装によるものかも知れませぬ。 私もうっかりしてました、シルクハットにサングラス、マント姿だからと言って、「変装してない」とは限りませんでした、すみません。 それはともかく、殆ど事件らしい事件が起こらなかったというか、あるいは事件しか起こらなかったというべきか、正直あまり内容が無かった第一部に対し、この第二部。 あんまり、変わらんなあ。そろそろネタ切れなのか。 野山を自転車に乗って楽しくサイクリングする少年探偵団の面々。するとそこに突然、馬に乗った二十面相の姿が。「あっ二十面相だっ。」 なんだか、家出した飼い犬を探すよりも簡単に見つかってしまう二十面相。 またまた二十面相一味にとっ捕まって牢屋に入れられたりして、ほぼお約束な展開、なワケですが、我々の興味は何と言ってもタイトルにある「夜光の魔人」。そう言うからには元ネタは「夜光人間」なんだろう、と思いつつも、あれは少年探偵団モノでもトップクラスの「そのトリック、無理があり過ぎでしょう」作品(ただしこのランキングは同率首位がやたら多いのでコレが特に、という訳ではないけれど)。果たして本当に夜光人間は登場するのか、するのならどのような登場の仕方をするのか。 うん、予想通り、裏切られたよ。予想通りです。 とは言え、ラスト近くの山中での銃撃戦から、二十面相を追って、景色は荒涼とした岩山へ。この光景が、なかなか。どこでロケしたんですかねえ。 最後も中途半端で、煮え切らない終わり方でしたが、とりあえずメデタシメデタシ、ということで。[インターネット(邦画)] 6点(2022-05-25 22:30:46)《改行有》

692.  ワイルド・スピード/スーパーコンボ ワイスピシリーズにドウェイン・ジョンソンが出演するようになって、元々の出演者陣とモメてるとかいう話が漏れ聞こえておりましたが、とうとう、分離されてしまいましたとさ。これも一種の、ソーシャルディスタンス、でしょうか。 あるいは、「餃子の王将」と「大阪王将」みたいなもんですかね。私はどちらのチェーンだろうと、とりあえず目に留まった方で食事しますけれど。 しかしこの作品、本家から分離ついでに、やや路線も変えてきた印象。運転よりも腕力自慢、カーチェイスより殴り合い。カーアクション縛りが緩くなった分、自由度も増したようで、物語の流れも多少、スムーズになったような。あくまで本家との相対比較で、ですけどね。 CGを使うのも、もう少し申し訳なさそうに使ってたようなところがあったけど、この作品では、どっからどう見てもバッチリCGを多用してますよ、というノリ。それはそれでいいんだけど、ただ、普通にロケ撮影できる部分は、極力、ロケ撮影してくれないかなあ。 あの、家族でクルマを数珠つなぎにする場面、つい笑ってしまいました。これって要するに、「大きなカブ」ですよね。うんとこしょ、どっこいしょ、まだまだヘリは墜ちません、みたいな感じ。 こちらはこちらで本家に負けじと、「ファミリー」というものを強調しているのですが、それをちゃんと締めくくらず、最後にオマケ映像的にサラッと流してしまったのは、これはもう物足りないとしか言いようがないですね。やっぱり、締めるところはちゃんと締めて欲しい、のでした。[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-21 15:30:08)《改行有》

693.  実録三億円事件 時効成立 東映便乗企画路線(?)の最たるもの、といってよさそうな作品。 とは言え、豪雨の中、ドキュメンタリータッチで描かれる三億円事件など、なかなかの見せ場。 続いてその後の捜査が描かれますが、敏腕刑事、にはとても見えない金子信雄が、ジワジワとイヤらしく犯人像に迫ってくるあたりがまた、実にイヤらしい。金子信雄だもん。 という、犯人も刑事もヤな感じのまま進んで、犯人が逮捕されるのも、されないのも、どっちもシャクに障るけど、どっちもガンバレ、という状態の中、時効は迫り、刑事の手も迫る。 どうしようもない企画にしては、最後、うまくまとめたなあ、という気もします。[インターネット(邦画)] 6点(2022-05-20 23:12:32)《改行有》

694.  快傑黒頭巾 爆発篇 《ネタバレ》 アヤシい外国人が登場、彼が求めるのは豊臣家の隠し財宝。探してきた者にはご褒美に、液体火薬とやらを提供してくれるらしい。というワケで、財宝の争奪戦、です。 はっきり言って、かなり行き当たりばったりの、まとまりのないオハナシ、という印象で、そんなに面白くないのですが、でも面白い。どっちやねん。 まず見どころは、快傑黒頭巾のさまざまな変装。バレバレの変装で手抜きだと思ってたら、だんだん凝った変装になってきて。侮れません。 浅草寺(にはあまり見えないけれど)のシーンなんかも、しこたまエキストラを登場させて、大したシーンでもないのにエラく気合いが入ってます。この当時の東映時代劇の豪華さ。雪山の追跡劇などはちょっと時代劇の枠を越えていると言ってもいいでしょう。クライマックスの船上の死闘に至っては。こりゃ一体、何なんでしょうね。海賊映画。かな。もはや何の映画なんだか。 爆発篇というだけあって、最後は盛大に爆発します。言うまでも無いですね。失礼しました。[インターネット(邦画)] 6点(2022-05-12 22:19:44)《改行有》

695.  少年探偵団 二十面相の悪魔 前作のラストではトンデモナイことになって、明智探偵絶体絶命!というところでこの第二部に続くワケですが、何のヒネリもなく、結構フツーに助かってます。いや、だいぶ恥ずかしい助かり方かもしれません、コレは。 二十面相はやはり凶悪なのではなく、単に意地が悪いだけなのか。とは言えこの第二部でもやはり、もしかしたら凶悪なのかも、という片鱗を見せますが、とにかく二十面相の仕掛ける爆弾はやたら威力が中途半端なもんで、破壊力はあるけど殺傷能力はまるで無いという(笑)。 それもこれも、二十面相の念願は、明智と少年探偵団に復讐すること・・・いや、確か、それとは別に、何か目的があった気が。そうそう、原子炉の設計図を盗むのが目的でしたっけ。忘れておりました。 またセコく少年を誘拐しようとする、セコい二十面相。線路での危機一髪!から、遊園地の追跡劇へ。 一方の少年探偵たちも黙ってはおらず、「二十面相を捕まえに、奥多摩へハイキング」というホノボノのんびりした一大捕り物。鍾乳洞に現れる二十面相の手下たちは、なぜか虫歯イキンみたいな格好をしております。 最後まで危機の連続、果たして少年探偵たちはこの危機を乗り越えられるのか、そして明智と二十面相の対決の行方は。 ・・・と言いたいところだけど、どうも冒頭の恥ずかしい助かり方以降、明智が目立たず活躍せず、イマイチ冴えません。もう明智はどうでもいいので、ガンバレ警官隊、ガンバレ少年探偵団。[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-20 23:05:12)《改行有》

696.  流星空手打ち 前作が「第一部」となっていたので、続編というより、前半後半、といった感じ。クレジットも引き続き「高倉健(新人)」となってます。 そして前作のラストが、戦いにケリがついたのかついてないのかよくわからん終わり方だったのですが、一応アレは戦いが一段落した、というコトだったらしく、この続編では、東京にやってきた健さんがいきなりルンペンになっている、という、およそ繋がらない展開に。 しかし、東京に舞台を移しても、相変わらずカラテ道場同士の覇権争いみたいなのが続いており、どうしてこうも、「映画に登場するカラテ道場」って、お互いに仲良くできないんですかねえ。まったく。 という、ベスト・キッド方式。 しかし、敵の一味が料亭みたいなところで、なんぞ悪巧みしてるようなシーンを見ると、時代劇風の趣きがあって、いや、なかなか。 それに比べると、カラテの道一筋の健さん。映画の中でマジメに武道に励むヒト、ってのは、ホント、融通がきかないというか、なんというか。そういうのも時代劇っぽくて、いいけどね。 クライマックスではいよいよ、宿敵との決着が。しかしこれがまた微妙。さらに続編作る気だったのか、どうか。[インターネット(吹替)] 6点(2022-04-18 22:42:05)《改行有》

697.  サラリーマン専科 「単身赴任」というサブタイトルを目にして矢も楯もたまらず、いきなり2作目から駄文を投稿してしまいましたが、だってさ、この映画の主人公一家のマイホームの場所はどうやらK県K市、いま私が単身赴任でトバされてる場所に程近いところ、らしい(あ、鎌倉市じゃないよ)。マジで代わってくれ。 それはともかくこちらが第一作であって、早くも単身赴任ネタが仕込まれてるあたり、イヤホント、サラリーマンにとって切実なんです。さっきからどうでもいいコトばかり言ってますね、スミマセン。 釣りバカ日誌の代わりの映画、だからなのかどうなのか、ちょっと同じ路線です。大会社の社長役に西村晃。ノリノリですごく楽しそうに演じてます。三國連太郎よりずっと、楽しそう。どっちも同じぐらい悪人顔なんですけどねえ。 で、そこに妹ならぬ弟の縁談の話まで巻き起こり、この辺は男はつらいよ第一作路線。 という訳で、第一作から飛ばし過ぎるくらい飛ばしており、この時点でどこまでシリーズ化のことを考えてたのでしょうか。惜しみなく突っ走ってます。ただ、釣りバカ+寅さん、という点で二番煎じ感が出てしまうのは、残念なところ。 でも、喜劇らしい喜劇になってて、好感が持てる作品です。[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-13 23:07:25)《改行有》

698.  快傑黒頭巾(1958) 怪傑黒頭巾と言えば、主題歌はもちろん、つボイノリオ先生。じゃなかった、「快」傑黒頭巾。 爽やかな主題歌の中では、月光仮面同様、オジサン呼ばわりされてしまっている黒頭巾。正体は一体、誰なんでしょうね。って、この滑舌の悪いセリフ回しを聞けば、正体が大友柳太朗だという見当は、誰にでもつきそうなもんです。 さてこの、黒頭巾。見た感じ、鞍馬天狗と何が違うのかよくワカランが、声色を使い分けて敵を欺いたり、変装などもしてみたり、なかなか器用なところを見せてくれます。 この手の映画あるあるですが、クライマックスの舞台は妙な秘密基地みたいなところになって、時代背景を完全に無視した一種のオーパーツが登場して(時限爆弾!?)、ワケがわからないけれど勢いで乗りきってしまう。 ラストは端正な姿で登場し、流れるような刀さばきを見せる、大友柳太朗。これぞ、活劇。しかしこの髪型は、カッコいいと言っていいんだろうか。逆モヒカンという言葉が浮かんでしまった・・・。 以上、提供は、近藤無線でした。[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-03 21:01:14)《改行有》

699.  電光空手打ち 見ものの一つが冒頭のクレジットで、出演者が「高倉健(新人)」となってます。健さんデビュー作。誰にだって最初がある。 当然、健さん若い。髪型もお馴染みの健さん刈りではなく、やや長め。なかなかの色男。ヒョロッとした感じ。 舞台は沖縄、空手に邁進する健さんが、宿敵・山形勲に勝負を挑むも、手を合わせる前に気迫に圧倒され、弟子入りすることに。 収まらないのは、以前の仲間。というわけで、抗争に発展するのですが、何せ1時間ほどの作品、これで終わったのか?という微妙なラストで、やや中途半端。続きは次回のお楽しみ。という連続モノ。 空手の構えは何だかヘンなんですが、戦い自体はそれなりにキレがあって、悪くない。悪くはないけど、ちょっとマジメ過ぎるかな。とか言うのは、千葉真一あたりを基準に置いたマチガった見方かも知れないけれど。[インターネット(邦画)] 6点(2022-03-30 22:54:27)《改行有》

700.  まむしの兄弟 恐喝三億円 《ネタバレ》 ただでもデタラメな、この「まむしの兄弟」、今回は監督が鈴木則文になって、ますますお下品、デタラメに。 という訳で、例のコンビが登場すると途端にエロさ全開のおバカ路線になるのですが、その一方で松方弘樹が出てくる場面は妙にハードボイルド。まぬしの兄弟シリーズらしからぬ、何だか鶴田浩二の主演映画でも見てるような気分に(とは言え松方弘樹なのでコチラもなかなかハードにエロい)。 そのギャップがこの第6作(だっけ?)の特徴。特徴的過ぎて、ちょっと付いて行きづらい気もするけど。  クライマックスは豪快に銃撃戦で大暴れするも、いったん背負ってしまったオゲレツの看板はそう簡単には降ろさせてくれない、というオチ。[インターネット(邦画)] 6点(2022-03-28 22:55:03)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS