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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2260
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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801.  天空の蜂 多くを語る必要なし。「堤幸彦監督に社会派サスペンスなど撮らせてはいけません」[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-07-25 21:24:16)

802.  映画 暗殺教室 アニメや漫画等2次媒体だからこそ容認される『メッセージ性』や『トンデモ設定』を、実写という“圧倒的・絶対的なリアリティ”が存在する場で再現するのは、やはり難しかったようです。[地上波(邦画)] 5点(2016-07-20 23:20:19)

803.  龍三と七人の子分たち 《ネタバレ》 コメディ版『アウトレイジ』ではなく、21世紀の『みんな~やってるか!』の趣。北野監督の、いやビートのたけちゃんが、楽しんで撮ったであろう様子が目に浮かぶ作品でした。シリアスヤクザ映画や、賞レースを狙えるヒューマンドラマばかりでは、監督もストレスが溜まるのでしょう。映画監督の顔、お笑い芸人の顔、両者を繋ぐバランサーの役目を担う作品だったと考えます。残念ながら私のツボにはハマらないタイプのコメディでしたが、楽しい映画ではありました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-07-10 19:46:03)

804.  殺人ワークショップ 《ネタバレ》 タイトルだけみると『自殺サークル』(2002年・園子温)の続編みたいな印象を受けますが、『ノロイ』『シロメ』『カルト』でお馴染み白石晃士監督作品。いつもの“胡散臭さ”全開のカルトホラーでありました。タイトル通り、殺人について合宿形式の体験セミナーが行われるのですが、要するに洗脳です。同じ釜の飯を食い、体験を共有し、非常識を常識に転化していくお馴染みのシステム。何と言っても、講師役のおっさんのキャラが強烈で、悪い意味で人間力が半端なかったです。『凶悪』のリリー・フランキーと双璧といったところかと。なお、バラエティーに富んだ殺人技法のレクチャーがあるかと思いきや、「男は黙ってサバイバルナイフ」(byクールポコ)が信条のようで、マーダーレッスンは“ナイフは素早く刺して抜く”に終始しています。でもシンプルが故に表現はエグく、刃物ってやだなあ、怖いなあ(byBBゴロー)と感じました。大変失礼な話ですが、主題歌を歌う『北村早樹子』さんのミュージックビデオ(DVD特典で収録あり。某有名動画サイトでも『卵のエチュード』でご覧になれます)の方が本編より8倍恐怖を感じます。[DVD(邦画)] 5点(2016-06-25 19:56:56)(良:1票)

805.  HERO(2015) 《ネタバレ》 ドラマ『HERO』の本質とは、正論をファンタジーという名の甘いシロップでデコレートしたお菓子。苦い現実を噛み締める民衆にとって舌触りの良いデザートです。これはこれでエンターテイメントとしてアリというのが私の見方でした。ところが、本作の場合、甘さ全開の物語の中に異質な苦味酸味がちらほらと。例えば久利生と雨宮のラブストーリー。久利生は独身貴族で悠々自適の人生を選ぶのもイイでしょうが、三十路後半女性が恋愛から仕事に逃げる選択を「良し」とする脚本は、あまりにも無責任かと。また長時間労働を美徳とする古い価値観が見え隠れする点も、時代錯誤という気がします。スイーツならスイーツらしく、雑味を封じ込めるテクニックが必要だったと思います。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-06-15 20:27:50)

806.  リアル鬼ごっこ(2015) 《ネタバレ》 猛毒“園子温節”炸裂の一作。いつものように刺激超過・不条理全開のエゲツナイやり口で観客の心を掻き乱します。範馬勇次郎の如き力技至上主義。優しさや潔さが感じられれば、馬鹿映画として愛でられるのですが、どうしても監督の高説を聞かされている感覚が抜けません。失礼な言い方ですが、監督と観客の間に信頼関係はありません。もっとも、これこそが園子温流。突き放される感覚が逆にタマラナイという方もおられるでしょう。ただ個人的には「シュールに負けるな」を台詞で言わせるのはズルイなあと。そう言われたら、物語の整合性を求める一般客は黙るしかありませんから。個人的にツボだったのは斉藤工。あの白パンツは反則でしょう。どうせなら白パン斉藤に日本刀でも持たせて、ハナから女子高生を斬りまくれば良かったんじゃねえの、と投げやりに言ってみなくなります。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-06-05 11:58:07)

807.  ドラゴンボールZ 復活の「F」 《ネタバレ》 コンセプトは『ナツメロ』であり『オールスター大運動会』であり『大相撲巡業』。あくまで本割には影響しない“ファン感謝祭”という位置付けでした。私はドラゴンボール続編には否定的な立場ですが、これはこれでアリだと思います。クリリンが警官なんて、感慨深いじゃないですか。でもそれなら主題歌は景山ヒロノブ氏の『CHA-LA HEAD-CHA-LA』じゃなきゃウソですよね。ももクロファンとしては、Z繋がりでお仕事を頂いて有り難い限りですが、そう思います。あともう一点“物言い”をさせてもらえば、クライマックスの件は酷いです。シリアス風味が欲しかったのかもしれませんが、アレがOKになってしまうと“地球の(あるいは宇宙の)未来を賭けた戦い”というものが今後望めなくなってしまいます。ファンから“本気さ”“真剣さ”“純真さ”を奪う愚策であったと考えます。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-02-20 04:15:00)

808.  偉大なる、しゅららぼん 《ネタバレ》 いけ好かないと思われた“殿様”淡十郎が、特殊能力に頼らぬ人生を選びたいと語った時、彼を観直しました。ああ、ただのボンボンじゃないんだなと。でも結局は己が宿命(?)とやらをアッサリ受け入れてしまう結末にどっちらけ。なんだ、単なる中二病でしたか。敵対していた日の出と棗が手を組む流れは本来感動路線のハズですが、仇役の方が余程同情できる境遇というのも困りものです。それに八郎潟って…確かに有名だけど規模で琵琶湖に及ぶべくもないですし。正直、見どころが分からないお話でした。ところで、日の出が「赤」ならば、棗は「青」じゃないとバランスが悪い気がするのですけど、磁石(あるいはテツ&トモ)みたいだから回避したのでしょうかね。主題歌はももクロの『堂々平和宣言』(ほとんどコレ目当てで観たようなものです)。もはやライブの定番ナンバーとも言える人気の楽曲ですが、歌詞が映画のテーマときちんとマッチしていて、良かったんじゃないでしょうか。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-05 01:24:39)

809.  青鬼 《ネタバレ》 入山がGACKTもどきに言い放ったように、あの不可思議な建物内はシュン君製作の“ゲームの世界”という認識で間違いないと思います。ただし、単にゲーム内の出来事を実写で見せていたという趣向ではなく、主人公らは“まるで脱出ゲームのような異世界”に迷い込んだと考える方が、映画的な浪漫に適った解釈という気がします。より正確に言うなら、“死後の世界”あるいは鬼が居るのですから“地獄”でしょうか。廃屋に入る寸前のハエの羽音、水たまりに映らなかった人の影、そして謎の電話着信(『リング』以降、電話は霊界との通信ツールとして定着しました)がその証拠。つまり迷路のような廃屋=死後の世界=地獄ということ。シュン君プログラムのゲーム世界と霊界が繋がり、其処へ主人公たちは取り込まれたのではないかと。ラスト、脱出が叶った主人公だけは死を免れたとも受け取れますが、殺されたシュン君と一緒に天国へ脱出できたのかもしれません。以上が私なりの理解です。サスペンス的には、某有名映画からアイデアを拝借した“どんでん返し”が目玉なのでしょうが、さほど驚きはありません。というのもシチュエーションの特殊さに紛れてしまっているからです。[DVD(邦画)] 5点(2015-07-29 00:28:51)

810.  地球防衛未亡人 河崎実印の“悪ふざけ風刺チープコメディ”。これで分かる人には分かる映画。河崎監督のオリジナルジャンルなので、一般評価対象外です。お好きな方(物好きな方)のみどうぞ。あと壇蜜って本当に真面目なヒトなんだなあって思いました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-03-15 21:27:42)

811.  映画 妖怪人間ベム オリジナルアニメ(昭和43年放映)はもとより、実写ドラマ版も未見ですが、設定といい、キャラクターのビジュアルといい、物悲しいストーリーといい、今の時代むしろハイセンスな印象を受けます。実写化が成功しているかどうかは別にしても、埋もれていた秀作にスポットが当たるのは喜ばしい事だと思いました。闇夜に3人が飛び上がるシルエットは実に美しかったです。個人的な好みを言わせていただければ、ベムは新井浩文にお願いしたいです。[地上波(邦画)] 5点(2015-01-15 21:20:45)

812.  RETURN(ハードバージョン) 《ネタバレ》 DVDのジャケットに惹かれて本作を鑑賞しました。私の心を掴んだのは『高嶋政宏』。いやー実にイイ顔をしているのです。眼がイッちゃってます。『スマグラー お前の未来を運べ』の怪演が、まざまざと蘇ってきました。ところが、ところがです!出番は冒頭数分で終了(涙)。死に様はお見事でしたが、個人的にはとんだ肩透かしでした。キムラ緑子、赤間麻里子、土屋アンナの極道3姉妹はノリノリで、高嶋兄を絡めて活躍させたら、めちゃ面白いハイテンション極道バイオレンス映画になったのではないかと悔やまれてなりません。こうなったら、北野監督の『アウトレイジ』の新作で極道3姉妹+高嶋“兄弟”を実現してくれませんかね。特に高嶋“弟”のヤクザ演技は観てみたいです。元嫁との修羅場を潜り抜けた今なら、結構期待できるのではないかと。あんまり本作の感想になっていないですね。すみません。[DVD(邦画)] 5点(2014-12-21 19:25:55)

813.  NMB48 げいにん! THE MOVIE お笑い青春ガールズ! 《ネタバレ》 ボケはセンス、ツッコミは技術が、主に問われる分野。ですから、ボケ担当の横山と渡辺の比較は、才能の優劣を付けることに他なりません。努力で技量を高められるツッコミより、ずっと残酷な現実がボケには在ると考えます。学園青春ドラマですから、努力が報われる(かもしれない)ツッコミに焦点を絞った脚本の方が相応しいと思いますが(千本「なんでやねん」とかツッコミ養成ギブスとか)、ボケタイプの渡辺にスポットライトを当てるのであれば、横山との才能の違いを明確に示す必要があったと感じます。(ちなみに渡辺の天然お嬢様ボケの方がキャラは立っていますが、肩の力が抜けた横山のボケは脱力系の王道。コンビの相性に差異はなく、個人的にはむしろ横山&山本コンビの方に可能性を感じたくらいです。)アジアンは“何処が女子高校生やねん”のボケと、アイドルちゃんの引き立たせ役の二重の意味で上手いキャスティングでした。ただ、JK-1グランプリ予選一位通過(道明寺高校でしたっけ?)コンビが本当に上手くて(注:キングコング並みに上手いです。面白いかどうかは別ですが)、彼女らを敵役に据えてもサマになった気がします。[DVD(邦画)] 5点(2014-10-15 18:59:56)

814.  アイドル・イズ・デッド 《ネタバレ》 本作は、ファン向けの側面と、新たにファンを獲得するための側面が存在すると考えます。前者の評価はBiSファン以外には出来かねますので、私は後者の視点で感想を述べます。正直言いますと「BiS悪くないな」と思いました。初営業のステージで、既に振り付けが面白いと思いましたし、歌唱は兎も角も、楽曲は気に入りました。観賞後“BiSとは何ぞや”の疑問を解消するために、WEB検索までしてしまったワケですから、後者の意味では及第点と判断します。無関心層に対するフックの役目は果たしたと。ただし、この評価は劇中のライブパフォーマンス単体に対するもの。アイドルグループ成長物語としての感動はありませんし、ゾンビホラーとしては何だコリャな出来です(そもそもゾンビというよりは仮面ライダーの怪人ですが)。AKB48の『フライングゲット』や『ギンガムチェック』は映画風PVですが、本作は本当に映画にしちゃったPVという印象です。[DVD(邦画)] 5点(2014-09-27 17:56:16)

815.  009 RE:CYBORG 《ネタバレ》 (ネタバレあります。未見の方はご注意ください) いきなりですが、私なりの解釈は以下のとおりです。 人間は進化の過程で脳内に神を創り上げた(=宗教)。それは種の繁栄のために都合が良かったから。世界各地で多発した爆破テロは、各人の脳内にいる神からの指令によるもの。繁栄を極めた人類の次なる選択は、自らの種のリセットでした。エピローグ“水面を歩ける世界”は命尽きる寸前のジョーの内面世界。それは人類のネクストステージ。あるいは、もっとポピュラーに“天国”と言い換えてもOK。月面の天使の化石は宇宙空間で果てた009でした。以上です。宗教や哲学の視点を盛り込んだ興味深いテーマで、所謂“難解映画”に違いはないでしょうが、散りばめられたヒントや伏線を掻き集め、真相を手繰り寄せる愉しみはありません。単純に004が劇中で披露した天使の化石関係の仮説(という名の講釈)を整理すれば、自ずと答え(らしきもの)が出る仕組み。残念ながらミステリーとしての面白味はありません。アニメーションの技術的な善し悪しについては、正直分かりません。空中降下~音速超え加速装置の描写は興奮しましたが、アクションで目を惹いたのはこれくらい。能面のようなキャラクターデザインで喜怒哀楽を封印しサイボーグの機械的側面を強調する一方、003と009の生々しいキスシーンで人間部分の心情も表現。上手いとは思いますが、感情移入したくなる魅力的なキャラは見当たらず。アニメに採点が甘くなる傾向がある私ですが、今回は例外ケースのようです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-08-15 18:58:21)(良:1票)

816.  映画 謎解きはディナーのあとで 原作未読、TVドラマ版未見、完全一見者の感想です。ご了承ください。私のような初心者でも取っ付き易いよう、ドラマ冒頭できちんとキャラの相関関係の説明がなされていました。TVドラマの映画版の場合、ハナから固定ファンだけをターゲットにしており、世界観の説明を省略してしまう場合が少なくないので、この気配りは嬉しいところです。ただし、敷居は予想外に高いものでした。ノリについて行けないというより、キャラを魅力的と思えないというか。麗子と影山の主従関係を微笑ましく見守る姿勢が、本作を楽しむ上での必須要件かと思います。キャスティングを一見しただけで誰が犯人か察しがついてしまうあたりは、2時間サスペンスドラマクオリティ。笑い少なめ、ミステリー要素多めの『トリック』といった印象です。[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-08-09 19:59:04)

817.  ガッチャマン 《ネタバレ》 近年、かつての人気TVアニメを原作とする実写映画が数多く製作されましたが、そのほとんどがファンを満足させる出来ではなかったと感じています。キャスティングの不具合、世界観の構築誤り、無用なアレンジ……不満は様々あれど、結局のところ観客の“思い入れ”に勝てなかった事が全てでした。そこで本作。『ガッチャマン』と言えば、タツノコプロを代表するビッグタイトル。当時確かに大人気でした(かく言う私も二代目ゴッドフェニックスが宝物でした)。しかし私自身、“思い入れ”や“コダワリ”の類は一切持ち合わせていません。それもそのはず。ファーストシリーズ放映年が誕生年。続編放映時が幼稚園ですから。メンバー全員ピチTじゃなきゃ駄目とか、コンドルのジョーはケツあご以外認めないなんて言いません。幼き日の私にとって『ガッチャマン』とは勧善懲悪型のアクションヒーロー。単純なものです。おそらく私を含めたオリジナル直撃世代”以外”の認識はその程度でしょう。ノスタルジー不在。そのような観客をメインターゲットとするならば、オリジナルの特性(重厚なテーマやドラマ性)をバランスよく取り入れた本作の方針は、いささかセールスポイントの焦点がぼやけるものだった気がします。つまり娯楽映画の”大正義”=“アクション”に特化するのが正解だったのではないかと。プロローグで披露したスピード感溢れる立体的なアクションで終始押し切れば良かったと思うのです。目指すは和製『スパイダーマン』。縦横無尽に躍動する科学忍者隊の活躍をお腹いっぱい観たかったです。もし次回作があるならば、ゴッドフェニックスは鳥型でお願いします(あっコレはコダワリですね笑)。[DVD(邦画)] 5点(2014-08-03 20:57:52)

818.  アブダクティ 《ネタバレ》 タイトルでピンと来る人5%、監督の名前で勘づく人5%。結末を予測出来た人は、せいぜい全観賞者の10%程度のものと思われます。それくらい本作のオチはブッ飛んでいました。テーマは「週刊連載漫画」に対する批判と見て取れます。主人公は元少年誌の漫画家という設定。彼の作品も打ち切りの憂き目にあった様子。バトルトーナメントが始また翌々週に連載中止になったり、次から次へと強敵が現れてパワーバランスがインフレを起こしたり、漫画業界(とりわけ週刊少年漫画)は何でもアリの無法地帯です。柔道家だった主人公がいつの間にか甲子園で優勝したりもします。こんな無茶苦茶な展開で読者(観客)は納得できますか?!というメッセージと受け取りました。人気が出なくて打ち切りも、人気があり過ぎて延命も、どちらも作品にとっては不幸なことです。急激な方針転換も然り。しかしそれは商業作品の逃れられぬ宿命ですし、ある種の自由さが作品の魅力とも言えます。結局面白ければ何でもいいんです。ですから、本作のオチについても面白ければ文句は言いません。でも、どうなんでしょう。この結末はワクワクしますか?もし謎解きミステリーでトリックが超能力だったりしたら、自分なら怒り狂っちゃいますけれども。[DVD(邦画)] 5点(2014-07-28 19:27:03)

819.  トーク・トゥ・ザ・デッド 《ネタバレ》 『リング』の“呪いのビデオテープ”から始まったオカルト近代テクノロジーシリーズは、『着信アリ』の携帯電話を経由して、スマートフォンのアプリにまで辿り付きました。本作の趣向は“死者と話ができる”というもの。言わばリアルイタコシステム。実はコレあまり危険ではないのです。普通に会話を楽しんでOK。上手く使えば生きる活力にさえなります。死者の方から不意に電話がかかってくる心配もありません。注意点は「会いたい」と言われても断ること。この1点のみ。ですからホラーとしては全然怖くないのです。劇中、何人かこのアプリが原因で命を落としていますが、呪い殺されたというより覚悟の自殺(ラストの一人を除く)。死者と話したいと望む時点で、多かれ少なかれ病んでいる訳ですから。それにしても本作のタイトルは悪質です。絶対ゾンビ映画だと勘違いする人がいるでしょうに。タイトルは『霊界通信』とか『もうイタコは要らない』でいいんじゃないでしょうか。猛烈にダサイですが。[DVD(邦画)] 5点(2014-07-18 19:28:42)

820.  陰陽師 自分専用のホームシアターで、ロッキングチェアーに揺られ、高級猫を撫でながら、ブランデーでも傾けて、こういう映画を楽しめるようになったら、本物の大人だと思います。[地上波(邦画)] 5点(2014-03-15 04:23:08)

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