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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
881. A2 「A」から数年経ったこともあってか、人々の変化といったものが見てとれますね。 住民との和解のシーンや、オウムでていけ集会の様子、右翼の人の一面や、同級生との会話等々、とても興味深かったです。ところでですね、一応これは言っておきたいんですけど、いまだに逃亡中の信者が数人いるという事実があるわけです。よく見かけるでしょう、街中や交番に貼ってある指名手配の。こいつらがまだ逃亡中だからオウム事件は事件としてもまだ終わってないんです。アーレフの人たちはこいつらに対しても(日本にいるかどうか知りませんが)出頭してくるようにいつも訴えたらどうでしょうか。7点(2004-07-02 01:32:35)《改行有》 882. A 今まで、オウムについての情報といったら、それは全てメディアという媒体を通した情報なわけで、整理され、コメントで印象づけられ、即製のできあがったものしか通して知ることができなかったわけです。だから当然のことながら、その裏側、それはオウムもマスコミも含めて、その即席の顔を作る前の裏側なんて知る由もなかった。でもだからと言って、おおよそ一般の人はこちらからオウムに近づいて接触を持とうとする人はほとんどいないでしょう。そんな中でこの「A」という映画は、見事に彼らの裏側、つまりはこれこそが彼らの真実により密接している部分を人々に見せてくれる。そして日常を見せてくれる。一番必要なことは、知るということ、理解するということ、臭い物にはふたをする、ではなくて、ではなぜそれは臭いのか、その匂いの根源は何か、それに面と向かって立ち会うことによって、本質が見えてくる。7点(2004-07-02 01:12:12)(良:1票) 883. スウィートホーム(1989) そもそもスプラッタ系のホラーに難しい話を求めてはいけません(笑)。こういうどうでもいいような話でかまわないんです。この出来なら子供が見たら相当怖いんじゃないでしょうか。何より、上半身だけになっちゃったり、顔に斧が突き刺さったり、顔が溶けて骨になって崩れていったりと、グロシーンがどれも印象的。6点(2004-06-29 21:39:13) 884. 人間の証明 邦画でNYカーチェイスをやるとはまためずらしいですね。それにしても、なんだな話も流れも大味な気がするなぁ、、、「ストウハ」と言って死ぬのがいかにも設定くさいし、受賞的の演説もいかにも設定臭い、、、こういうのに違和感を持つともう泣けるどころではなくなってしまいます、、、。5点(2004-06-12 00:19:31) 885. 折り梅 あ、これって実話だったんですか?へぇー。アルツハイマー型痴呆症っていうのはこんな感じなんですか?いかんせん知識に乏しいものでして、、、、。このおばあちゃん全然しっかりしてるでしょ。突然怒りだしたりするのはあれだけど、でもこれぐらいしっかりしてたらまだいい方なんじゃないのかしら。5点(2004-06-02 00:41:59) 886. 羊のうた 不思議で妖しい雰囲気はでてたように思います。姉がいつの間にかいなくなっちゃって終わるんですけど、あんな感じでいなくなると、あれ?姉って本当に実在してた人なんだろうか?という気になってくる。妙にノスタルジックな印象なんで、夢か亡霊だったのか、みたいな気もしてくる。それとも単に話を終わらせるためにそうしたにすぎないんだろうか。4点(2004-05-24 01:08:09) 887. 首都消失 これは本当につまらないね。緊迫感ないし。首都消失だなんてタイトルだから、どんだけすごいとかと思ったら、、、、、消失してないじゃん。1点(2004-05-19 22:40:41) 888. 宇宙からの帰還 原作は、立花隆の同名ノンフィクション「宇宙からの帰還」。これ結構面白かったんで、その映画化であるこの作品も見てみたんですが、、、。基本的には当時の映像と、若干の宇宙飛行士のインタビューを織り交ぜてるだけという構成。原作と、この作品に用いられている宇宙飛行士の言葉に、「地球を見たとき、こんなにも美しいものが偶然に出来たとは考えにくい。なんらかの意思によってつくられたとしか思えない」てのがあるんですよね。宇宙に行くと人は自分の思想なんかが変わるようで、こういう「宇宙の人間原理」的な考えになる人が多いみたいです。これはすごく面白い。なんせ宇宙飛行士という、あらゆることを勉強しまくった人が、そういう考えを持つわけですから。それだけインパクトがあるわけですね。5点(2004-05-15 01:01:04) 889. 梟の城 まぁ色はきれいだったですが、、、、。確かに盛り上がりに欠けますねぇ。この監督さんて最近の作品は積極的にCGとか取り入れたりなんかしてますよね。出来はともかくとしてその挑戦意欲は讃えてもいいかなと。4点(2004-05-02 00:33:18) 890. 天城越え(1983) いい映画ですね。現在と昔が交互に入れ替わるんですけど、その昔の情景がすごくいいです。トンネルやら雨やら緑やら建物やら、全体の妖しさが物語を支えてます。それにしても、切ない話です。7点(2004-04-27 22:36:12) 891. ミスター・ルーキー 甲子園球場と阪神ファンの人って、ちょっと独特ですよね(いい意味で)。その独特な感じを出そうとしている点に好感が持てます。途中の奥さんとの喧嘩の意味不明さ加減や、全体的な予定調和はおいといて、実際の選手、及びバースがよくも出演OKしてくれたなと関心します。子供の頃は野球選手になりたかったけど、今はサラリーマンです、ていう人はたくさんいるはず。ミスター・ルーキーとはたぶん、そんな人々の思いを、子供に夢をたくしたいという思いを、代弁しているんでしょう。5点(2004-04-25 00:15:22) 892. 恐怖学園 うん、アイドル映画ですね。スクール水着やらレオタードやら出てきましたから。2点(2004-04-12 23:50:32)(笑:1票) 893. 楢山節考(1983) とてもエコロジーな生活だと思った。とてもじゃないが、今の時代にあんな婆さんを捨てるなんてことしたらムショ送りにされちまう。どんな風になっても最後の最後まで面倒みなきゃならんのだ。はっきり言って僕はそれが嫌だ。自分が老人になっても人の手間をかけてまで長生きしたくはない。山に村人総出で埋めちまうシーンなんて、思わず苦笑いしちまった。だがそれも掟かな。みんな生きてくのに必死だな。でもそれが現実か。そうだな。7点(2004-04-09 01:49:03)(良:1票) 894. 恋愛寫眞 Collage of our Life 正直言って、話なんてないに等しいんじゃないか?だからこれはファンタジー映画に近いと思う。そうでも思わなければ見てられなかった。4点(2004-04-03 00:29:54) 895. バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌 前作と一番ここが違うと思ったのは、生徒一人一人の描き方だ。前作は、とりあえずは生徒一人一人に顔を出せる分数を保っていたように思うが、これはもうそういうのもなく、とにかくどんどん死んでいく。だから主要キャラ以外には、もう誰も覚えてない。その分、プライベートライアンかぶれの戦闘シーンが延々続くのである。前作よりかは、映画のメッセージはわかりやすいものになっている。なぜなら、藤原君がカメラ目線でこの映画の意図を全て観客に語ってくれるからである。最後に深作欣二監督の写真で終わったのを見て思った。そうか。この映画は息子による父への鎮魂歌だったんだな。4点(2004-04-02 23:29:25) 896. 呪怨 (2003) ホラー映画っていうのは音が何より重要なんですよね。僕は相当怖がりなもんでして、この映画の気持ちの悪い、あのカエルが泣いてるみたいな音がすごく嫌なんです。DVDで選択する度にあの音がなるんでね、選択するのが嫌になってきますね。ま、それはともかく、幽霊の出し方がすごくうまいんじゃないかと思いますよ。これぞ日本の陰湿ホラーって感じでね。でも皆さんが言うにはOV版のほうが怖いみたいなんで、今度はそちらの方を見てみますね。6点(2004-04-02 00:48:59) 897. 漂流教室 いちいち細かい事を気にしてはいけません。このようなトンデモ映画を作っちゃうあたり、大林さんは超人的な博愛精神の持ち主なんでしょう。ただトンデモすぎて意図が伝わりにくいんじゃないかと。コスモポリタンな子供たちは、みんな音楽で一体となるし、みどり先生のピアノでみんなを救う事も出来る。音楽は万国共通の力を持ってますからね。タコ型の妙な生き物は、種を越えた博愛を言いたいんだろうし、でかい怪物と戦うのも、友人愛、自己犠牲の精神を言いたいんだろうし、そして何よりも母子愛が一番大きい。最後には地球と未来の事も語ってたからね。だからこの映画に副題つけるなら、「SFで綴る大林宣彦の愛の世界」だね。ここまで徹底してくれたら、むしろ清々しいな。6点(2004-04-02 00:35:52)(良:1票) 898. 新生 トイレの花子さん 怖くはないけど、子供さんが見る映画だし、まぁこんなもんかな、、、。最後の人形の顔はチャイルドプレイのチャッキーも顔負けの凄さでした。。5点(2004-04-01 22:43:24) 899. バーチャル・ウォーズ ヘッドホン、ヘッドマウントディスプレイ、データグローブ。これで視覚、聴覚、触覚が表現されるバーチャル世界。が、しかし、なにせ92年の映画だから、見てる世界が実にちゃちい。あれだとたぶんやってて酔っちゃいそうな気がする。それにしても、これをやって超能力を発揮するという展開がまさにキング原作らしいわけだが、少々強引な持って行き方に苦笑いさえ覚える。5点(2004-04-01 22:31:45) 900. ドラゴンヘッド この漫画、僕も大好きでして、これを映画にしたら面白いだろうなぁ、て思ってたんですよ。そしたらほんとに映画化されて。それで観てみたわけですが、、、、、。漫画の方は、もっともっと暗いんですよ。ほんと真っ暗な感じで。この映画だと、ずいぶんと画面が明るいでしょ。映画だからそうでもしないと映らないのかしりませんけど、これじゃあねぇ、あのダークな世界ってのがいまいち表現されてない気がするんですよね。それと人の登場の仕方も淡々としててね、もっとこう、登場の仕方に工夫がほしいですね。それと音楽。あんなダサイ音楽をベタつけるくらいなら、ないほうがいいと思うんですよね。その方がリアリティあって、緊迫感でると思うんだけどね。要するに、安易なセンチメンタルに走るんじゃなくて、もっと謎めいた中で探検して道を切り開いて行く、みたいなね、そういう風につくればもっとすごい作品になったと思うんだよなぁ。2時間じゃちょっと無理な気もするけど、3時間越えてもいいからそんな感じで作ってほしかった。あと、もっとグロいものを想像してたんだけど、そういうのもないよね。まぁ、映倫にひっかかっちゃうから、そういうのにも限界があるよね。まぁ、そうはいっても、CGはよく出来てたと思うし、SAYAKAも初めての映画出演だしね、泣いてばかりだったけど、初めてにしてはよくがんばりました、てことで大目に見ましょうよ。6点(2004-03-14 20:22:20)
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