みんなのシネマレビュー
_さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 554
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314
投稿日付順1234567891011121314
変更日付順1234567891011121314

1.  猫の恩返し 《ネタバレ》 どこぞのレッサーパンダが仁王立ちしただけで日本中で大騒ぎだったのに、猫が直立して喋るも殆ど動じない主人公・ハル。あまりにもヌルイ人物描写は一喝したい所。主人公はハルですが、結局物語の主役はバロンでした。…なのに、肝心のバロンについては殆どが客観描写で、“猫の事務所”の登場も脈略がない分不明瞭な印象。大体、これがTVスペシャルでなくて映画と云う所が頂けない。全体的な構成は大雑把で荒く仕上がりが悪い。ストーリーの展開も場当たり的で運良く回避して行くだけなので、こう…どこかやっつけ観が漂う。“猫の恩返し”が二重に掛かっている所は面白いなァ…とは思いましたが、如何せん上映時間が短くて肝心な所がみな省略されています。「耳をすませば」で際立ったバロンはキライじゃないので、もう少し時間を掛け個々のキャラクターに焦点を当てて、じっくり描いて欲しかった気はする。早く“脱・宮崎駿(氏)”を掲げて次世代ジブリ作品を確立しないと、この先が心配なスタジオ・ジブリ…(大丈夫か?)。ちなみに、「猫の国」に行った事がありますが、檻で囲まれたヘンな所に数匹の猫がうずくまっている辺鄙な場所でした。[地上波(字幕)] 2点(2005-08-27 12:51:13)

2.  ニルスのふしぎな旅 劇場版 《ネタバレ》 劇場版でありながら未公開となった作品。原作はセルマ・ラーゲルリョーブで、元はスウェーデンの地理を子供達に教える為に作った話で、主人公・ニルスの道徳的なエピソードや成長記は後付けである。テレビシリーズ全52話という、あれだけ長い冒険も僅か97分と1本で全て観れるのは良いが、それよりもテレビシリーズからの再編集やダイジェストというカタチではなく、新たに描き下ろした力作なだけに幻の映画となったのは実に惜しい。グラフィック面は古い作品でありながらも仕上がりが良く、ガンの群れなど、海外取材を敢行しただけあって動物の動作も細部にわたって丁寧に描かれているので評価したい。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-24 18:23:03)

3.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! “レイボーブリッジを封鎖する”…と言う、あたかもハリウッド並のダイナミック感溢れる副題で客を引き付けておいて、この陳腐な内容は一体なんなんですか…? 出だしは良かった…と言うか、出だしだけ。後は惰性で進むようなストーリーには辟易する…(苦)。観れば観る程あまりにも酷な内容はまるで拷問の様で、描きたい事は元からある「踊る」の構成のまんま基本は変わらず…と言った印象。無駄に長く、無駄につまらない。これならば余程ドラマSPの方が幾分かマシな気がする。“舞台に金を懸けただけ”が、如実に浮き彫りになった低レベルな作品。[地上波(字幕)] 2点(2005-08-24 12:20:34)

4.  ドラえもん のび太のワンニャン時空伝 《ネタバレ》 ボールを銜えて来るイチの姿にグッと来てしまい、果ては夢中になって行くアホな自分。ただし。唯一許せない事があるとしたら、それはイチをタイムマシンで捨てに行ってしまった事。猫は家に付き、犬は人に付くと言われている動物。都合が悪くなった時「後はキミ達で生きていくんだよ」と言う言葉は人間のエゴイズムを地で行くような展開で、いくら子供向きとは言え許せぬ表現だ。前作で圧倒的にリアリティに欠けたストーリーよりも、プロットがキチンと構成されていたせいか…、多少強引なフシはあるのだが最近のドラえもんシリーズにしてはそれなりに面白かった。本作で主要キャラの類事項はある意味お試し企画か? 新規声優陣に採用されたのはダク役の関智一のスネ夫のみ(ブルタローの江川央生も良かったと思う)。往年のベテラン声優陣が勇退と言う事で、この映画シリーズもついに最後となる。そういう意味では考え深気な作品になってしまった。[地上波(字幕)] 6点(2005-08-24 12:15:17)

5.  あずみ 《ネタバレ》 冷徹で感情を押し殺しそして人を斬る…それが“刺客”。故に、冷徹さをもって私情を挟むべからず…を描く点では、これが本当の刺客魂(?)なのか。個々の人間の心情を深く描かない分、キャラが無いに等しく…、存在意義はどうなのだろう。いやしかし、本当の刺客ならば“仲間を斬る”事よりも、“仲間と手を組む”方が使命を果たしやすいと思うのだが…? 悪く言えば“生きざま”では無く、“死にざま”を中心に描く人間模様の極端な対比…とも言うべきか。主人公の“生”と周りにある“死”を、これ見よがしに明暗をもって描く手法を取る…この作品の意図は分からない訳では無いのだが、あまりにも話が極端すぎて血腥い内容がなんとも言えない…。「必要以上の事をしてはならない」と劇中で言っている割に、必要以上の殺戮シーンはそれこそ不要にとも思える。個々のキャラが結構良い味を出しているから…と言うのもあるが、使い捨ての様に無駄死に終わらせる演出は評価しがたい。ちなみに、ラスト200人斬りのうち、半分ぐらいはあずみが殺った訳ではなく、味方同士の斬り合いで没…(その前に200人もいたか? いや、いないだろ)。[地上波(字幕)] 4点(2005-08-24 11:57:32)

6.  たそがれ清兵衛 何故、過去形にしてしまったのだろう…という印象で、終始、娘・以登(岸恵子)による“良き父の思い出”として語らせる演出は余計。現在進行形で進む映画のストーリーも、“語り”という手法で過去形によって話を進めれば進ませる程違和感を覚える。大体、娘の知らない所で父が何をしているか…だなんて、実際に見もしないで語っている時点でリアリティに欠け、虚構のストーリーだと浮き彫りにしているだけで興味が薄れる。ただ、日本の良き情景を背景にたった1人の侍の様を淡々と描く演出なり、独特な味わいがこの映画の特徴で良いと思う。6点(2004-10-10 15:24:25)(良:1票)

7.  丹下左膳(2004)<TVM> 《ネタバレ》 恥かしながら「丹下左膳シリーズ」を全く観た事が無い為、半ば強引にTVM版の方を鑑賞。シリーズの中で最高作品だと謳われる“百万両の壺”の話だと聞いて鑑賞したものの…、噂される程そう面白く感じなかったのは、TVM版だからなのか分からず…。さすが歌舞伎役者だけあって、序盤からの丹下左膳役の中村獅童の殺陣はTVMでは見応えがあって良かったとは思う。…ただ、相手役にともさかりえと言うのは、演技力があったとてそう魅力を感じないのが実の所。更に子役がクソ生意気でちっともかわいくない。それもこれも、オリジナルと比較すれば明確な違いが分かるかもしれませんね。ちなみに、エンディングロールで何故か浅草・花やしきの娯楽施設で楽しむシーンが極端に浮いており、折角の時代劇も締めが悪い観有り。6点(2004-10-10 01:28:25)

8.  RETURNER リターナー 個人的なジャンルの好みも手伝って意外にも面白かった。過去のご意見にもあった通り、“パクリ”と言うよりもオマージュ的な印象強し。大体、引用された一部の映画自体が日本のアニメやマンガをオマージュした経緯を考えれば、これぐらいどうって事はない(オマージュ返し)。…ただ、過去にヒットした映画の部分的な引用があまりにも多いと、新鮮さが薄れて逆に勿体無い感じがする。あの宇宙人のデザインもこの映画でなければ見られない…と言った独創的なものが欲しい(ちょっとE.T.は無いだろうに)。初めて観るような新鮮さが無いのと…、逆にこの映画独特なテーストの良さ(ちょっと憎めないものが有る)が相まって評価はどちらかに片寄ると変わるのだけど、個人的にはこの手の作風は嫌いではないのでプラス意見。本場ハリウッドと日本の製作環境がこれだけ違う中、何かと比較しがちな映画の相違に一点集中すると評価が下がるのも否めないが、まだまだ劣る日本のSF映画における製作力の低さとハリウッド並の制作費が得られぬ中で、ここまで頑張って創ったスタッフの試みは買いたいと思う。7点(2004-08-29 00:43:19)

9.  マルサの女 画にならないような職業に一点集中して描く作品も、伊丹風の独特な演出が見事に活かされた…言わずと知れた“女シリーズ”の傑作。のちに製作される飽きのくる女シリーズに比べ、構成・テンポともバツグンの作品で何度観ても面白く、センスが光ってます。俳優の演技だけ見ても、この作品に懸ける意気込みのようなものが伝わって来て、作品の初めから終わりまで実に見応えは有る。当時でも横行していた脱税事件の背景も、ドキュメントを視るかのような展開をもってする描き方は本当に素晴らしい。8点(2004-08-27 03:08:57)

10.  宇宙戦艦ヤマト とりあえず懐かしい作品。あの頃はメインイベントである波動砲が観たくて急いで家に帰ったものです。そもそも一体なんの為にイスカンダルへ向かうのか…なんて、当時は幼かった為気にせず観ていたので、再見するとちょっとツッコミたくなる個々の設定(コスモクリーナーの設計図を送ってくれた方が早いような気が)。そんな作品も、再編集とは言え懐かしい劇場版。再編でもキレイに繋がっている良い部分と、継ぎ目をナレーションで誤魔化す悪い部分が混在していて、評価はかなり微妙。毎週時間に追われて描くTVアニメと、劇場用に新たに1から全て描き起こすのとはまるで意味が違う。このセルの枚数にして、描画の雑な創りは当時の味があって悪くないのですが、やはり当時の映画における標準枚数に比べると圧倒的に低いレベル。5点(2004-08-17 02:27:25)

11.  アラビアンナイト シンドバッドの冒険 東映による千夜一夜物語の抜粋アニメ化。「西遊記」と同じく手塚治虫先生による脚本で、東映らしいこの頃の独特な絵柄と表現方法は実に興味深い。ただ、哀しいかな…、「西遊記」などの東映作品に比べるとこれと言って特別心に残る名シーンが無い。この頃にしてかなり無難な作品。もう少し、東映らしい脚色も欲しい所でしょうか。「東映が良い子に送る…!」と言うキャッチフレーズの通りお子様向な内容ですね(…と言っても現代のお子様は喜びませんね、きっと)。唯一、個性的なアリーのキャラクターは良く、更に声の担当があの黒柳徹子とは…いやビックリ。ちなみに、同じくアラビアンナイトの作品違い・ディズニー作「アラジン」が、本作を参考したのでは…と思える一部のキャラクター描写などが微妙に酷似しているのは気のせいでしょうか。5点(2004-08-15 15:24:26)

12.  それいけ!アンパンマン ルビーの願い 久し振りに観たアンパンマンシリーズ。さすが野沢雅子を慕うだけの事はありますな、工藤静香のルビー役。敢えて、どのキャラクターの声をやるか事前に調べずに観たら、これが結構分かりませんでした(汗)。ちょっと下手だがちゃんと声を作っていたので、さほど違和感はなく観れたのは意外。ありがちなキャラクターの成長と友情を、恥ずかしい程に描いているのでお子様にはピッタリな作品。 …しかし、観る度に思う。まさかチーズ(山寺宏一)とメロンパンナちゃん(かないみか)が結婚するとは思いませんでした(笑)。5点(2004-08-01 01:42:05)

13.  トゥームレイダー 《ネタバレ》 ゲーム制作者は、日本だけ本作ゲームが売れない事に首を傾げているようで、斯く言う私も店のデモ版を少しプレイした程。ヨーロッパでは難易度の高さとこの手のキャラクターが人気らしいのですが、アクションゲームが苦手な上、美形を好む日本人には合わないのでしょう。そんな海外の人気ゲームの映画化も、個人的にはあまり面白く感じませんでした。40分頃からパパのお手紙で急に発生する様な後半のストーリーは、前半とのバランスが悪く、簡略化されたセリフで全体的なストーリーが掴めない。せめて、起承転結となる基本のストーリーが見えればもう少し楽しめたかも。唯一の見せ場でもある、ゲームの特徴を掴む為のアクションも後半に失速。ショボショボのCGも一喝したい所。ゲームは1プレイでララ・クロフトが活躍する訳で…、故になんの助けもナシに全てを敵にまわし、2丁拳銃を武器に1人でテキパキとなんでもこなしちゃうゲームをまんま映画にしても、正直あまり魅力を感じないんですよね。※ちなみに、アンジェリーナ・ジョリーの顔から釈由美子の声が出ると言う…摩訶不思議な現象が…。フジテレビはディズニーか何かと勘違いしてるのでは…。普通に声優を選択していただきたいもの。3点(2004-06-27 00:27:04)(笑:1票) (良:1票)

14.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 日本人であれば誰もが感じるであろう矛盾で、指摘すればキリがないりのでしょうが、それにしてもサムライが列車を襲う…と言うのは、サムライをインディアンか何かと勘違いしてるのでは…と、アメリカ人の日本への認識のアマさを思わず疑ってしまう。アメリカ人には、サムライをインディアンのレトリックに置き換えた方が伝わりやすいからそうした設定にしたのでしょうが、一緒にするな!…と言いたい。所詮は歴史の無い国が憧れだけで創った映画に過ぎません。たかだか200年余の歴史しか持たないアメリカが創ったとて、主人公になんの葛藤も持たせないまま安易に和の心を理解させてしまうのはいかがなものか。「切腹」の映画が公開された頃、やはり非人道的に捉えた外国人はなかなか理解できなかったもの。目の前で繰り広げられる殺生を行うサムライの姿に、そんなにカンタンに理解出来るものなのか…疑問。全く意味の無い死を並べ立てて、これが“武士道”だ!…と言われても、サムライが単に野蛮で非人道的な人種にしか見えません。何度かのチャンバラで真田広之扮する氏尾がネイサン・オールグレン(トム・クルーズ)に唾吐き・足蹴りは、些か“武士道”に反するのでは?…と失笑。こうした矛盾で、やたらに連発される“武士道”が一人歩きし過ぎて、一体何がそうで何がそうでないのか…と言う事を、正しくキチンと伝え切れていないようにも思える。同時にここまで“武士道”を考える契機になった意味では本作の貢献度は高いかもしれないが、個人的にはあまり評価したくない映画。例のクライマックスの軍隊VSサムライの異様な光景にはただ閉口。ラストで、何故かネイサン・オールグレンだけになかなか弾が当たらない…と言うのが是また不思議で、そのアメリカ人がたった1人だけ生き残る…だなんて、どこまでもご都合主義な展開に一気に興醒め。ラストで、日本人から何故“武士道”が失われたのか…と、アメリカ人に言われるまで落ちた日本文化。大体、日本に西洋文化を持ち込み失わさせたアンタに言われる筋合いは無い! 個人的にはご贔屓な役者陣がハリウッド作品で演じる…と言うだけで高評価にしてしまいそうですが、それのみで評価するのは武士道ならぬ映画道に反する気もするので、あくまでも作品の陳腐で浅い内容に客観的な評価と言う事で採点。3点(2004-06-23 18:59:30)(良:7票)

15.  キューティーハニーF 確か「セーラームーン」の後番アニメがこのTVシリーズだったと思いますが、時代が早すぎた(?)せいかイマイチ人気は有りませんでしたね。最大の欠点は“キューティハニー”にして、ちっともセクシーではない所…でしょうか(苦笑)。2代目ハニーは可愛いけどセクシーではないんですよね。キャラ描写がセーラームーンに寄っているせいかもしれませんが、いくらなんでも清潔感が有り過ぎる。初代ハニーのビリビリに破れて露出する肌のチラリズムに心踊った…あの頃のワクワク感はいずこへ…? 当たり前ですが、ハニーはやはり増山江威子に限る!…って事ですな。肝心の映画は、38分と激短編に序盤のカーチェイスからクライマックスまで無理矢理詰め込んだ話なので、とにかくテンポが早すぎてあれよあれよと言う間に終わってしまった感じでした。1点(2004-06-22 01:59:06)

16.  ドラえもん のび太のドラビアンナイト 話運びはやはり藤子先生の原作なので悪くはないが…正直面白くはない。架空と現実の設定で表現したい事は分かるのだが、ヘンにキャラが納得して解決するのはいただけません。静香が奴隷で…と言う設定は女性に乱暴をしてはいけないと言うイスラムの教えを全く理解していない証拠。絵本が燃やされ行き場を失わせて興味を引かせる藤子先生のストーリー創りはさすがに感心しますが、現実世界と絵本の世界が繋がっている…と言われてもどうも納得がいきません。2点(2004-06-22 01:58:30)

17.  千年女優 “千年”と言う想いの時を、アクトレスを通して描かれる女性の心理描写も、不思議とトリップ感漂うイメージを鑑賞者に与える。素晴らしいまでにハイクオリティな個々の描写は、細部までキチンと丁寧に作られており、そういう意味では実に見応えがあります。“過去の出来事が走馬灯のように過る”と言うが、まさにそれ。目紛しく変化する舞台と状況にやや戸惑いましたが、それもこれもクオリティの高さは一目置きたい。たった一言で通してしまいそうになる言葉だけで、これだけ長時間を掛けて表現する奥深さはそれだけで独特なアニメーションの様に感じる。女性の生きた証のようなものを一定の時間でレトリック化した表現は面白い。7点(2004-04-19 00:54:39)

18.  名探偵コナン 迷宮の十字路 バイクのアクションシーンと、極度に落ちるセルの枚数の継ぎ目でアラが目立つ作品。ただの観光アニメならば余程スペシャル版の方が良質。主人公を喰う準キャラ・平次が目立つストーリーもひたすら単調で、TVシリーズでも通じるようなありがちな進行。折角の新一登場も、カットが欲しいだけの演出で期待ハズレ(苦)。ここまで来ると、謎解きも犯人探しもどうでも良くなってしまいます。結局、平次の初恋の相手は…のオチがあまりにもベタ過ぎて観ているこちらが恥ずかしい。 1点(2004-04-17 17:44:19)《改行有》

19.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード 《ネタバレ》 まさか栄光の“ヤキニクロード”の先にあるものが熱海とは…(笑)。熱海を良く知る者として、見慣れた景色の数々に複雑な思いで観てしまいました。背景は実に良く描かれていて細かく丁寧な描写。熱海ビーチラインから熱海サンビーチ・渚町・和田浜南町を目の前にして「おおッ、熱海だ!」を連呼してしまいました。しかも、敵のアジトがアタミロープウェイの上にあったとは、知りませんでした…笑(確かあの上は“秘宝館”だったような)。ストーリー的にはめちゃくちゃで前作・前々作を真っ向から裏切る(?)ような内容。熱海を目指すその目的の理由になんの脈略も無く、ただ突っ走るストーリーは正直面白くなかったですね…(苦)。しかし、ヘンな所で凝ってる演出の多々。埼玉の(?)“タマちゃん”登場で、こおろぎさとみさんの配役とは…。「少年アシベ」でゴマちゃんを演じたパロディでしょうが、そんなものは普通では分かりませんよね。肝心の映画の方は、全くの菜食主義にて焼肉がキライな自分にはなんの感情移入も出来ずに終わってしまった。BSEの牛肉問題と衰退する熱海の合わせ技で、貢献度は大きいかも…?3点(2004-04-12 23:59:03)

20.  ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY 映画公開翌年に放送されたTVドラマ「STAND UP!!」は本作が原型ですかねぇ。地区限定の舞台を主体に描く青春モノでも、独特でユニークな演出はドラマと同様、堤幸彦監督らしい所。中だるみはあるものの、“嵐”5人の個性を上手に引き出した意味では好感が持てる。ただ、「STAND UP!!」を先に観賞してしまえばドラマと映画の境界線が薄れ、これならばドラマスペシャルでも十分なのでは…と言う印象強し。一貫して“アイドル映画”の中では良作で、シリーズ2作の製作も聞けば頷けます。5点(2004-04-12 20:39:03)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS