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2. 借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 実は床下には小人が住んでいて、人間の物を借りながら暮らしている・・・。おもしろそうな話だと思って、娘と楽しみに映画館へ。でも残念ながら期待にはこたえてもらえなかったというのが正直な感想。それどころか不快ですらある場面がちらほら。なぜお手伝いのハルさんはあんなにも小人捕獲に必死なのか。ちょっとおぞましさすら感じる執着心で、話の流れの中ではそれがあまりに唐突すぎて説得力がない。あと、ショウがアリエッティに「君たちは滅び行く種族なんだ」と話すシーン。不愉快すぎてたぶん私の眉毛はつり上がっていたんじゃないかと思う。あんなこと言わせる必要があったのか?そんなこと言われて2人の間にはたして友情など成立するかね?そして全編を通して私の頭を離れなかった事。「借りる」っていうのはあとで「返す」ってことだよね?これは完全に失敬しているわけだから、「借りぐらし」じゃないよなー。ひねくれた考え方でしょうか?でも、こういう矛盾点が気にならないのが「いい映画」。気になったら終わりです。[映画館(邦画)] 5点(2010-08-30 13:25:40)(良:1票) 3. 崖の上のポニョ とにかく深く考えない方がいい。どんなメッセージを伝えたかったのかとか何に対する警鐘なのかとか、考えて観るべき映画ではなく、もっと直感的に楽しめる映画かどうかが大事なのでは。子供達も最後まで飽きずに観ることが出来た。そこのところが大事だと思う。「おもしろかったね!」という思いが残れば、そこから子供も大人も、何らかのメッセージを受け取ったことになるだろう。ただ、タレントを起用するのをもうそろそろやめていただきたい。別にタレントのネームバリューに頼らなくても、宮崎アニメならちゃんとお客さんは集まるでしょう。[映画館(邦画)] 7点(2008-07-28 11:50:15) 4. あの空をおぼえてる 《ネタバレ》 とにかく、泣いた。鼻水まで垂らして。私自身女の子と男の子の母親なので、こんな話、もうたまりませんわ。「主演・竹野内豊」だけど、本当の主演はお兄ちゃんですね。とにかく子役達の演技力は素晴らしかった。個人的にはお兄ちゃんの友達の男の子が特に気に入りました。娘を失った後の暗~い家族との対比をハッキリさせるためか、生前の家族の明るさとか賑やかさが露骨すぎて、かえって不自然に感じたし、妹の明るく元気なキャラも、やりすぎの感じがしたな。あそこまでやられるとちょっと引く。作品としてのクオリティはまぁともかく、泣きたい人は見てください。とりあえず、見終わった後、自分の子供達を抱きしめたくなる映画であることは確かです。[映画館(邦画)] 7点(2008-05-11 22:46:45) 5. 笑の大学 まず大問題なのが、稲垣クンの演技力。みなさんおっしゃる通り、役所広司との差がありすぎです。彼でなかったらもう少し面白くなってたかも。ある意味もっと大問題なのが、リアリティがないこと。今まで一度も笑ったことのない堅物の検閲官が、生まれて初めて大ウケしたのがあれですか。ああいうしらじらしさって、映画では超シラけません?「ラヂオの時間」では、舞台劇っぽさが三谷映画の味だと思ったけど、これは映画にしない方が良かったと思う。映画にするならあの喜劇の台本をもっと面白くしてくれなきゃ。[DVD(字幕)] 5点(2006-02-09 22:11:00) 6. ラヂオの時間 んなバカな。と思いながらも、笑ってしまいました。いいじゃないですか、こういう映画があっても。別に、こうじゃなきゃ映画はいけないっていう決まりなんてないでしょ。それぞれの監督にそれぞれの味があるのであって、三谷幸喜は舞台畑の人だから、「演劇っぽい映画」が彼の味。なんにせよ、これだけたくさんの有名どころの俳優使って、それぞれの魅力を十分に描けるっていうのは、スバラシイ才能だと思いました。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-31 12:38:29)
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