みんなのシネマレビュー |
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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. デッドマン(1995) 主演ジョニー・デップがそもそも失敗。ジム・ジャームッシュの場合、癖のある役者を撮らせたら、それこそ水を得た魚のように無限な広がりをみせるのだが、今作みたいに内容により人物像を浮きぼらせる展開には向いていないように思える。というのも、彼の作品は内容うんぬんではなく、デティールにこだわった人物描写が素晴らしいのである。好きな監督で10点を2作もつけているが、今作は彼特有の空間、沈黙を楽しむには至らない。最後にニール・ヤングによる即興のギタープレイは圧巻だった。2点(2003-03-26 15:53:54) 3. スモーク(1995) オーギー役のハーベイ・カイテルに尽きる。毎日、同じ場所、同じ時間に写真を撮ると言ったエピソードも素晴らしいが、タバコ屋主人が適役!ストーリも5つの嘘を絡めたエピソードを軸に、最後の絶品クリスマスストーリーへと続く展開が素晴らしい。10点(2003-02-08 11:31:55) 4. ナイト・オン・ザ・プラネット オムニバス形式のため、それぞれで評価が分かれるが、ロサンゼルス編はウィノナ・ライダー のませたところに惹かれ、ニューヨーク編はタクシードライバーと客の絶妙なコンビネーションで笑え、パリ編は盲人が一泡吹かせてスッとする。ローマのロベルト・ベニーニ のワンマンショウ以外は素晴らしい出来、ジム・ジャームッシュの代表作でしょう。9点(2003-01-02 10:29:33)
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