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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. CASSHERN 悪評高いこの作品を怖いもの見たさでみてみました。確かにひどい。作品の出来以前に、もしかしたら監督さんはキャシャーンの最も大切な、本質というべき部分を知らないのか理解できていないのではないかと不安になりました(というか、オリジナルを見たことがない?)。私が言うまでもないのですが、キャシャーンは「たった一つの命を捨てて」なんですよ。自ら命を捨てたのです。もう戻れないのです。そして、終わりの歌の歌詞にあるように「夢も希望も全てを捨てて、戦う為に生きていく」のです。ヒーロー史上、最も過酷で悲惨な主人公であることは間違いないでしょう。新造人間になることを自ら選択したところから、「キャシャーン」という物語が始まります。究極の選択をしたキャシャーンの内面をどう描くかが「キャシャーン」というテーマなのではないのか? (そのキャシャーンを見守るルナ、ああ、もうそれだけで涙がとまらないカモ。) ということで、見事にキャシャーンを冒涜してくれました。このストーリーならばキャシャーンである必要がありません。別の何かであれば3~4点くらいあげても良かった。もう、本当に0点。初めての0点を献上します。残念です。[ビデオ(吹替)] 0点(2005-05-03 21:18:36)(良:3票) 2. ハウルの動く城 《ネタバレ》 まさに5点「可も不可もなくってとこ。(中略)ビデオでも良い感じ。」です。キャラクターはかわいいく、映像はきれいですが、それだけ。1回見れば2回目は見ないでしょう。キムタクの声はシャーアズナブルそっくりで(ガンダムでも見て練習したのか?)オリジナルを感じません。また「どうでしょう」の大泉洋は2回目の抜擢でしたが今回はがっかり。どなたかも書いていましたがそもそもカカシは存在の意味なし。全般的に千と千尋で気になった人物描写不足がより今回も悪化の一途をたどっています。もう「宮崎」はだめなのかしらん。それからどうでもいいことですがハウルの城の上層部に短口径の砲がついていますが、あれははりぼてでした。ゴロンと取れたときは笑ってしまいました。5点(2004-11-23 16:55:39) 3. いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 日本映画は失望する(というか呆れる)ことが多く、どうしても食わず嫌なのですが、久々に、それも映画館でみてきました。前評判どおり、かつストーリーをすべて知っていたのですが、なかなかでした。いや、むしろ数日経過した今でもシーンを思い出すくらいなので、低調な邦画のなかでは出色、名作といっていいかもしれません。さて、ストーリーは最近流行の純愛もので、個人的にはイマイチだと思う部分もあるのですが、映像、特に背景が美しくてまさに映画館で見てもらいたい作品ですね。信州松本周辺が舞台で、私もこの土地で2年間でしたが人生の多感な時期を失望と不安とあせりの気持ちで過ごした特別の思い出があり、なおさら感慨深いものがありました。ああ、そうか・・・主人公の二人は、信州と東京の遠距離恋愛だったんですね。うーん、自分の心の奥底に眠っている青春時代のキズが疼きはじめました。。。。(映画のコメントになっていませんね。悪しからず。DVDでたら買おうっと。)8点(2004-11-18 23:19:54) 4. 壬生義士伝 《ネタバレ》 「たそがれ」とこれを連続でみてしまいました。一言でいうと「たそがれ」がNHKの2時間ドラマで「壬生」がフジ(かな?)の正月時代劇という感じ。どちらもそれよりは秀作ですけどね。個人的には「壬生」の方が良かったので、投稿する気になりました。さて、「壬生」ですが他の方もかいていますように時間配分が下手でラストだらけてます。鳥羽伏見の戦いのあと、藩邸で切腹直前のシーンまでは○(マル)。切腹直前はもっとシーンを詰め、ラストはさらに短くして2時間に納めればよかったのに残念。また、私も新撰組の衣装は青白がいいなー。中井貴一はいい感じで、中井だと途中思わなくなるくらいで大変良かった。「斎藤」はどうしても佐藤が演じているイメージで中井に敵わず。なお、沖田のニヤケ顔が印象的。こんな沖田の描き方は今まで無かったのではないかな。まあ、課題は多いけど、日本映画に頑張ってもらいたいので、奮発してご祝儀で7点つけちゃおう!!7点(2004-03-09 00:50:05) 5. イノセンス 《ネタバレ》 初日の初回に早速見てきてしまいました。しかし・・・うーん・・・。他の方もおっしゃっておられるように、「背景」は綺麗で凄いですが、内容は平凡ですね。30分ものスペシャル1時間版って感じかなぁ。明らかに前作の方が何倍もインパクトあります。前作は見終わったあと、いろいろ考えさせられてしまったのですが、今回は「あー面白かった。さてと、昼飯でも食うか・・・」と頭が簡単に切り替わり、内容忘れてしまいます。その程度でした、残念ながら。。。難解なセリフは、残作では意味があったのですが今回はコケオドシに終始しています。6点(2004-03-06 20:52:58) 6. ラスト サムライ 《ネタバレ》 皆さんの評価が高いので、年末(31日)に時間作って映画館に見に行きました。映画館は結構空いていて、ありゃりゃ意外という感じでした。さて、映画の内容は、最低ですね。武士道とか名誉とかという言葉が物凄く安っぽく使われてます。設定がおかしいとかどうのこうの言うレベルにも満たないです。音響は派手でババーンとずーといいぱなし。寝にくかったです。あまりに暇なので、スクリーンのキズ探しをずーとしていました。また、我家のプロジェクターの色調整のためにいろいろ色の発色のしかたとか観察したりして・・・とか。実質3点なんだけど、上演時間が結構長くて苦痛だったのと時計ばかり見て奥さんに叱られ、夫婦不仲になったので更に1点減点で2点。2点(2003-12-31 21:25:46)(笑:2票) (良:3票) 7. オーガズモ B級(C級?)の良品と思います。私はこの作品と処刑人(特にデフォー)とギャラクシークエスト(これはなんと言ってもシガニーウィバー)はB級3傑ではないかと思っているのだが・・・・なんか投稿少ない。7点(2003-12-31 01:42:44) 8. WXIII 機動警察パトレイバー 結構面白かったのだが・・・。たしかにパトレーバーは刺身のツマ。 5点(2003-01-02 13:32:35) 9. GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 ブレードランナーの影響を強く感じますが、これはこれでよかったです。見終わったあといろいろ考えこみますよ。特に、自分を自分たらしめているのは「記憶」である、っていうのがよかった。ブレードランナーのレイチェルの涙の意味が改めてわかります。SF好きの人、特に「おたく系の人(いい意味で使用。自分もそうだから)」は絶対に見てください。8点(2003-01-02 12:44:57) 10. 老人Z 前半30分がなんかもうひとつ。いわゆるつかみでは失敗している。しかし途中から怒涛の展開になります。正直面白かった。主人公がタフでいい感じでした。まさに「まんが」です。7点(2003-01-02 12:26:57) 11. 戦国自衛隊 この映画、結構好きなんです。(以下ネタばれ)途中、女性に対する陵辱のシーンは大変不快で、演出や展開も「そうかなー」と違和感ばかりで、映画自体のクオリティは劣悪であることは間違いないのです。しかし、強引にストーリーをひっぱてしまうところとか、まさに角川映画全盛期の勢いを感じます。そしてなにより音楽が良いです。「ララバイオブユー」「スクリーンに雨が降る」とかいい感じです。(CDないのかな・・・) 夏八木の長尾影虎がこれまたいい感じです。当時、同時期に影武者を上映していましたが、先に戦国自衛隊を見てしまい、影武者の印象が大変薄くなってしまったのを覚えてます。「サン、ゴーズ ダウン♪~」とBGMが流れるなか、武田騎馬隊VS自衛隊の激突シーン。まさに映像美!! まあ、見てみてください。6点(2002-10-17 02:25:10) 12. メンフィス・ベル(1990) B-17は大嫌いなのですが、そんな気持ちとは別に見入ってしましました。出撃した後、道半ばで護衛戦闘機が引き上げ、搭乗員が「おいおいもう帰るのか」と心細くなるシーン、そして各機が肩寄い密集隊形をとるが敵迎撃機の襲撃で、死に物狂いの防御弾幕むなしく次々と撃墜されていく・・・戦争って悲惨です。特に腹部の球形銃座(死亡率が高し。この銃座からは逃げられない)が攻撃にさらされるところなんかは、一兵卒って本当に悲惨だなーと実感します。ちなみに確かB24の例ですが2万機(!!)近く生産され、欧州だけで連合軍搭乗員10万人!もの死傷者が出たんだそうです。(映画のコメントになってなくてすみません)7点(2002-07-02 05:22:10) 13. スパイ・ゲーム(2001) なんか、みんな甘すぎます。絶対値ではこの程度でしょう。まさにビデオで十分。レッドフォードはまあまあですが、ブラピはよくこんな中途半端な脇役に出たなーって感じです。「リバーランス」で美形役は大嫌いと言ってたけど、レッドフォードは嫌いじゃなかんだ。しかし、冷戦が終わって以来、ほんとにスパイものはピリッとしませんね。東洋人が敵になる場合が多いですが、東洋人をまともに描けていないので単なるエイリアンでしかなく、違和感強いです。パールハーバーなんか、最悪でしたね。5点(2002-01-12 00:14:00)
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