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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 大停電の夜に なんとなくわたせせいぞうの「ハートカクテル」を連想させる、スマートなんだかキザなんだかのお話。共通して言えるのは、とことん飾ればそれはそれでいいっちゅう事。さて、今のうちにろうそくの買い溜めでもしておきますか。[DVD(邦画)] 6点(2006-08-31 20:36:53) 2. 時をかける少女(2006) 興行収入が少なかろうと、凝ったCGがなかろうと、全米が震えなかろうと素晴らしいものは素晴らしい。タイムループは出来なかったけれど、自分も確かに泣いて、笑って駈けてきたあの頃の一ページが否応なしに思い出された。また、声優陣も見事なまでにキャラクターと一心同体となっていて、その場その場の心模様が手に取るようにひしひしと伝わってきた。 人は皆、現在を積み重ねて生きている。楽しいことも、苦しいことも、悲しいこともその全てを受け止めて明日に向かって歩いている。大人社会にまみれ、どこかひねくれたかけた自分にとって、主人公のひたむきな純粋さ、真っ直ぐさがとても輝いて見えたのと同時にとても羨ましくもなった。 ルパン三世「カリオストロの城」の感動から十数年、このレビューで10点をつけられる映画にはもう出会わないかも・・・と思っていたが、奇しくも同じアニメであの時と同じような「爽やかな感動」を今日、得ることが出来た。人それぞれ好みはあるでしょうが、もっとたくさんの人にこの映画を観てもらいたい。きっと「来てよかった」と思ってもらえると確信できる、そんな作品です。[映画館(邦画)] 10点(2006-08-17 18:58:25)(良:2票) 《改行有》 3. ハウルの動く城 自分が邦画の最高傑作と信じて疑わない「カリオストロの城」からもう何年になるのでしょう。まだ宮崎アニメのブランドが確立されていないあの頃の作品には「夢」と「作り手の意欲」が凝縮されていました。しかし、世界から高い評価を得た今、彼らの目指すべきところは違ってきたようです。宮崎アニメに右脳はいらない。素直に、単純にその世界へ飛び込んで主人公達と一緒に冒険できる、そんなところが好きだった。なぜ、ジブリアニメに右脳を求めるのか?複雑、曖昧なストーリーなどいらない。はっきり言って駄作です。[DVD(邦画)] 2点(2006-04-22 00:42:37) 4. 変身(2005) 正直期待が大きかっただけに、作りが雑だった印象は否めない。途中で感じた「なぜ?」「どうして?」の疑問も解明されないまま終わった箇所があった。 東野圭吾の作品は原作があまりに緻密に練られているため、どうしても時間の制限がある映像では表現しきれない部分もあるのだろう。しかし、原作ではもっと丁重に描かれていたであろう各場面のキーワードや物語の軸が何の前触れもなく次々と出すぎてしまい、物語への興味を失わせたことは事実である。見る側のハードルが高いだけに製作スタッフにはもう少し頑張って欲しかった。 とはいえ、一般の邦画に入れば一応合格点なのだろう。単純なラブストーリーではなく、どうあれば人は「生きている」ことになるのだろう?命があることが生きることなのか?自分の存在意義ってなんだろう?どんな自分であろうともそれを必要とくれる相手にどう答えていくことが正しいのだろう?など様々な事を考えさせられ。そして、ラストの純一の決断にはある程度予想していたとはいえあまりに切なく思わずホロっと来てしまった。どこかの中心で愛を叫んだり、会いに行ってるのとは題材の奥深さ、レベルが違う。それだけにくどいようだがもっと物語の本質を忠実に捉えて欲しかったのだ。 自分はたまたま「変身」の原作をまだ読んでいない。多分、原作を読んでしまえばきっとこの点数は半分以下になってしまうだろう。それは映画を見終わった今、確信をもって言える。東野作品のファンの人ならばきっとこの感覚を理解してくれると思います。[映画館(字幕)] 6点(2005-11-20 00:05:55)《改行有》 5. レイクサイド マーダーケース 自分は子供の頃勉強した記憶もなければ、今子供がいるわけでもない。でも、なんかよく分かる気がする。正義ってなに?真実ってなに?って、友達夫婦全てに見せたくなりました。親は子供の為なら鬼にも蛇にでもなるんでしょうね・・・。社会なんて正しいことも間違っていることも紙一重。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-05 01:05:15)(良:1票) 6. いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 容姿端麗、ついでにお金持ちなどといった女性に心底惹かれないのと同じように(同じか?)全ての面で泣かせる要素が揃いすぎの感のあるこの映画は、逆にその裏のさあ泣かせてあげよう的な部分がどうしても見え隠れしてしまってドップリはまれなかった。ストーリーも良く練られていると思うが、練りすぎた部分の不自然さや、ちょっと急展開な二人の恋愛進展にも?。ラストの回想シーンである程度辻褄が合うとはいってもちょっと強引な気がして・・・。 決して涙腺に来なかった訳じゃないけど、自分はなにげない台詞やシーンにグッと来てしまう方なので、結局一番泣けたのは澪が自分の日記を読んでしまったあと、佑司に料理や洗濯を教えている場面。巧を、佑司を想う心には思わずホロリ。 あと先生役のYOUはハマリ役。あんな先生いたよなーと思わず自分の小学生時代を思い出した。 でも、一番しっくり来ないのがこんな感想を持ってしまった自分。「いま、会い(愛)にゆき(生き)・・・てません」(涙)[DVD(字幕)] 6点(2005-06-17 00:29:22)《改行有》 7. 下妻物語 いやいやなんともおバカな映画(いや漫画か?)です。でもなんかとってもいい感じです。豪華なチョイ役キャスト陣も味がありますがなんといっても土屋アンナの熱演!! ものごっつ好感もてたしメッチャ魅力的です。対照的に深キョン、もちっとガンバロな。6点(2005-02-16 00:18:18) 8. ビー・バップ・ハイスクール(1985) 映画で見たのは小学校5年の時 ビデオで見たのは2年ほど前 15年の時を経てなぜか同じように笑えた。ん?もしかして名作?6点(2004-06-30 03:22:54) 9. g@me.(2003) あらら意外に面白い。原作は読んでないから比較は出来ないけど充分楽しめました。めまぐるしく進むストーリーもおおむね○。もっと緻密にって思う人がいるかもしれないけど、スピード感があったほうが引き込まれるしね。自分もTVゲームばっか没頭しないでこんなg@me.をしたいです。誰か誘拐されたい人いませんか?8点(2004-06-30 02:52:40) 10. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 踊る大捜査線チームに告ぐ 君たちは完全に包囲されている!もう映画にするのは諦めて大人しく2時間ドラマに戻りなさい。田舎のお母さんもマンネリだって泣いてたぞ!2点(2004-06-30 02:31:04)(笑:2票) 11. ドラえもん のび太の宇宙小戦争 傑作揃いといわれる初期のドラ映画(のび太の恐竜~鉄人兵団頃まででしょうか)の時代に自分は丁度小学生低学年から中学生だった。「たかがドラえもん」とあなどるなかれ、作品ひとつひとつのテーマを解りやすく、なおかつ楽しくメッセージとして伝えてくれるストーリー構成は今考えても素直に凄いと感心する。自分は中期~現在のドラ映画は見ていませんが、皆さんのレビューを見ると残念ながら非常にレベルダウンをしているようで、そう考えると自分はいい時代にドラえもんと巡り会えていたなと・・・。初期の映画は全て見た自分にとっては、各作品思い出深く、傑作ばかりなのでこの点数は「のび太の宇宙小戦争」にではなく、初期のドラ映画全てに捧げようと思う9点(2004-03-01 01:53:15) 12. 失楽園 なぜだ?なぜ黒木瞳のおっ○いが見れるのにみんなこんなに点数が低いんだ?自分はストーリーそっちのけ(ほぼ早送り)で、黒木瞳の濡れ場をそれこそTVに穴が開く程見入りました。そしてその結果は・・・ 自分の過大な期待を裏切りました。てなわけで1点です1点(2004-02-27 22:48:52) 13. 八つ墓村(1996) 石坂金田一シリーズにあったおどろおどろしさ、不気味さが全く感じられませんでした。トヨエツも頑張ってはいるんだろうけどいかんせん違和感が拭いきれず、仕草の一つ一つに突っ込みを入れまっくてしまいました。市川監督もこれまでか・・・2点(2004-02-27 22:33:06) 14. 天空の城ラピュタ もう語り尽くされていて、今さら書き込むことはないですが、いい歳になった今でも「こんな冒険してみたいなぁ」と恥ずかしげもなくロマンチックな気分にさせてくれる傑作です。宮崎アニメでは「カリオストロ」の次に好き。7点(2004-02-27 22:23:44) 15. 刑事物語3 潮騒の詩 このシリーズは好きなんだけど、この作品から「あれ」って思うシーンが増えました。1・2に比べると見終わった後いまいち消化不良な感覚が残ったのを覚えていますが、沢口靖子はデビュー作にしては良かったと思います。5点(2004-02-27 22:15:33) 16. 刑事物語2 りんごの詩 素直に泣けます。初めて見たときは大泣きでした。皆さん書かれていると思いますがラストシーンは必見です。やっぱり男は強くなくちゃあいけないと子供心に純粋に響きました。 9点(2004-02-27 22:08:24)《改行有》 17. 刑事物語 いやー泥臭い!しかし何ででしょう?もうかれこれ3回くらい観てしまいました。そして3回ともなぜかジーンとしてしまいます。このシリーズの武田鉄也はくやしいがかっこいいです。7点(2004-02-27 22:02:06) 18. 砂の器 野村芳太郎監督の松本清張シリーズはみんな完成度が高いです。特に人物描写に関しては右に出るものはないんじゃないでしょうか?あとは中居がこの作品のイメージを落とさないか心配。6点(2004-01-26 20:45:35) 19. TRICK トリック 劇場版 ドラマはある程度面白かったがこれはさすがに・・・。この程度の内容だったらTVのスペシャル版で充分だし、実際映画に対する作り手の意欲がまるっきり感じられない。「ケイゾク」しかりこの作品しかり・・・。堤を筆頭にスタッフ全員、映画をなめるな。3点(2004-01-25 23:25:58) 20. 鉄道員(ぽっぽや)(1999) 高倉健の存在感のみでなりたっている映画ではあるが、その演技からは不器用な男の心の葛藤、もの哀しさが充分に伝わってくる。ただ、物語的にはあまりに淡々と進みすぎてちょっと退屈。5点(2003-12-10 09:13:35)
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